お盆も写真展めぐり | 写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

昨日は目黒のコスモスギャラリーで開催中の、
石田研二さんの『Daytime Infrared Images 』を見に行きました。

赤外写真・・・というのはもちろん聞いたことがあるし、
かつては専用の赤外フィルムがあったのは知っていたのですが、
当時のコザワ少年はそれに触れる機会は一度もありませんでした。

時代が経って、コニカからもコダックからも、
赤外フィルムが無くなってしまいましたが・・・
デジタルになっても、赤外写真はちゃんと残っているのです。

人間の目で見るのとは違う赤外写真・・・
いや、そもそも白黒写真だって、人間の目では見えないものだし・・・
う~ん、『見る』ってなんだろうねぇ・・・

会場で、『いつも見慣れている白黒写真とはちょっと違う』赤外写真を見ながら、
いろいろ考えてしまいました。

8/24までですので、ぜひご覧になってくださいね!!
きっとこの夏のクソ暑い空を見ると、赤外写真を撮りたくなってしまうでしょう。

あっ、会場には石田さんもいらっしゃいました。

素敵な笑顔なのは、きっと『●”ー●』でいい気分だったからでしょう・・・

ということで、写真展おめでとうございます、かんぱぁ~ぃ!!




エビスのアメリカバシギャラリーでは
HARUKIさんの写真展『普通の人びと 1987-2007』が開催されています。

本日はオープニングパーティーだったので、お邪魔しました。

写真はHARUKIさんが20年かけて、自腹で世界を回って、
そんで出会った、文字通り『普通の人びと』が被写体なのですが、
カメラっていろんな心情がそれっぽく写るんだなぁ~と感じました。

20年間、同じテンションや手法、距離感で被写体に向かいあいにくいものだし、
そういう人間臭いところが写真家の写真でもあるんだろうなぁ。。。
機械が撮っているわけじゃないんですからね。

それは会場で売られている写真集を見ると、より強く感じました。

いやぁ、ポートレートって、いろいろすごい!!

そんなわけで、HARUKIさん、渾身のファースト写真集!
会場で購入すると、ちょっぴりお得ですので、ぜひ写真展と一緒にお楽しみください。

オープニングパーティーでシグマ・クアトロトリオを発見!

右から
★写真家の大先生の、シカノ大先生
★シグマのエライ人で、バナナのくわりん
★『普通の人びと』のさとけさん

・・・え~と、完全に、さとけさんがもっていってしまった、そんな記念写真(笑)

大先生、くわりん、次はもっと目立つパフォーマンス、よろしくお願いします。

【最近見ていた写真展】
222:『Various Colors of IRIOMOTE ISLAND』早見紀章<キヤノンギャラリー銀座>
223:『Daytime Infrared Images』石田研二<ギャラリーコスモス>
224:『普通の人びと 1987-2007』HARUKI<アメリカバシギャラリー>
数字は4月から見た写真展の数です。