その言い方、
ちょっと無神経なんじゃない?
どうしてそういうことするの?
(ピキッ)
・・・そんな風に
相手の言動に反応しちゃったこと
ありませんか?
木村グロースようこです。
そう仰るのは、
これまで2万人以上の男女を
サポートされてきた、
ロサンゼルス在住コーチ
ヒロコ・グレースさん。
まさに、その通り!
という出来事が
私たち夫婦にありました。
自分が勝手に考える
物差しじゃなくて、
相手の物差しで愛を測ると、
混乱やイライラが一瞬で
深い感謝に変わった!
というエピソードを、
今日はご紹介したいと思います。
今年の四月。
コロナで陽性になって
1週間ほど経った時、
まだ咳が続いてました。
そんな時、
夫が仕事から戻ってきて、
咳をする私に怖い顔で
説教を始めたんです。
彼の要点というのは、
「咳が続かないように
何とかするのも、
自分の責任だ」
え?ちょっと待って!
と思いましたね。
だって、
ただの風邪じゃなくて、
コロナですよ?
咳ですよ?
こっちはしんどい思いをして
咳が出てもスッキリしなくて辛いのに
まさか責任と言う
言葉が出てくるとは。
横っ面をひっぱたかれたような…
というと大げさですが、
かなり衝撃を受けました。
夫の言い分では、
例えば熱いお茶を一日2L、3L、
ひたすら淹れて飲むべきだし、
咳止めのタブレットとか、のど飴とか、
そういうのも積極的に舐めるべき。
なんだったら、なぜ自分で薬局に行って、
咳止めタブレットを買う
とかしないのか、と。
私は自分が大いに
責められているように
感じてしまいました。
私が仏頂面で話を聞いていると、
夫がそれに気が付き、
そこでようやく
口調が優しくなりました。
そして、こう言ったんですね。
「咳をしちゃいけない
なんて言ってないし、
キミの咳でイラついているわけでも、
もちろんない。
僕は、ヨウコの咳が
このまま続くんじゃないかと思って、
心配でしょうがないから、
きつい言い方になっちゃった。
ごめんね」
そこで、私はようやく納得したんです。
彼は私の体調を
本気で心配していて、
何とか早く楽になるように、
私自身にも自発的に
アクションを
起こしてほしい。
それをしっかりと私に伝えることが、
彼の愛し方のひとつ、ということに。
11年も一緒に過ごしてきて、
まだまだ自分の物差しで
相手の言動をジャッジして
しまっていることがあるなぁと
気付いたエピソードでした。
これにはおまけがありまして
その翌日、ホントにハーブティを
3リットルくらい入れて
一日かけて飲んでいたら、
咳が大分楽になったんですね
喉を潤すのもそうですが、
身体をひたすら温めることが、
回復につながるんだなぁと感じました。
雨降って地固まる
じゃないですが、
こうした対話を重ねながら、
重ねるからこそ、
お互いへの理解度が
深まっていくんですね。
あなたにも、あったりするでしょうか?
パートナーの愛し方を、
自分の物差しで測っちゃってること。
パートナーの(実はそこにあった)愛に
気づくきっかけになっていたら嬉しいです。