こんにちは
海外で自分らしく生きたい
女性を応援。
キャリアアドバイザーとして準備中
ブットラー惠子です
(プロフィールは(こちら)。
今日も昨日の続きで
ドイツ人の夫との結婚までの
道のりについて
書いていきたいと思います。
**********************************
これまでの経緯はこちら↓
1) 扉を開けてくれた人
2) 釣った魚に餌をやらない人
3) 迷いまくる人
4) 空を見上げる人
5) 後から必死な人
6) 幸せじゃないけど満足な人
**********************************
元婚約者との婚約を破棄して
現在の夫と付き合い始めた私。
彼は同僚、
しかもご近所ということで、
毎日朝から晩まで
一緒に過ごしていました。
それでも彼からは
「好き」とか「愛してる」とか
言葉はなく、
何かといえば
元カノたちの名前が出てきて、
私はヤキモキ。
感情的だとか
心の狭い女だと
思われたくなくって、
あえてそんな不安、不満は
口を出しませんでした。
「対抗手段」として
私がせいぜい
したことと言えば、
自分の元カレの話を
持ち出すこと。
それでも彼は
そんな私の話は聞き流すだけで、
彼が、元カノたちの名前を
出すことは減りませんでした。
そうこうして半年近く経って、
いつものごとく
元カノの名前をが上がった
タイミングで、
私はガマンしきれず、
彼に聞きました。
なんでそんなに
元カノの話ばかりするの!?
すると、
君だってするじゃないか、
という返事。
正直私は驚きました。
数回だけど、私が
元カレの話をしたのを
彼は覚えていたこと。
そしてなにより、
自分が言ったこと、
したことは
まるで気が付いていないこと。
でも人って、そうかもしれません。
人は、自分が
言ったこと、やったことは
忘れがち。
一方で、
自分が言われたこと、
されたことばかり
覚えている。
そして
相手の言動ばかりに
つい不満を持ってしまう。
腹を立てながら、
でも出来るだけ冷静に
自分の言い分を伝えました。
「それはあなたがするから、
私の気持ちを理解してもらうために
あえて
元カレの話はしたの!
おまけにわたしは、
あなたが私のことを
どう思っているか、分からない。」
確か、この時
泣き出していたと思います。
そして、たぶん
ドイツ語はめちゃくちゃ
だったと思いますが、
言い分は伝わったようでした。
彼は少し考えて言いました。
そういえば、
気が付かなったけど
君と一緒にいるのは素敵だし、
僕は君を愛してるんだ。
ちゃんと考えなくて
ごめんね。
「相手をどう思っているか、
考えないー?」
こんなことすら
聞かないとダメなの?
腹が立つやら、
でもホッとしたやら
嬉しいやらで
涙がたくさん溢れたのを
覚えています。
こんな二人だから、
数年後
結婚までこぎつけるのも
一波乱でしたが、
長くなるので続きはまた後日。