筋肉痛で写真三昧 | 写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

修行走でバキバキに筋肉痛な身体を引きずって、
品川キヤノンギャラリーにカメラ・写真専門誌編集者による競作展・・・
『Editor's Shot! 2015』を見に行きました。

普段、雑誌でお世話になっている編集者さんが写真を出していたりします。
この企画の面白いところは、コンテストが行われているんですよね。
お客さんとして見に行って見てみると、いろいろ感じることができますよ。
『あの雑誌を作っている編集者さんって、こんな写真を撮っているんだぁ~』とか
『すんげぇガチで写真がうまい編集者さん、いるなぁ~』とか・・・

カメラ・写真雑誌を作っている人が、絶対に写真がうまいわけじゃないんだ・・・
というのもよくわかります(秘)

とにかくいい写真に二票投票するシステムなので、
無記名で投票できるのにもかかわらず、わざわざ『小澤太一』と名前を書いて、
いい写真だな、写真と向き合っているな、と思うもの二点を書いてきました。

そうそう、去年までと展示方式が変わったので、
雑誌ごとのキャラの差が見えなくなったように思いました。
これは前の展示形式の方がお客さんとしては面白く見えたんじゃないかな。
(出す編集者さん立場だと、今の方がきっと楽でしょうが・・・)

ちなみにキヤノンの2階にあるバナナジュースは大好物の飲み物なので、
本日も飲んでみましたが、あれ、味変わったかな???
キヤノンにお勤めされている方で、バナナジュースに詳しい人がいたら、
ぜひこっそり教えていただけますと幸いです。


写真業界的に話題の映画、『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』を見に行きました。

ある青年が近所で開かれたオークションで見つけたネガ・・・
そこに写っているものを見てみると、ものすごい写真の才能が詰まっていた。
よくよく調べると、その撮影者はヴィヴィアン・マイヤーという人物・・・
まではわかったけれど、それ以上のことはわからない。

ヴィヴィアン・マイヤーってどんな人???というのを探しながら
交友関係があった人のインタビューを軸にして撮られたドキュメンタリー映画であります。

写真に携わっている人なら、まぁ見てみてもいいと思います。
詳細は【コチラ】を。
個人的には、【ジュエル・マイロウィッツ】が出て来たのに、
めちゃめちゃびっくりしました。

さて、今年は映画館で映画を見たのって、サルガドの映画以来だなぁ。

そして同じ映画館で来週12/5から
『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』も上映されます。
予告編は【コチラ】から。

今年は写真の映画が面白い年でしたね~。

【最近見た写真展】
384:『Materia 2015』上田 義彦<キヤノンギャラリーS>
385:『Editor's Shot! 2015~カメラ・写真専門誌編集者による競作展~』<キヤノンオープンギャラリー>
386:『NiceShot』キヤノンフォトクラブ神奈川<キヤノンオープンギャラリー>
387:『校友会創立50周年記念写真展』東京ビジュアルアーツ・校友会<ポートレートギャラリー>
388:『自然を友として』フォトクラブ山彩<HCLフォトギャラリー>
389:『はたらくすがた』アイデム写真コンテスト<アイデムフォトギャラリーシリウス>
390:『Thinkings』西村勇人<RED Photoギャラリー>
391:『三千大千世界』太田全治<プレイスM>
392:『賽の一擲』石川琢也<蒼穹舎>
393:『沖縄行』川口 和之<フォトグラファーズギャラリー>
394:『Perspectives』写々くら部<ニコンサロン銀座フォトスクエア>
395:『ひとやすみ』ミゾタユキ<ニコンサロン銀座フォトプロムナード>
396:『鉄道ファン・キヤノンフォトコンテスト 入賞・佳作作品展』<キヤノンギャラリー銀座>
数字は4月から見た写真展の数です。