その言葉を思い出すと
心が強くなる
行動を起こす勇気が出る
そんな言葉はありますか?
今日は、私がドイツに来てから
お守りにしている格言を二つ
ご紹介しようと思います。
自信がある、なしに関わらず、
背中を押してくれる言葉です。
近所のシャルロッテンブルグ宮殿
「自信がない」で立ち止まるジブンを
「行動できるジブン」に変えていく
夫婦間コミュニケーションコーチの
木村グロースようこです。
日本の外で暮らしていると、
自分にとって不快な領域が
多くなります。
快適な領域、
既にどうなるか分かっている安心な領域を、
コンフォートゾーンって言いますよね。
そのゾーンの外が、不快な領域です。
未知な領域と、
言い換えられるかもしれません。
海外だと、特に最初の頃は、
周りがほぼ未知な領域で
占められているんですよね。
何をするにしても、
日本の当たり前が、
そうじゃない可能性が高い。
どうなるか分からない。
失敗して恥をかくかもしれない。
怖い!
という感情がデフォルトに
なっていることさえあると思います。
そんな時、私がいつも思い出して
勇気が湧いてくる最初の格言を
ご紹介しますね。
それは
“Nothing in life is to be feared,
“Nothing in life is to be feared,
it is only to be understood.
恐れることはない。
全ては、知るためにある。
物理学者・科学者として
研究に生涯を捧げた
あのキュリー夫人の言葉です。
この言葉に初めて出会ったとき、
私が欲しかったのは、これだ!
そう思って、目頭が熱くなりました。
自分の常識や能力が通用しない場所は、
怖いことだらけなんです。
ドイツに来たばかりの頃は、
そこのパン屋まで行って
朝食を買うのでさえ怖かった。
ドイツ語での日常会話が
ある程度できるようになっても、
レストランの予約で
電話をするのに動悸がしました。
電話をかけるのは、
今でも冗談ぬきでドキドキします。
この間、ニベアの本社に、
シェービングクリームの製造状況について
問い合わせるために電話したんですが、
ものすごい緊張しました。
幸い、電話口に出た方のドイツ語が
とっても分かりやすくて
安心したんですが

この11年間、失敗もしたし、
恥ずかしい思いもしました。
でも、恐怖を抱えながらも
行動することで、
その、一歩先に行くことができました。
そしてうまくいかなかった時こそ、
じゃ、次回はこうしよう!
という学びがあったんですよね。
自分の知らない領域にしか、
成長はありません。
だから、
怖い、は、チャンス
なんですね!
そしてもう一つ。
これは勇気が湧いてくるというよりは、
肩の力がいい感じで抜ける
ドイツの表現なんですが、
それはなにかというと:
Erstens kommt es anders
zweitens als man denkt.
by Heinrich Christian Wilhelm Busch
(1832 - 1908) ユーモア作家
ほとんどすべての事は、
予想通りにはいかないよ。
だから、そんなもんだなと受け入れよう、
というニュアンスです。
つまりね、
こうなるかも、ああなるかも、
って心配するだけ無駄、
という感じです。
だって、
どうせ予想していたのとは
違う結果になるんだから(笑)
そう考えると、
じゃあやってみよっかな、
って思えますよね♡
私はこの言葉、
結構しょっちゅうお守りとして
思い出すようにしています。
言葉を思い出すだけで
勇気が湧いてくるんだから、
言葉の力って本当に大きいですよね。
もしあなたにも、
何かお守り言葉があるなら、
ぜひメッセージで教えてください!
楽しみにしています💗
今日の、この二つのお守りコトバが、
あなたの勇気になったら、
とっても嬉しいです。