海外で暮らす際に、
とっても大切なことの一つが、
お隣さんたちとの
おつきあい
なぜかというと、
普段のお付き合いが、
困った時に大きな助けになるから。
それを改めて実感した
出来事がありました。
お隣さんとのたった5分の立ち話で、
今抱えている悩みへの
突破口が見えたんです。
その悩みは...
アパートで犬を
飼っちゃいけない問題!

実は、うちのアパートの大家さんに、
「犬は飼ってはいけません」
と言われてしまっていたんですが
飼っちゃってから既に半年。
お互いがダンマリを決め込んでいる
というのが現状です。
どうしてこんなことになったかというと、
他にも犬を飼っている家庭があるので、
当然OKだと思って、許可を取る前に
犬をお迎えしちゃったんですね。
アパートの賃貸契約書には
なんて書いてあるかというと
うさぎよりも大きな動物を飼う場合は、
大家の許可を取ること
飼っちゃダメとは書いていないし、
そもそもベルリンの賃貸関連の法律では、
犬を飼うことを一律で禁止できない。
犬と言ってもさまざまな犬種がいるので
アパートの大家さんは、それぞれのケースで
個別に判断しなければいけません。
我が家の犬は、成長しても小型犬。
アパートの管理会社を通じて、
大家さんに何度も丁寧な説明のメールを
書いたにも関わらず、
ダメの一点張り。
犬を飼う家庭が本当に多いベルリンで、
こんな大家さんはかなり珍しい。
そして、ダメな理由を聞いても、
明確な回答はありません。
しょうがないので、
向こうから何も言ってこない限り、
黙っていることにしていました。
ただ、いつ管理会社を通じて
「契約書違反で退去しろ」
と言ってこないか、内心ハラハラ...

それが先週、仲良く立ち話する間柄の
お隣さんに会った時にふとひらめいた。
彼女は大型の猫を飼っているので、
聞いてみたんです。
猫を飼うときに
大家さんは何て言ったの?
そうしたらなんと、
大家さんには黙って飼っている
というではないですか💦
やっぱり我が家だけじゃなくって、
同じアパートの別の世帯にも、
ペットはだめ、の一点張り。
そこで彼女が勧めてくれた
ウルトラCの秘策というのが、
お医者さんの診断書!
どういうことかというと、
臨床心理士のところで
「この患者には
セラピードッグが必要である」
という診断書を書いてもらって、
それを大家さんに提示すれば、
大家さんは犬を拒否できないのだとか。
ドイツでは、お医者さんの診断書が
かなりのパワーを持ちますし、
実はその診断書も、結構患者さんの
希望通りに書いてくれるんです。

例えば、こんなことがありました。
私が以前、会社に勤めていた時に
二度目の妊娠をしたんですが、
高齢出産のカテゴリーに入っていたのと、
コロナの真っ最中だったので、
産婦人科の担当の先生がすぐに
「Beschäftigungsverbot(勤務禁止状)」
というのを出してくれました。
会社側は、その診断書があったら、
社員を働かせてはいけないんですね。
その後、流産した時も、先生の方から
「会社は何週間休みたい?」と聞いて
そのまんま希望通り書いてくれました。
もし私が三週間、って言っていたらきっと
三週間分の診断書を出してくれたと思います(笑)
もちろん、完全な仮病でそれは無理ですが、
ある程度の事情があれば、診断書って
結構柔軟に書いてくれるんです。
それが、武器になる!
ホームドクターのところに行って、
臨床心理士さんを紹介してもらい、
その心理士さんのところで、
これこれこういう理由なので
診断書が必要です、と説明して
書いてもらうことになります。
私たち夫婦の場合、
10年以上望んでも子供ができず、
これまで3度流産しているという背景から
私の精神的安定のために、
どうしても犬が必要です
というのが根拠。
大家さんの立場に寄り添った
丁寧なメールで事情を説明にしたも関わらず
対話に応じないし、理由もなし。
だから、
大家さんの理不尽なNOに対しては、
ちょっと抜け道的ではありますが、
専門医の診断を
水戸黄門の印籠のように
使ってやろうじゃないの、という秘策です。

まだ実行に移していませんが、
この抜け道を教えてもらったことで
気持ちがかなり楽になりました。
日本で暮らしていたときは、
一度NOと言われたらすぐに
諦めていたんですが、
ドイツではNOと言われても、
そこでへこたれては
こちらが損をします。
相手の状況を理解して共感を示しつつも、
自分の希望を最大限叶えられるような方法を
あきらめず、したたかに探す。
その図太さが必要だなと、
あらためて感じました。
ここからどう展開していくか。
またシェアしますね!
