ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
昨日は仕事の行きも帰りも
高速で渋滞に引っ掛かりました。
しかも朝は、
特に事故があった訳ではなく、
単にパトカーが２台
停まっていたからのようです(-_-;)
パトカーが停まっているだけで
野次馬の運転手は
スピードを落としますからね。
と言うわけで、
車の運転だけで疲れた1日でした。
さて、先日語学力に自信を
持てないというクライアント様から、
「面談が英語だから心配です」
とご相談頂きました。
だけどきっと日本語でも
面談や面接の前は
不安になるし、緊張しますよね。
ただ外国語の面談の場合、
①言語面
②面談自体
の２つが不安の
原因ではないでしょうか。
でも実は、両方とも
一緒に対策ができます。
その方法は、
面談で予測される質問を
あらかじめ考えておくことです。
「なーんだ、そんなこと」
と、思いました？
でもこの準備の方法が肝心です。
まず予測できる質問は
日本とほぼ同じですが、以下の通り。
・自己紹介
・今している仕事の業務内容
・転職したい理由
・過去転職経験がある人は、その理由
・強みや弱み
・会社があなたを採用する理由
これらの質問に答えるためには、
あらかじめ、しっかりと
自分と自分のキャリアの棚卸を
することが大切です。
おススメは、いきなり
回答の文章を考えるのではなく、
まずは頭に浮かんだポイントを
箇条書きでまとめること。
思いつくだけポイントを書いたら、
それを文章にまとめていきます。
そうすると、
文章を作ることに囚われず、
どんどん自分の中で
掘り起こしが出来ます。
いきなり外国語で考えられない人は、
まずは日本語で答えを考えて、
英語などに訳していきましょう。
また語学力に自信がない人は、
ネイティブや
英会話が得意な人に
チェックしてもらうのがおススメです。
そして自己アピールの準備が出来たら、
今度は会社側について調べます。
会社のHPや求人を見て、次のポイントを
ノートなどにメモを取るのがおススメです。
・会社の理念やミッション
・業務内容と自分の職歴の共通点
・求められる人材と自分の共通点
ただ業務内容や求められる人材を
調べるだけではなく、
共通点を見つけることが大事です。
共通点が多ければ多いほど、
会社側は好感を持つものです。
そしてHPを研究する時にもう一つ
メモしたいのは、
分からない単語とその意味です。
そうすると面談で、
「相手の言っていることが分からない」
という状況を無くす、
もしくは減らすことができます。
そして何より大事なのは
面談や面接は試験ではないと
意識することです。
面接官はあなたを
テストしているのではなく、
あくまであなたの人柄が
会社に合うか見ています。
確かに職種や会社によっては、
専門用語の意味や
技術について
質問をすることもあります。
もちろん答えが分かって
完璧に答えられたらいいけれど、
もし答えが分からなくても
黙り込まないこと。
採用側はその時の対応で
あなたの人柄や日頃の仕事ぶりを
見ているからです。
だから、試験だと思わずに
自分の話をする場だと
意識することが大切です。
私は前の会社で
多くの方を面談してきましたが、
面接を受ける候補者の方は、
たいてい誰でも緊張しています。
それは仕方がない事だけれど、
緊張のあまり
質問に最低限しか
答えられないのは勿体ない。
なぜなら結局
あなたのことが判らないから、
採用した後にやっていけるのかも
会社側は分かりません。
そうなると、当然
不採用になってしまいます。
だからそれを避けるためにも、
できるだけ
リラックスして
面談に臨むことを心がけましょう。
面談側は、ただあなたのことを
知りたいと思っているだけですよ。
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