こんにちは、
日本で結婚するには
役所に婚姻届けを出すだけで
実務上、完了ですよね。
国際結婚となると、
「まずどこで結婚するか」を
決める必要があります。
「どこ」と言っても
式場か会場ではなく、
日本か結婚相手の国か。
なぜなら、
それによって準備する書類が
変わってくるからです。
第三国で結婚することもできますが、
これは双方にとって
書類の手配など、
ひと手間になります。
私たちはヨーロッパを
一括りで考えがちです。
でも「EU」というのは、
基本的に経済ベースの共同体。
つまり経済以外の政策などは
各国ごとが決めます。
なので、例えばドイツとフランスでは
移民政策も滞在ビザの条件も
また結婚に必要な書類についても
異なります。
私たちは結婚式や披露宴代が
日本より安い、
という合理的な理由で(;'∀')
ドイツで結婚することにしました。
という訳で、
日本に帰国した時に
戸籍謄本、
婚姻要件具備証明書なる
書類を取得しました
(書類の有効期間は半年)。
とはいっても、
「婚姻要件具備証明書」って?
日本語なのに意味が不明(;'∀')
なんなら読み方も、「?」。
調べたところ、
「結婚 ようけん ぐび 証明書」は
法務局などが発行する
独身証明書。
国際的な
重婚防止のためでしょう。
これらの書類を今度
アポスティーユしてもらいます。
アポスティーユとは、
法務局などが発行した
書類を外務省が認証すること。
書類の提出国によって
アポスティーユが
必要かは変わってきます。
これだけでうんざりなのに、
これで終わりではありません(-_-;)
書類はすべて日本語。
なので、これを今度
公認翻訳士に
翻訳してもらいます。
場合によっては、
さらに翻訳を大使館などで
認証してもらう必要があります。
ちなみにドイツ人が
ドイツでの結婚に必要な書類は、
出生証明書のみ。
これらの書類が揃ったら
ドイツの戸籍役場に
提出できます。
ふぅ。
もうこの時点で、
あえて試練を
課されているかのような気分。
私の場合は書類の準備に
2週間の有休期間という
限られた時間しか
ありませんでした。
だから
今日はあっちへ行って、
明日へこっちへ行って、
と休みなしでした。
でも
本当にしたいことのためなら、
人間って多少の困難も
乗り切れるものですね。
2週間という滞在期間で
(そのうち一週間は
今の夫と国内旅行)
実家が都内という便利さもあり、
なんとか全て
手配することができました。
さて、日本で書類の準備が
終わったら、今度は
ドイツで準備は続きます(-_-;)
住民票を提出している
町の戸籍役場に書類を提出すると
日取りや結婚後の名前を、
決めることが出来ます。
ドイツでは夫の姓、
妻の姓、Wネームの中から
選択ができます。