空を見上げる人 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツアラフォー女子、

ブットラー惠子です。

 

 

さて、今日は

先日の続きで

婚約中だった私の話を。

 

前回の話はこちら↓

https://ameblo.jp/kristallzucker/entry-12532581450.html

 

 

結婚するにあたって

わたしにとって

一番大切なことは何か。

 

 

それは、

 

「いつまでもお互い

思いやりを

持ち続けられること」

でした。

 

まさに理想は

とある洗剤のCMのような

手をつないで歩く

おばあちゃんとおじいちゃん。

 

 

それにはパートナーも

同じ価値観を

持っていないと

いけません。

 

 

価値観と言えば、

私は空を

眺めるのが好きです。

 

私が今までブログで

掲載してきた写真は

全て自分で

撮ったモノです。

 

 

 

 

 

自然ほど美しいものは

ないと思いし、

その美しさと移ろいを

感じられるのが空。

 

 

私は春夏秋冬、

どの季節も

味わいがあって好きです。

 

 

でも天気に文句を

つける人がドイツには多い。

 

暑すぎる、

寒すぎる、

雨が降らなさすぎる。

雨が多すぎる

 

今あるものを

ありがたいと思わず、

文句をつける。

 

 

そんな考え方は

人生の価値観にも

反映されると思うんです。

 

 

 

さて、婚約者との

結婚準備は進む一方、

同僚からのアプローチに

戸惑う私。

 

 

悩み続けたある日、

会社でのことでした。

 

 

後に夫となった同僚が、

別の同僚とデスクを挟み

何かの話をしていました。

 

 

そして話し終わると、

 

ふと窓から外を

眺めて

ほがらかな表情で

空を眺めたのでした。

 

 

 

 

これを見た瞬間、

 

もうこの人とは絶対

価値観が合う。

 

そう思ったのでした。

 

 

そんな訳で、

2007年の2月だか3月の

とある週末。

 

私は、書斎で

コンピューターゲームを

している婚約者に

話がある、

 

と切り出しました。

 

 

そして居間に入ってきて

ソファに座った婚約者に

打ち上げたのです。

 

婚約を解消したい、

 

 

目を見広げて

ゆっくり、

両手に頭をうずめる彼。

 

その姿勢のまま

少し考えたあと、

問題があるなら

話そうと切り出しました。

 

 

時間とともに

存外な扱いを受けるように

感じるようになったこと、

 

価値観が合わないこと

 

と胸の内を語りました。

 

そして、

付き合いたいと思ってる

人がいることも

正直に打ち明けました。

 

 

当然相手は誰かと

聞いてきたので、

 

一緒に会社に通勤している

同僚だと伝えました。

 

すると彼は

「あー、こんなことなら

引っ越しておけばよかった」

 

と言いました。

 

私は当時、

車で毎日高速を使って

通勤していました。

 

渋滞も多く、

1時間前後片道に

かかっていたので、

 

会社の近くに引っ越したい

 

と婚約者に

何度か言ったことが

あったがあります。

 

それを婚約者は

大した理由もなく

すぐに却下しました。

 

 

彼は自分の態度や

思いやりのなさ

ではなく、

 

私が同僚と長く時間を

費やしたことが原因だと

理解したのです。

 

 

正直、彼には一生

自分に何が

足りなかったかは、

理解できなかったでしょう。

 

翌日の朝、

 

私はできるだけ

荷物をまとめて、

 

車で出ていきました。

 

 

ただその後も

大変だったのですが、

長くなってしまうのでまた後日。

 

 

台風で被害に遭われた方々へ、

心よりお見舞いを申し上げます。