あたしの働いてる風俗は大本がやくざの店だったから紹介されて入ったから抜ける事も出来なかった…だってあたしの愛人はやくざだったから…でもあたしは天然だから解らず遊んでたし仕事も紹介されていたから別になにも感じなかったけどあたしはその人に働いたうちの一部をマージンとして渡していたし…もう地獄の中に居たけどその人はあたしを沢山守ってくれる大切な友達。彼も知っていたし…闇から這い上がるのは難しいけど人は見た目ややってる事ではなくてどれだけ守って側に居てくれるかだとあたしは想ったからマージンは渡した…
あたしは何時になったらまともに仕事が出来るのかかなり悩んで居た…支払いもあったし生活も苦しくていろんな物を売ったりした…彼はまともに働こうと賢明だった。お互い方向性は違ったけど何時も楽しく過ごす事だけを考えて過ごして居た…意見が合わずぶつかり合う事もあったけど自然体のあたしをしっかり受け止めてくれる彼だからあたしは苦しくなかった…
仕事が休みだった時にテレビを観てたら怪しい車が停まったからなんだかあたしはうちっぽい、と想いながら構えていたらやっぱりうちで彼に用事がある、と言われたからお金ですか?と聞いたら知ってるんだ、と言われ今では話題となってるT会社からの取り立てであたしは今日全額払うから今日の金額を教えて欲しい、と言った…まさか闇金じゃなくテレビでも宣伝してる会社だったから取り立て来るとは想ってなかったし、金額聞いて一緒にキャッシングするのを付き合わされあたしは全額返した…あ~まだ仕事辞められないなぁ~と…彼が帰って来て話をして払ったから、と告げた。あたしは何だか疲れてしまい又借金まみれになるんだな、と想った。でも彼は優しい人だからあたしは何も言わないまま彼に嘘を付きながら風俗は続けて居た…