こんにちは
ドイツ在住18年目、
ブットラー惠子です。
さて、先日も書いた通り、
私と夫はドイツで
職場恋愛でした。
出会った頃の話はこちら↓
https://ameblo.jp/kristallzucker/entry-12531317953.html?frm=theme
でも私はその時、
当時の彼氏から
プロポーズを受けていました。
当時の彼とは
付き合って3年ほど。
わざわざ古城ホテルの
レストランで
それはロマンチックな
プロポーズでした。
でも、それとは裏腹に
当時の生活はもはや
ロマンチックなものでは
ありませんでした。
そもそもの出会いは
タンデムパートナー。
ここでいう
タンデムパートナーというのは、
お互いの国の言葉を
習っている人同士で
それぞれの言語を
教え合ったりすること。
彼は日本語を
習い始めて2年ぐらいで、
私はドイツ語を習い始めて
半年ほど。
私は文法こそそこそこ
学んでいましたが、
語彙力がなくって、
言いたいことを伝えるのに
辞書で単語を調べたり。
それでも彼は忍耐強く
話を聞いてくれたり
不慣れなドイツ生活を
サポートしてくれたり。
それがきっかけで、
いつの間にか
付き合うようになっていました。
付き合い始めこそ
彼も色々気遣ってくれました。
でもそれから徐々に
一方的な関係になっていきました。
とても甘やかされて人。
私は会社員で
彼はフリーランサーとして
自宅で仕事をしていました。
それなのに家事は全て私。
自分はしないのに
私の家事の仕方には
文句を付ける。
それに
残り物なんて食べない
と言うので、
作り置きができず
毎日会社から帰って来ては
夕飯を作りました。
フルタイムで働いて
毎日夕飯を作るって、
結構大変ですよね。
しかも、そうやって毎日
夕飯を作っても
会話も料理へのコメントもなく
ささっと食べるだけ。
自分が食べ終わったら、
私がまだ食べていても
食卓を離れて
コンピューターゲームを始める、
なんてこともありました。
この時はさすがに切なくて
涙が出そうでした。
もちろん完璧な人はいないし、
私にも足りないところは
あったと思います。
でも私は私なりに
彼への思いやりは
尽くしたつもりでした。
でもいつしか、それが
一方的なものに
なっていたんです。
彼にしてみれば、
自分がしてもらうのが当たり前。
自分のお母さんに
してもらっていたように。
夫婦や恋愛、友情でも
人間関係って
一方的だと上手くいかない。
思いやりも相手への関心も
お互いに持たないとダメ。
そういう訳でプロポーズを受けて
嬉しかったのも束の間。
結婚したらこんな日常が
30年、50年続く。
結婚するのが嬉しくない
そう思い始めました。
そんな時、当時同僚だった
今の旦那サマから
食事に誘われました。
その時は家が近かったので
一緒に通勤して
同僚としてお互い色々
話す仲になっていました
でも改めて
食事に行くとなると、別の話。
と迷った後どうなったかは
長くなるのでまた後日。
皆様の生活が
思いやりにあふれた日々と
なりますように☆彡