語学力×職歴でヨーロッパ転職を叶える♡
ドイツ会社員歴約２０年
グローバルキャリア・コーチ
ブットラー惠子です。
今日のフランクフルト周辺は
気温は１０度前後を超えましたが
１日中ちょっと
曇りの多い空模様でした。
さて、以前クライアント様から
「足りない所を補うことと
良いところを伸ばすのでは
どちらが大事でしょうか」
とご質問をいただきました。
確かに日本では人は
自分の足りない所を
補って平均値を目指そうとします。
一方海外では例えば
子供の良いところを伸ばそうと
するご両親が多いと聞きます
（同僚のドイツ人は
このパターンに当てはまりませんが）。
では大人になってからは
どうでしょうか。
私は仕事では自分の強みを
どんどん活かして
さらに伸ばしていくのが
仕事を楽しむコツだと考えています。
なぜなら人というのは
得意なことをすると楽しいとか
自信が持てるもの。
自分な得意なことで
評価されたり
社会に貢献できたりしたら
楽しいですよね。
でも一方で自分が
苦手だと思うコトを
放置しておくのも
勿体ないと思っています。
私はドイツで前職までは
ずっと営業業務をしていました。
もちろん大事な仕事ですが
会社の売り上げには
直結していないお仕事です。
だから営業職という
会社の売り上げに直結している
仕事はやりがいが
ありそうに感じていました。
でも営業周りは大変そうだし
色んなお客さんと
話をするのも難しそう。
そう考えると自分には
出来ない仕事だと考えていました。
ところがドイツで最初に
就職した会社が１年半で
清算手続きに入りました。
私は思いがけず再び転職活動を
余儀なくされたのですが
次の会社も営業業務の仕事。
だけど前職より
お客さんとのやり取りが
多い仕事でした。
そしてその次の会社では
さらにお客様と難しい
交渉することもありました。
途中、お客様から怒られたり
反省したりすることも
もちろん何度もありました。
でもこうやって
「苦手」だと思っていたことを
徐々に克服
することができました。
そのおかげで今の会社では
内勤メインの営業職に就いて
毎日お客様と
やりとりをしています。
だから苦手だと思うことは
じっくり取り組んでみないと
本当にそうかどうかは
分からないこともあります。
それに海外転職では
語学や職歴に足りない部分があれば
残念ながら補って
いくしか道はありません。
以前お話しした
リクルーターさんも
「語学力がない人には
和食飲食店の仕事しかない」
とおっしゃっていました。
ワーホリビザで既に
海外に滞在しているのなら
まだしも日本からとなると
就労ビザの取得は困難。
だから
・職務スキルを活かせる語学力
もしくは
・語学力を活かせる職務スキル
が必要なんですよね。
海外転職を叶えると人と
叶えられない人の違いは
じっくりと準備できるかどうか。
語学力も職業経験も
日々積み重ねれば
強化できるものです。
海外転職では圧倒的に
「弱み」を補うことが
大事になってきます。
だから今足りない部分があっても
焦らずにじっくりと
準備をしていくという
覚悟を決めていきましょう。
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