語学力×職歴でヨーロッパ就職を叶える♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツはお天気の日が続いています。
ベランダや屋外で
お茶を飲んだり、ご飯を食べたりするのに
丁度いい季節になりました♡
Marburg
さて、最近クライアント様に
「思考のクセ」
についてお話する機会がありました。
私はキャリアコーチでもありますが、
それより前に心理学を
ドイツで何年も学びました。
そこで学んだことの一つが
思考のクセです。
正確にはアーロン・ベック
という心理学者が「認知療法」や
アルバート・エリスの
「認知行動心理療法」です。
どちらもザックリいえば
「～でなければならない」
「～すべきである」
という認知や考え方を
変えていくことで
行動を変えていくという方法です。
心理療法としてでなくても
日常生活でも
認知を変えていくということは
役に立つと考えています。
例えば先月の話ですが
上司と仕事の話で
少しもめたんですよね。
その時の上司の態度が
あまりにも
人を見下すような態度だったので
私はすごく腹が立ちました。
私が後輩とそういう
状況になっても決して
人としてそういう態度は取らない。
「ましてや上司なんだから、
人としても尊敬できるべき
存在であるべき。」
だけど後から、
これが私の思考のクセ
だと気が付きました。
上司だって人間なんだから、
完璧ではありません
（彼は良くも悪くも
上司らしくないですし）。
そう思ったら、
だいぶ心に穏やかさを
取り戻せました。
「～でなければならない」
「～すべきである」
という考え方と、現実に差があると
人はストレスを感じます。
そしては
時には怒りにもなるでしょう。
「上司なんだからXXすべき」
「自分は○○だから、
△△でなければならない」
という感じですね。
親に言わせると
私が日本で生活をしている時は
（自覚はありませんでしたが）
イライラしていることが多かった。
それがドイツに行って
一時帰国したら、穏やかになって
ドイツが合ってるのだと
思ったそうです。
確かに、ドイツが肌に合っていた
というのもあるでしょうが、
恐らくそれだけではありません。
それは何かというと、
海外に住んで色んな価値観や
考え方を知ったから。
私の「～でなければならない」は
人にとっては異なる。
もちろんその逆もあります。
ドイツ人を初め
色んな国籍の人が住むこの国で
私は日本人とは違う
考え方や価値観を知りました。
もちろんすべてが
自分の考え方として吸収
できるものばかりではありません。
だけど「色んな考え方がある」
ということを知るだけで
自分もラクになりました。
だから、もし今
「何かと上手くいかない」
「腹が立つことばかり」
という時は思考のクセをまずは見つける。
そして出来れば
色んな人の考え方を聞いて
自分の価値観も
変えていけると良いですね。
なかなかそれが難しいのなら、
海外で色んな国や文化の人と出会い、
色んな考え方を聞くのも
有効な手段です。
年齢とか性別とか立場とか
今までとは違う
価値観を知るコトができて、
自分の枠を広げられるはずです。
あなたも考え方幅を広げて、
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