これは第二部第7章のネタバレを含んでいます。
公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください。
ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。
FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。
以上、宜しくお願い致します。
ダ・ヴィンチ:す、すごい・・・あれが戦いなのかい?あまりに一方的だ
シオン:戦い?あれは戦いじゃないですね…一種の弱い者イジメに近い・・・
ミスト:終わりだ、ORT・・・
ビックバン・・・
ORT:!?
ムニエル:やったぞ!ORT消滅!
ダ・ヴィンチ:さすが、ミストだ!
トリスメギストスⅡ:この場からの退避を推奨。ORT再構築されます
全員:!?
ミスト:・・・は?オマエ、不死身か?
ORT:・・・・・・
ムニエル:ORT!攻撃を開始!ストーム・ボーダー損傷拡大!!

ムニエル:イオン化した粒子を放出・・・これは太陽風だ!この至近距離じゃ躱すことも防ぐこともできない!おっさん!

ゴルドルフ:ここはミストに任せるんだ!
ダ・ヴィンチ:あの戦い方は・・・
シオン:はい・・・ミストの模倣・・・つまり、戦いながら成長している・・・ただ、倒すのではなく、効率的に・・・
ダ・ヴィンチ:ORTは戦いの天才か・・・
ミスト:あぁ!面倒くさい!
ORT:!!??
ダ・ヴィンチ:やったか!?
シオン:いえ・・・トリスメギストスⅡから再度退避を推奨・・・ORTが復活します・・・
ミスト:・・・なぁ、オマエ、しつこすぎないか?
!?太陽風か!結界障壁展開!
ダ・ヴィンチ:どうしたんだ?ミスト・・・やけに焦ってる感じがする
バカタレ:そりゃ、焦りもしますよ!あれは力の塊が自我を持ったもの。当然、使い切ったら消滅する。そして・・・
ヒロこぼら:消滅したら終わり!もう二度とミスト召喚はできない。
ダ・ヴィンチ:なんてこった・・・
シオン:だから、短期決戦を・・・


マリーン:キャプテン、シオン、どうしよーーう!
ネモ:泣き言は後!マリーン総員で銃座に走れ!ミストを掩護する!あのORTが先程の個体と同じとは限らない!霊子魚雷を試せ!手動でだ!


ぐだ子:ミストが戦ってるんだよ?私たちのために…私が逃げる訳にはいかない!マシュだけで!
ヒロこぼら:・・・さっさと行けよ・・・
ぐだ子:ヒロ・・・こぼら?
ヒロこぼら:ここで、アンタを死なせる訳にはいかない。犠牲はボクだけでいい
ぐだ子:なに・・・言ってるの?
バカタレ:貴方・・・それやったら、解ってますか?貴方はその力で生かされている創生猫。それを失えば、貴方は身体を維持できず消滅する
ヒロこぼら:それでもいい・・・
ぐだ子:ダメ!絶対にダメぇ!
ヒロこぼら:うるさい!マシュ!さっさと、このうるさいの連れてって!希望をなくしたいかぁ!今、ここで大事なのは誰か、言わなくても解るだろ!?
マシュ:ヒロこぼらさん…はいっ!・・・マスター!
ヒロこぼら:ハイパーノヴァ!
ヒロこぼら:・・・ブラックホール…
ゴルドルフ:!?ぐぉっ!ヒロこぼらめ!こっちまで被害が出たぞ!
シオン:しかし・・・また復活・・・
ダ・ヴィンチ:いや、あの程度で倒せるなら、ミストが倒してる!あれは時間稼ぎかな?
シオン:え?
ヒロこぼら:・・・ミストにこの力返すわ。もう、いいよね?
ミスト:・・・オマエがいなくなったら、アイツはどうなる?
ヒロこぼら:・・・・・・
ミスト:オマエの役割を忘れたか?オマエはアイツの刃であり、一番の相棒だった精霊の生まれ変わりでもある・・・かつてのお前が世界の魔王として君臨したのは、魔神だったアイツを護るためだったはずだ。相棒であり、子。そのオマエがいなくなったら、誰がアイツを守るんだ?
ヒロこぼら:・・・・・・それは…桜花や冬桜が…
ミスト:奴らはこぼらーずか!?
ヒロこぼら:!?
ミスト:お前はその力を基に復活した。それを返すということは、消滅を意味する。台与や桜花、そしてアイツの想いも無にする行為…下がれ…オマエは最後の切り札だ。後のことはオマエに託す。この先で何があってもアイツを頼む・・・いいな?
ヒロこぼら:・・・うん・・・
ミスト(ソフィアめ…それが目的ってことか。やってくれるぜ。確かに邪魔だな。伝承・・・それしか方法はねえが、動くのか?■■■…動くだろうな)
The end
出演
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ネモ
ククルカン
マシュ
ぐだ子
ゴルドルフ
シオン
ムニエル
あとがき
長〜い長〜い、オルト・シバルバー戦。ホントに厄介ですね。
ORTが何度も復活するのは、ゲームのHPゲージの再現みたいな感じです。アニメ化されたとしたら、たぶんこんな感じにはならないかもしれません。
私はそういう感じでイメージしました。画像素材も無い状態でミストvsORTをするには、これが楽だったんですよ。
あとね、何度も復活するなら、人型になっても何度も復活してしまえ!という、ヤケクソな感情もありますけどね。
そして、最強の援軍が登場です!
ククルカン!どう共闘させるか、めっちゃ考えてますわ~(笑)
ヒロこぼらが師匠くんの傍から離れない理由と、力を返したらどうなるか・・・判りました?
たぶん、ここは書けない部分だと思うので、ちょっとだけ詳しく書きます。
ヒロこぼらと瑞穂ちゃんの関係は前にちょっとだけ書きましたよね?ヒロこぼらは瑞穂ちゃんが創り出した精霊だから子になります。
それは前世の話。ここではヒロこぼらの前世の名前は出さないので、ヒロこぼらで解説しますね。
彼は魔神となった瑞穂ちゃんを護るために、魔王になりました。それがかつての瑞穂ちゃんの仲間に倒されたため、ヒロこぼらは魂だけの存在となり、次の転生を待つことになります。
宇宙猫のヒロこぼらは二度目の地球人類滅亡の時、生命を落としました。その後、瑞穂ちゃんが精霊のヒロこぼらの魂を使い、彼女、台与、桜花によって、創生猫として転生に成功。精霊のヒロこぼらは蘇ります。
しかし、それはただの人形に近く不完全でした。これは器が死者だったことと、精霊ヒロこぼらの魂は一度目の転生で暴走してしまいました。それをまさかの瑞穂ちゃんによって倒された経緯から、何が正しく何が間違ってるのか、解らなくなってしまっていたんですね。
魂がそんな状態ですから、正常に起動するはずもないわけです。
そこで、台与と桜花は封印した破壊の力の3割を彼の動力源にしました。そして彼は台与から瑞穂ちゃんのガードとしての役割を与えられ、ようやく自我が少し生まれたんです。これは、かつての自分の役割と似ていたからでもあります。
それから、ヒロこぼらという前の宇宙猫の名前を師匠くんから与えられ、彼はずっと傍にいるようになります。瑞穂ちゃんは自分の子(精霊)ということを覚えていませんが、大事な猫というのは覚えていて、彼にいろいろなことを教えます。
だからヒロこぼらは師匠と呼んでるんですね。
そのヒロこぼらがミストに力を返すという行為は、彼の動力源を奪うことと同じなんです。だから消滅するんですね。如何にミストでもそれを良しとは絶対にしません。
なぜなら、ミストは瑞穂ちゃんの別存在でもあるからです。ミストにとっても、ヒロこぼらは大事な存在なんですわ。だって、ミストは瑞穂ちゃんが魔神だった頃をベースに自我を持った存在なんですからね。
瑞穂ちゃんがオルガマリーに自分が生きるも死ぬも彼次第と言ったのは、かつて精霊ヒロこぼらが暴走した時に止められず、自ら倒してしまったから。彼には自分を葬る権利がある。そう考えてるからです。
それだけは覚えてた訳ですね。彼女にとって、それは忘れられない出来事だったんですよ?
いつのことか…までは覚えてませんけどね。
たぶん、今は思い出してると思いますよ?(笑)
次回2月3日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪