ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
日本は暖かいと期待してきたら、
東京はなんと、
12月の気温だとか(;'∀')
ちょうど今ドイツは
お天気もよくて
東京より暖かいようなので、
少し損した気分です?!
さて、日本に帰国前ですが、
「(海外企業から)面談に
4回呼ばれたけど、
いずれも採用につながらなかった」
とクライアント様から
ご相談いただきました。
面談に呼ばれるということは、
スキルや経歴は
採用側の基準を
クリアしているということ。
それでも内定ゲットに
つながらないということは、
他に原因があることになります。
もちろん、その理由は
ケースバイケースですが、
自己分析が足りないのが、
原因の一つの可能性があります。
もちろん履歴書を書くのだから、
自分が何をしてきたかは、
どんなスキルがあるかは
把握しているでしょう。
さらにもう一歩踏み込んで、
自分の強みも
把握しているかもしれません。
だけど面談対策に、
それだけでは足りません。
というのも
自分の弱みについては
考えたことがありますか。
ただ
「私は転職回数が多い」
とか
「自分は職歴が少ない」
というのでは、足りません。
これでは自己分析ではなくて、
単なる経歴の分析です。
大事なのは、
それを面談で指摘された時に、
アピールにつなげられるかです。
私は前職を
たった1年で退職しています。
理由は仕事の不均等な
割り振りが原因で残業が続き、
心身共にダウンしたからです。
ドイツでも1年で退職というのは、
正直あまり良い印象を与えませんが、
履歴書に
書かない訳にはいきません。
なので私はあらかじめ、
面談で質問されることを
想定していたし、
実際に面談で理由を聞かれました。
そして面談ではまず、
この1年間で全社員38人中
9人が退職した状況を伝えました。
その上で、
「工夫したけれどどうしても
仕事が多く、
残業が続いて体調を壊したから」
と実際の理由を回答しました。
日本と違ってドイツでは、
残業しないように
時間管理をすることが職務のうち。
でも当時は、
会社の売上の3分の1のお客様を
私が一人で担当。
残りを9人のチームメンバーが
担当していたので、
どうしても業務量に
偏りがあったんですよね。
当時の上司や先輩にも何度も
相談したけれど
何も変わりませんでした。
私はこのことを
会社を非難するのではなく、
客観的に事実として伝えました。
そして仕事を終わらせるために、
毎月40時間近く
残業をするしかなかった、
と言うことで
責任感の強さをアピールしました。
(ちなみにドイツでは、
週最高10時間までしか
残業は許されていません)。
つまり
「たった1年で退職した人」
というネガティブなイメージを
「責任感の強い人」
というポジティブな印象に
変えようとしたのです。
実際に、疑心暗鬼と言った風に
この質問をした今の私の上司は、
私の回答を聞いて、
「そんなに残業したら、
それは体調も崩すね」
と理解を示してくれました。
ちなみに別の会社からも
同じように質問されましたが、
きちんと説明をし、
いずれも内定を頂きました。
前職を1年で辞めたことや、
転職が多いことが
ネックになると思っていたので、
とても嬉しかったです。
なので、自分の弱いと思う所を
把握したら、
どうしたらアピールポイントに
できるか考えてみましょう。
転職が多いのは、
「常に新たなチャレンジを
求めているから」
とか
「色んな業界や会社を見たいから」。
職歴が少ない人は
「今後自分には成長性がある」
とか
「だからこそ、新しいことに
オープンである」
などとアピールポイントを
見つけることは可能なはずです。
あなたが自信を持てないところ、
弱いと思う所は、
採用側もだいたい
同じように感じているものです。
だからこそ、
採用側の不安を解消するような
答えをしっかり用意しておきましょう
採用側の不安を解消できれば、
内定ゲットにまた一歩
近づいたことになります。
「ピンチはチャンス」ですよ。
「海外就職を叶えるための
準備すべきことを
特典①:
ドイツ語と英語で見つける
あなたの強み再発見シート
特典②:
海外就職チェックリスト
特典③:
ワンポイントアドバイス付き
ドイツ・ヨーロッパでの
就職への質問は気軽に
LINEからメッセージをくださいね。
LINEのご登録は
ID検索の場合は
@188fathc
① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
カテゴリー上位更新中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。