深夜0:44、アイヌの森の奥で突然出会ったユク。ほんの数秒だけ時が止まり、指先に全神経を集中させて祈りながらシャッターを切る………
『写れ!』
先週はまるっと東京で仕事したので、今日からまた二拠点生活へ。めずらしく三脚を持って飛行機に乗りました。え?普段三脚使わない?いや、そんなことありません。今までの海外でも北海道でも、三脚を持っていかないことはありません。旅の必需品です。三脚はずっと北海道の家に置きっぱなしにしているんです。しかも2本も。今日は訳あって3本目の三脚を持ってくることにしたんです。これを使う機会があるのかないのか?
空港に着いて、まずは家に立ち寄って水出しアイスティーを急いで作って夕方の撮影へ。遠くからシカのラッティングコールが聞こえていました。もう秋ですね。喧嘩っぱやいものは、頭突き合戦もしています。ひょっとしたらもう冬になっているのかも!?
本日の日の入り時刻がほぼ17時。あっという間に夜がやってきます。いつものように初日は撮影後にスーパーに寄って、滞在期間中の食材をたんまり買い出しします。最初のうちは肉料理や野菜が多いですね。後半になるとパスタやカレー(主にレトルト)とか。毎日自炊です。(節約というよりは夜に食べるお店がありません)。スーパーの帰りにガソリン入れたら148円/Lでした。北海道ってガソリンが日本で一番安いんですかね??それとも闇価格ですかね?ちなみに1日おきにガソリン入れてます。今回で言うと月水金ですね。明日はここ数日では一番天気が良さそうなので2時半起き、これから読書しながら寝ます。明日はもう10月ですね。
雑誌『フォトコン』で2年間担当させていただいた組写真の部の審査も最終回となりました。単写真とは違う面白さと同時に難しさもある組写真の部の審査……この2年間でとても素晴らしい作品の数々と出会うことができました。そんな作品を作られた応募者のみなさん、この貴重な機会を与えていただいた『フォトコン』編集部のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
最後の審査で選んだ作品はどんな作品だったのか。そしてその結果でいよいよ年度賞が決まります。どなたが年間一位になったのでしょうか??ぜひ雑誌をご購入してご覧いただけますと幸いです。
かなり悩んだ最終回の審査もなんとか終え、これでぼくの2年間の審査は終了しました。次にまたお声をかけていただけるよう、まずは自分の写真修行に励みたいと思います。
読者のみなさん、2年間どうもありがとうございました!そして最後に……毎回担当していただいた編集部の杉山さん、どうもお疲れ様でした!!
【最近見た写真展】
358:『ライカと、てつたび。』中井精也<ライカギャラリー>
359:『春を祝う―Celebration of Spring―』廣田比呂子<ライカプロフェッショナルストア東京>
360:『shape』阿部大輔<ライカGINZA SIX>
361:『Prism』九州産業大学大学院 芸術研究科 造形表現専攻 写真・映像領域<ソニーイメージングギャラリー>
362:『空想の宙(そら) 「静寂を叩く」 大乗寺十三室』十文字美信<資生堂ギャラリー>
363:『色彩』キヤノンフォトクラブ東京第3<富士フォトギャラリー銀座>
364:『かぐや姫はどこに』神吉猛<富士フォトギャラリー銀座>
365:『~こころに咲いた花~』関東美しい花の撮り方教室<富士フォトギャラリー銀座>
366:『DOWN ON THE STREET CHICAGO』中藤毅彦<LUMIX BASE TOKYO>
367:『めくるめくる写真展8』三村漢ゼミ<Nine Gallery>
368:『亜熱帯やんばる—多様性の森』湊 和雄< OMシステムギャラリー>
369:『OM SYSTEMで撮る!SSPの仲間たち 2024 Part2』一般社団法人 日本自然科学写真協会(SSP)<OMシステムギャラリークリエイティブウォール>
370:『夢在 -MUZAI-』クガ ハルミ<ニコンサロン>
371:『KIKORI 木は長い夢を見る』山口 規子<ニコンプラザ東京THE GALLERY>
372:『生きている大地』高木 誠<ふげん社>
373:『YELLOWS1992-2024』五味彬<Jam Photo Gallery>
374:『高橋米子&グルッペ白樺写真展』<道の駅・摩周温泉>
*数字は4月から見た写真展の数です。