と、まだまだ続くこの企画(笑)。
先週のビーナス行きで、だいたいのステップ位置も決まり、次のステップに入りたいと思います(シャレではない?)。
まー、ステップ位置を決めないと、ロッドの長さが決まりません。
”ピロ―”つまり”ロッドエンド”のネジ長で調整しきれる範囲までなら、調整式ってのもあり得るんでしょうが、その調整範囲は、チェンジやブレーキのペタル位置の為に採っておきたいので「調整式ステップ」なる物は、まーまーのギミックだと思います。
この通称"ピロ―ボール"がそこらのホームセンターでは売っていない。
バイク系の量販店には少量あったが"高価"。ホムセンで唯一在ったのはジョイフルでしたね。サスガ。
潤滑式or無給油、ネジのオスorメス、正ネジor逆ネジなど、選択種が多いだけに予備知識は必要になります。
と言うわけで、ロッド長さを選定するために、自分がバイクで走るであろうシチュエーションを再現してここ何回か走ってきたわけで、文章にすれば2行くらいで済むことを長々何回かに渡って書いてまいりました。(*'▽')
お付き合いしていただいた方が居たとすれば、誠に恐縮です。
しかし、一品物のパーツを作るという事は、そう言った地味な作業の積み重ねなので、リアルタイムで報告できるのも何かの縁だと思って諦めてください。(;'∀')
そして今回は、前回の最後にもお伝えしてように”変態的”な仕様にチャレンジです。
そうです。この企画の最初から「山道と高速」「流す時と攻める時」各々7割位は双方どっちかのステップで、対応できるけども残り3割程度はどーしても”妥協”しなくてはなりません。
だから「どっちも、付けちゃえばイイんぢゃね?」と言う、パワープレイのスタディーです。名付けて「Wステップ!!」マンマやがな。(-_-;)
下側の取付穴で作業を進めてみたいと思います。
ペタルの代わりに取り付けてあったスリーブを外して。
そこに、ペタルを挿入して位置を確認していきます。
大まかに位置が決まったら、ロッドを切断しM6のネジ加工。今回はタイロッド風に片側を逆ネジにして、車載の状態で調整できるようにして見ました。
と、ここでトラブル。スピンドルアームが緩んでいました(;'∀')。良くぞご無事で!! ここが緩みやすい個所なのか、ワタシの凡ミスなのか、同様のパーツ付けている方確認しておいた方が良いとおもいます。最悪スプラインが丸坊主という事もあり得ますので、注意は必要でしたね。
あくまでも、スタディーなので試してみる感じです。だからもしフォワードに慣れたり、はたまた嫌気がさしたりしたら、どっちか外す選択をするかもしれません。
蹴り上げ時に、ステップの根元にロッドが干渉するので、やむなく曲げました。
しかし、曲げた時点で逆ネジ仕様のメリットも捨て去ることになるので「しょせん俺なんて!!」な気分です。
しかし、まーこういう馬鹿らしい仕様も、けっこうマジメで真剣に作ってあるので、どっちを選択しても問題ない強度と精度は出しているつもりです。
さあ、走ってみますかね。(⊙ꇴ⊙;)