これは第二部第7章のネタバレを含んでいます。
公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください。
ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。
FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。
以上、宜しくお願い致します。
カドック:・・・まったく・・・またたびで酔うとかなぁ…お前は猫か!(ー_ー゛)
ぐだ子:猫じゃないけど…め、面目ない・・・
マシュ:まさか・・・またたびで先輩があんなに淫らになるなんて・・・先輩はまたたび禁止です!(• ▽ • ; ╬)
ぐだ子:は、はい…すみません(´-﹏-`;)
カドック:はぁ・・・ストームからの報告だ。ミクトランの原生生物、98%の死亡を確認。空想樹の種子は攻撃対象を失ったことで97%が自死
全員:!?
ぐだ子:え・・・新たな猫がいる
?:はじめまして、カルデアの皆さん。私の名前は桜花です・・・ここによく来ていたお父様と台与の娘で、我が世界では最高位神官です
全員:む、娘ぇ!?
ダ・ヴィンチ:き、君が師匠くんの娘?ちょ、ちょっと待ってくれ!キミ、猫だよね?なに?キミらは人と人との間に生まれても猫になるという摩訶不思議な世界なのかい!?
桜花:あははっ!違うですよ?私は一度死んで生まれ変わったです。だから、産みの母親は桜…父親はいませんです
ぐだ子:なら・・・師匠の実の娘じゃない?
桜花:・・・失礼な女です。私の身体を提供したのが桜であって、魂は前世のまま・・・
ダ・ヴィンチ:魂がそのままだから、師匠くんと台与の子になるわけか・・・
桜花:そういうことです
ゴルドルフ:桜ちゃんが母親…桜ちゃんが・・・
ダ・ヴィンチ:あぁ、もう!ゴルドルフ!しっかりしろぉ!
桜花:・・・もしかして、桜が好きだったです?桜はもう結婚してるですよ?
ゴルドルフ:Σ( ̄□ ̄;)
ダ・ヴィンチ:・・・もしかしてさ…それって
桜花:お父様です
ゴルドルフ:Σ(‘◉⌓◉’)
桜花:あははっ!面白い顔です!
ダ・ヴィンチ:あまり、ゴルドルフくんをからかわないでくれるかい?これはヤミキングから聞いたことだが、師匠くんと桜にも子供はいるよね?
桜花:・・・あぁ、いるですよ?
ダ・ヴィンチ:それが冬桜…で間違いないね?
桜花:・・・お姉さまのことも…知ってるですか
ダ・ヴィンチ:直接は会ってないよ。通信だったからね。ぐだ子ちゃんに行動補助をくれたんだ
桜花:そうですか・・・お姉さまも、味方ですか
ダ・ヴィンチ:お、桜花?
桜花:・・・ところで・・・この中の誰が破壊神の力を有したミストを召喚したです?
ぐだ子:あ・・・それ、私・・・
桜花:そうですか・・・あなたが・・・
ぐだ子:な、なに?体が熱い・・・動かない
桜花:何が目的です?答えなさい。さもなくば、私があなたを破壊するです
全員:!?
マシュ:ま、マスター!
桜花:・・・動くな。言っときますが、この位置からでも、彼女を粉微塵に破壊できるですよ?
ダ・ヴィンチ(この猫ちゃん、危険すぎる!キャットカード以上の存在…枠外かっ!)
桜花:枠外ですか…それも知ってるですか。それとキャットカード・・・あれはお父様がこぼらーずを管理するために作ったもの。神の子は含まれないのですよ?
ダ・ヴィンチ:心を読んだのか・・・
桜花:私は全ての神の神官・・・こぼらーずの枠外の存在。ですから、こぼらーずではありませんです。つまり、歴史を変えることだって可能…さぁ答えるです。じゃないと・・・本当に潰れちゃいますよ?
ぐだ子:じ、実は・・・・・・
桜花:・・・そうですか、ケリアが暗躍していましたか…まぁ、知ってましたけど・・・
ダ・ヴィンチ:疑惑が晴れたなら、ぐだ子ちゃんを放してくれるかな?
桜花:もちろん、治療は終わりましたから
ダ・ヴィンチ:え?治療?
ぐだ子:あ、あれ?体が・・・疲れがなくなった?
マシュ:え!?
桜花:あまりにもボロボロでしたから、治して差し上げました・・・
ぐだ子:は、早く言ってよ〜・・・死ぬかと思った
桜花:これからが本番・・・です
ぐだ子:!?
桜花:私が・・・アナタガタヲ・・・破壊スルノダカラ・・・さぁ…始めましょうか・・・全ての猫が味方?ソレハチガウ・・・
ダ・ヴィンチ:ひ、人になった!?・・・神の子…この魔力量は・・・あ、あはは
(ビーストクラスかそれ以上…それが敵だって?終わりだ・・・待って?冬桜のあの言葉…そういう意味もあったのか!)
桜花:私は・・・破壊の神の子…桜花…さぁ、始めましょ・・・!?
永倉:はっ・・・油断しすぎだ・・・
桜花:油断・・・いいえ?
永倉:まさか…傷が・・・塞がりやがった
桜花:あはは!これがサーヴァントですか?面白いですね。相手してあげます。外で待ってますよ?逃げても無駄・・・私からは絶対に逃げられない。私に攻撃した・・・アナタは特に・・・ね?
ぐだ子:な、なに?あれ・・・コワイ・・・震えが止まらない・・・
マシュ:マスター、しっかりしてください!
ダ・ヴィンチ:(ぐだ子ちゃんがこうなったの…あまり記憶にないね・・・むしろ、あった?)
解るよ…あれが異世界の破壊神の本質みたいなものだろう。この世界を星を滅ぼすことを躊躇しない存在だろうしね・・・まさか、あのミストが優しく見えるなんてね…
永倉:ならよ、このまま滅びを待つか?
ぐだ子:・・・・・・
永倉:オレは行くぜ?正直、勝てる気はしねぇがな・・・
?:気が合いますね・・・私もです
マスター:メドゥーサさん!?え?セイバー?もしかして、第二冥界の時に・・・
メドゥーサ:そうです…一度ニセモノとか言われましたけど・・・ずっとふて寝してました
マシュ:す、すみません!
メドゥーサ:あなたたちが知らないということは、私もいわゆる未来のサーヴァントというもの…なんでしょうね。それでも、私は戦いますよ?ぐだ子・・・あなたはどうしたいのですか?
ぐだ子:私は・・・
?:なんだ?その程度で音を上げるか・・・少しはマシになったかと思えば・・・
マシュ:ぎ、ギルガメッシュ王!
ぐだ子:!?
ギルガメッシュ:ティアマト・・・あの時、貴様は立ち向かっていったではないか。確かに、ヤツはあのティアマトと同格もしくはそれ以上かもしれん。それで足を止めるならそれでいい。ここまでよくやったと冥界で誰かに誉めてもらうがいい
ダ・ヴィンチ:ぐだ子ちゃん、冬桜の最後の部分を覚えてるかい?
マシュ:あ・・・恐れた時、あなたの旅は終わりを告げる…
ダ・ヴィンチ:そう・・・これは2つの意味がある。失うことを恐れた時、そして、敵を恐れて何もしなかった時。つまり、諦めて足を止めた時だ。君が今まで信じてきた、心の拠り所にしてきた、この言葉を最後に裏切るのか!
ぐだ子:そう…だね・・・そうだった・・・あきらめちゃいけないんだ・・・やってやる…そして、
未来を勝ち取るんだ!
ギルガメッシュ:よくぞ吠えた!
では…行くぞ?雑種!
ぐだ子:はいっ!
The end
出演
レオナルド・ダ・ヴィンチ
メドゥーサ(剣)
ギルガメッシュ
永倉新八
マシュ
ぐだ子
ゴルドルフ
カドック
テペウ
あとがき
めっちゃおっかない猫が登場しました。
桜花は猫になる前、師匠くんと台与の力を受け継いだ最強の娘として誕生しました。成長した彼女は危険視され暗殺されました。その猫はこの事で裏切り者として処刑されています。この猫がケリアです。
彼は冥界行により、娘の魂を取り戻します。その後冥界大戦が勃発します。
大戦後のこと、彼女を復活させるには母体が必要でしたが、台与とでは危険が伴うと言われ一度は断念します。
桜は大好きな人のために復活の手助けをしようと立候補しました。彼も桜が一番大好きな猫だったため了承します。
しかし、なかなか上手く行かず、試行錯誤の結果、2人の間にようやく子供ができました。
一人目は人と猫との間にできた子でした。その子に魂はありませんでしたが適合せず、保管していた別の魂を入れて完全に別の存在となりました。その子がナナです。
二人目は桜が人の姿になって愛し合いました。すると一人目とは違い、今度は自分の魂を持った子供が生まれてしまい失敗。その子が冬桜こと桜雪です。
それらの失敗から、桜は自らの体内に取り込んで彼女を体内で育てながら産みました。それが桜花になります。
ですから、桜花に父親はいません。では父親はいなくても、実の母は桜になる?これ、半分正解。これだけで桜花は産まれません。桜花誕生の真相はそれほどややこしいってことですね。
桜花が師匠くんをお父様と呼ぶのは前世の記憶がそのまま残っているからです。それは本人が言ってましたよね?
この3人の子は、猫と人のどちらの姿にもなれることから、猫人という種族になります。
また、桜と師匠くんの子供は一人目が別の存在となったため、厳密に言うと桜雪だけです。
桜花は父、母、産みの親の桜と生まれ変わる前の彼女の4人の力の他にも、ある力を持った猫。彼女は姉の冬桜の後を受け継ぎ、最高位神官となりましたが、それを辞めて旅に出ます。新たな理想都市建設のために。
数年後辿り着いたのが汎人類史のテノチティトランがあった場所。そこに都市を建設し、都市の名をオウカとしました。
今回は怒っていたため、あんな感じですが、普段は笑顔を絶やさない、かわいい娘なんですよ?
あとね、桜花は次期■■■です。これ、たぶん本人も知らないことですね(笑)
それに立ち向かうサーヴァントを誰にするか…悩み続けましたね。永倉さんは決めてました(笑)で、次に決めてたのがギルガメッシュ王。
こぼらーず神話は、ある3つの神話と密接に関わっています。日本、シュメール、アステカ。
その関係でギルガメッシュ王は決めてましたね。あとですね、ギルガメッシュ王とうちの桜花の絡みが見たかったから(笑)どんな会話になるやら…です。
また、ぐだ子をよく見てますよね。第7特異点で一緒でしたから、登場させやすかったです。
弓?術?・・・どっちかです(笑)
他にいるかなぁ?と思ったら…2騎いました。
それがメドゥーサ(剣)と果心居士。
2騎とも…も考えましたけど、ストーリーの尺の関係でカルデアから出せるサーヴァントは最大3騎…ということは、あと1騎…
で、いろいろ考えて、未来のサーヴァントの中で一番不遇の扱いを受けてしまった、メドゥーサさんに決定しました!
もうね…同情しかなかったです。第二冥界のお話を見てあげてください…
戦うでもなく、カルデアを助けるでもなく…ただ出て消えていった・・・
今でも彼女の科白を思い出します・・・
「え、これで終わりですか?」
一言一句同じではないと思いますが、似たような科白は言ってると思います。
やっぱりメドゥーサは不遇だった?番外編新規サーヴァントの本編での活躍をおさらい(笑)
ビーマ、バーゲストは花の戦争。
ビーマはテスカトリポカ戦、バーゲストはオセロトルからディノスを護り続けました。
モルガン、バーヴァンシー、アルキャス、鈴鹿御前、メリュジーヌ、プトレマイオス、杉谷善住坊、テセウス、武田晴信、雑賀孫一はORT戦。
モルガン、バーヴァンシー組はORTのデータを取らせるために奮戦。アルキャス、鈴鹿御前組は天文台を護るように戦いました。
プトレマイオスら聖杯戦線組、武田晴信ら超五稜郭組は太公望指揮の下、統率の取れた戦いを展開し、次のオセロトルの決起に繋げました。
上杉謙信は瑞穂戦。
瑞穂ちゃんを大苦戦させた、ルーラー上杉謙信。いや毘沙門天と言った方がいいかもしれません。この戦いがなければ、このブログストーリーでのORT戦はどうなってたんでしょうね…
あれがORTを結果的に助けたのだとしても、彼女は「そうですか。ですが、あれは貴女たちが倒すべき敵でしょう?」としか言わないでしょうね(笑)
だって、未来の特異点から来てますから。その時間軸は未来の桜花のさらに未来から来たサーヴァント、いえ、神だからですよ?
バニヤンは・・・現在行方不明です(笑)解りにくいですけど、メヒコシティで召喚後、カルデアに合流してます。ボーダー修理中にカマソッソ騒動(笑)があり、そこで戦ったようです。その姿は書いていないので、利休の科白からしか判りません。
そうしなかったのは、既に宝具演出を番外編で使ってるから・・・もういいよね?でしたね(笑)
バニヤンが召喚された場面は、本編でもいいような場面でした(メヒコシティ脱出戦)。そこで活躍してたのも、戦ってる場面を書かなかった理由でもありますね。ちなみに、バニヤンは未来のサーヴァントではないです。
※未来のサーヴァントとは、未来の特異点のサーヴァントの略称です。ですから、我がカルデアに召喚されていないサーヴァントは含まれません。
例えば未来の特異点に出てきたサーヴァントで、実装段階ではイベントがなくても、そのイベントのガチャ報告をした段階で未来のサーヴァントになります。トネリコがそのパターンですね。
ヤマトタケルはこの先どこかで必ず。
※ヤマトタケルは未来のサーヴァントか。これは現段階では違います。実装段階ではヤマトタケルのイベントないからが理由になります。もう番外編を書く余裕がないので、未来のサーヴァントにはならないんじゃないかな?
・・・ね?皆、活躍してるんですよ…
一番不遇なの・・・解っていただけました?
次回1月20日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪