ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツ（やヨーロッパ各地では）
今日がカーニバルの最終日。
会社が休みのところや、
カーニバルに参加するために
有給を取る人も多くいます。
ちなみにフランクルトでは
この時期に揚げパンを食べますが、
ベルリン地方では年越しに
食べると聞きました。
なんでこの違いが生まれたのか
さて、定期的に
「ドイツで就職しても簡単に
解雇されるのではないかと
心配しています」
というご相談を頂きます。
アメリカの映画で見かけるような
「Hire & Fire」の
イメージがあるのでしょうか。
もしくは他のブロガーさんや
ユーチューバーさんが
自己体験談を投稿しているのかも
見たのかもしれませんね。
私もドイツ在住のユーチューバーさんが
ご自身が解雇された話を
動画で話されていたのを
見たことがあります
では、実際のところはどうなのでしょうか。
私が勤めている会社の
同僚の一人は、
今年に入ってほぼ半分は病欠です(;'∀')
とはいえ、今年だけではなく
とはいえ会社側は、
こんなに社員の病欠が多くても、
解雇することは出来ません。
なぜなら、法律で労働者の権利が
しっかりと守られているからです。
病気が理由で解雇できるのは、
社員の病気が快復する見込みがないとか、
1年で6週間以上続けて
病欠している場合
（続けて６週間でなければ、
会社側は解雇できません）。
その社員がいなくても、
仕事は回していかないと
いけませんからね。
それから、会社側が社員を
解雇できる他のケースは、
経営不振によるリストラです。
こういう場合、
若いとか家族がいない人、
入社歴が浅い人が
まずリストラの対象になります。
ちなみに私がドイツで最初に
就職した会社も入社１年半後に
清算手続きに入りました。
なので当然、全員
雇用解除になりました(-_-;)
また解雇になるのは、
会社に損害を被ったり、
よほど仕事処理能力に問題がある場合か、
特別な会社側の都合です。
つまり、日本と同じように
海外の職場では
日本の新卒採用のような一斉採用も
新入社員教育もありません。
つまり日本で
普通の会社員の感覚を身に付け、
ある程度、即戦力であることが、
海外就職準備のためにも、
仕事人としての能力やスキルを
磨く努力をしていきましょう♡
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