こんにちは、
海外で輝きたい女性の
ワーク＆ライフキャリアを
サポートしたくて
ただ今準備中、
ドイツ会社員歴１５年の
ブットラー惠子です
(プロフィールはこちら）。
今日は久しぶりに
私と旦那さんの
結婚までの道のりについて
書きたいと思います。
前回までの
いきさつはこちら。
色々ありましたが、
なんとか
婚約した私たち。
その数か月後、
私たちは一緒に日本へ
出発しました。
目的は、
そして結婚に必要な
書類を準備するため。
そして、私の両親に
婚約を報告するため、
というか
「お嬢さんと
結婚させてください」
と彼から私の父親に
お願い（？）をするため。
最近はこういうことは
しないのでしょうか。
でも
いずれにせよ、
報告も兼ねた礼儀ですよね。
といっても彼は、
日本文化に興味があるワケでも
日本語を勉強しているワケでも
ありません。
だから日本の
そういった慣例は知りません。
なので旅行の直前、
日本には
そういう慣例があって、
私の父親に挨拶してほしい、
と伝えました。
そして他の会話は
私が通訳するとしても、
「お嬢さんと結婚させてください」
だけは本人に
言ってもらおうと、
ローマ字でメモを書いて
覚えてもらうことに。
そして、もちろん一緒に
発音練習も。
正直詳しい旅行の日程は
覚えていないのですが、
とにかく
日本についてからも
両親と食事をするまでには
数日あって、
毎日彼に
「お嬢さんと結婚させてください」
という文章を
練習してもらいました。
そして遂に、
両親と私と彼の４人で
和食レストランの個室で会食。
普段、気難しい父ですが、
父と彼は
車好きという共通点が分かって、
幸い、終始
なごやかな雰囲気でした。
父は質問し、
私が日本語からドイツ語に通訳。
彼が答えている間、
もう待てないとばかりに
父から次の質問がきます(;'∀')
終始そんなペースだったので、
あっという間に
食事も終わって
そろそろ帰ろうか、
という雰囲気になってきました。
彼から自主的に
あの文章は出てこない、
と判断した私は(;'∀')
彼を肘でこつきながら、
「例の文を今から言って！」と
彼の耳元で言いました。
それから私は両親に
彼から一言あります、
と伝えました。
すると、彼は一息ついてから、
「オジョウサン ト ケッコン サセ、、、」
とそこで、文章がすっかり
頭から飛んだ様子。
彼は、
ちょっと顔を赤らめて
メモをシャツのポケットから出して
全文を読もうとしたところ、
日本語の出来ない彼が
日本語を話そうとしたことで
父親は感嘆して
「おぉ」
と言いました。
いや、まだ全文
言い終わってませんけど、
と私は心の中で
突っ込みましたが、
「こちらこそ、宜しく」とか
「分かりました」とか
返答らしい返答もないまま、
父親は構わず
自分の話したい話題を
始めました。
そんなこんなで、会食終了。
ホテルに泊まっていた
私と彼は、そのまま普通に
レストランで両親と別れました。
なんだか
よく分からなかった
結婚の挨拶。
多分私が一番気を使って
一番疲れた会食。
でもこれで、一区切り。
そうして、
結婚の準備が本格的に
スタートしました。
ところが、
その後が大変だった
結婚式までの
道のりについては、
また後日。
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