こんにちは、
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キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
キャリア・コーチ
ジョブ・クラフティ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Befreiungshalle
先日、ちょっと
アメリカの話をしたので
今日も関連した内容で。
日本では欧米って
よく一括りにすることが
多いですよね。
でも実際に住んでみると、
アメリカとヨーロッパは
かなり違うことが分かります
(そして欧州内でも
各国で色々異なります)。
例えば、
同じアジアでも、
日本と中国が
異なるのと同じです。
これは労働文化
一つとっても言えること。
だから
履歴書の書き方
一つとっても、
アメリカとドイツでは
異なります。
ドイツ企業に
英語で履歴書を
送付する場合、
ネットで英文履歴書を
検索すると、
アメリカ式の
履歴書の書き方が
テンプレートとして
出てきます。
アメリカは、
徹底的にスキルや
職歴を重視。
人種や性別、年齢での
差別を避けるべく、
写真を貼ったり、
年齢や性別は書きません。
さらに、
婚姻状況や家族構成、
趣味や特技なども
書きません。
それでは
ドイツではどうでしょうか。
性別は書きませんが、
家族構成や婚姻状況、
趣味や特技、
生年月日は記入。
そして写真も貼ります。
ドイツとアメリカで
共通しているのは次の
3点です。
①定型テンプレートはない。
②強調したい内容から書く
(職歴か学歴)
③新しい職歴、学歴を上から書く。
そう考えると、
ドイツ式履歴書は、
アメリカと日本式の中間、
という感じですね。
そもそも履歴書に
年齢を書かなくても、
職歴や学歴を見れば、
年齢って大体
検討がつきます。
だったら初めから
書いたって
変わりはありません。
それに趣味や特技から
応募者を面談に
呼ぶか呼ばないか
判断する会社はありません。
趣味や興味の分野で
会社側が見るのは、
あくまでその応募者の個性。
ヨーロッパは
アメリカのように
「hire & fire」ではありません。
つまり雇用も解雇も
企業側にとって
さほどフレキシブルでは
ありません。
だから例えば、
仕事のミスが多い、
というような理由では
解雇はできません。
だから職歴だけみて、
募集中の職種に合うか
だけではなく、
人としても、
会社に合うかも
重要な判断ポイントなのです。
という訳で、
ドイツ企業に
英語の履歴書を送るなら、
アメリカ式にならないよう
気を付けましょう。
ドイツで働きたいなら、
「欧米」とか
「ヨーロッパ」とか
ひとくくりにしない。
そういう意識を持つことも
大切です。
という訳で、
ドイツ企業に
英語の履歴書を
送付する際には、
英文といえでも
「ドイツ流」で作成しましょう♡
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