毎年この時期、GW前の一日は家族の中で私だけ休みになる確率が高いです。
ふだん「働くとーちゃん」だけ”休み”という事は殆んどなく、毎年この日を”周遊の日”として、密かに出かける企みをしています。
思えば「緊急事態宣言」の出ていないGWって久しぶりですよ。まーまー、出かけては居ましたが、羽目を外すって事ではなくて微妙な”後ろめたさ”が有った様な無いような?。
そして今年は、昨年緊急事態宣言を頑なに守り、県境越えの地点で引き返した「田口峠」を超えて長野に向かおうと心に決めていました。
が‥‥おりから朝方まで雨が残る予報のため、出発を後らせていたのですが、どうも回復が遅く南牧方面の空模様は相変わらずドンヨリしたまま。(-_-;)
なら、明るくなってきた秩父方面に一旦進もうと、10時少し前に出発しました。
この時期の秩父は芝桜で混雑が見込まれるので、迂回し県道44から皆野で37号に乗り継ぎ、小鹿野から299で芦ヶ久保に向かいます。
人混みが苦手で、祭りとかには全く興味はないのだが「龍勢祭」だけは、一度見てみたい。
秩父には"良い石"あります。
空模様もいまいちだったんですが、今頃の秩父は冬支度でもいい日がちらほらありマスね、この日もそんな感じ。日が出ていない分、走っていると涼しさが寒さに変わるのも時間の問題です。
明るくはなってきましたが、肌寒さが付きまといます。
おっと、お土産は大事。けっこう各位に評判は良かったです。
とまあ、芦ヶ久保に到着し少し腹ごしらえしまして「さて、どうしましょう?」時間的には、まだお昼少々。4時までに帰ればいいので、まだ時間はあります。
なんか、一旦あきらめはしたけれど今日は「うら寂しい」峠越え気分なので、小鹿野から神流へと抜けるルートを選びます。天候も、もはや回復しているでしょうし‥‥(^_^;)。
どうせ神流に抜けるなら「万葉の里」で、猪豚カレーを土産に買おうと思い立ち、なら土坂峠だと299から小鹿野で右に折れます。トンネル・リニューアルの志賀坂峠も行きたかったのですが、またの機会という事で。
この土坂峠の路線名は「高崎・神流・秩父線」といい、県跨いでも71号の番号で表示されています。以前に旧建設省の方から都道府県に宛てて「越境する県道の番号整理」に関する通達があったらしいですね。分かりやすくて、すごくいいと思います。
奇しくも東谷砂防ダムに行った時の行き止まりの71号と、途中で切れているけど繋がりました。
そして、土坂峠が更に寒い。おまけに路面はセミウエット。朝の時点で南牧方面に向かわなくて、正解っちゃー正解でしたね。
いつの頃からか、こっち方面のお土産ド定番。
帰りは、そのまま462号で藤岡、新町と貫けて帰ってきました。帰ったら、3時52分で嫁の帰宅前に帰り着きました。セーフ
田口峠を諦めた段階で「軽く秩父あたりをブラッと?!」と、考えていましたが気が付けば、距離にして200キロほゞ山道という、まー結構なボリュームでした。