ドイツ在住歴約20年
海外フリーライフ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ライプツィヒ
ドイツでは
コロナ感染者が増加してから、
お店で買い物をするのを
嫌がる人が増えました。
コロナ感染への不安と
マスク嫌いが主な理由でしょう。
さらにコロナ防疫措置として、
ロックダウンがありました。
今もクリスマス前の
12月16日からずっと
商店の営業が停止中です。
そんなこともあり、
Amazonで買い物する人が
急増中です。
「家に居ても出来ることが
限られているから、
ついAmazonで
色々注文しちゃうんだよね」
と、私の元同僚も
LINEのメッセージに
書いていましたが、
まさにこの例ですね。
Amazonを初め、
ネットショップはコロナ渦の
勝ち組と言われています。
私の勤務先も
Amazonドイツに
販売しています。
Amazonの顧客は
私たちのような
一般消費者ですが、
私の会社の顧客はあくまで
アマゾンのヨーロッパ各社。
つまり注文が来るのも、
配送先も
Amazonの各拠点です。
ドイツ国内だけでも
何か所も拠点があり、
うちの会社も各拠点に配送をします。
注文してすぐに物が届くのは、
拠点が全国にあって、
配送時間を短縮しているから、
なんですね。
そして私の会社では、
Amazonへの売上は
昨年末から大幅に増えて、
例年の約2倍、
という月もあったようです。
Amazonは普段、
同僚の担当ですが、去年
彼女が休暇で不在の時に、
代理で注文処理をしました。
それでも予想外に
注文が多かったのを
記憶しています。
そして恐らく今月は、
この勢いでいくと
さらに売上げ増でしょう。
今日も同僚はほぼ1日中
出荷手配に追われていました。
有難いことですね。
ところが、
大手企業共通だと思いますが、
納品業者に対しては、
Amazonは冷遇です(;'∀')
例えば、
注文書には希望納期が
書いてあります。
そして、
納期を守れないと、
注文がキャンセルになるか、
ペナルティが課されます。
注文を24時間以内に
コンファーム(確認)しないと、
これまたペナルティ。
よく分からないけれど、
なんだかんだと課金されて、
一方的にこの金額が
支払額から引かれます。
一方で何かあった時の
問い合わせ先などが
どこにも書いてありません。
Amazonドイツは、
配送センターの
労働環境の悪さなど、
数年前から批判があります。
一方でクリスマス前に
2万人もの人員を採用した
と聞くと、
社会への貢献も感じます。
いずれにせよ、
私は今まで買う側でしたが、
売り手としての経験をしてから、
Amazonで注文する度に
複雑な気持ちです。
ロックダウン中でも
欲しい物が手に入るのは、
有難いこと。
だけれど、
ロックダウンが解除されたら、
コロナ渦の負け組も
応援したい。
お店の営業が再開されたら、
勝ち組を増やしたいですね♡
*・゜゜・*:.。..。.:*・
関連記事
カテゴリー1位獲得中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。