勢いづいて(?)20日は実家のトイレを大掃除しました。
自分の家のトイレは2年前の6月に「夢のお告げ」から、毎日掃除しております
(私のこのブログを見てから、「私もトイレ掃除始めました~」という方が複数いらっしゃって
なんか嬉しい)
だからかな~、なんか実家のトイレの汚さが「とても目について」いたんですね。
幸い、年明けにうちのオットが
「ママの実家のトイレ、交換しようよ」と言ってくれ、(ウォシュレットが壊れててヤバかった)
それ以降は実家の母に
「トイレは毎日掃除してね!」と厳命
一応、母は気が付いたときは掃除しているみたい・・・・・・なのですが、
問題は、「男性用トイレ」の方。
(実家は女性用と男性用のトイレがあるのです)
さすがに母も「男性用は・・・・・・・」と言ってやらないので
そこを掃除したのでした・・・・・・・・
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掃除しながら思ったこと・・・・・・・
昔ね、関西に「入江塾」という知る人ぞ知る塾がありました。
そこは、関西の名門「灘中」に多数の合格者を出している個人塾でした。
(今は存在してません)
そこの塾では、成績が伸び悩んでいる学生には1か月間の便所掃除を課したそうです。
(しかも!ゴム手袋などは使わず、素手でやるんだって!!!)
「なんで便所掃除?」
と思うよね?
だけどね、それをやることによって、学生たちは憑き物が取れたかのようにスランプから脱出し、
灘中に合格していったそうです。
私は子供のころに、その本を読んだのですが、
なぜか妙に妙に印象に残っていて・・・・・・・・・
「トイレ掃除には、何か深い真理に至るものがあるのではないか?」
とずっと思っていたんですね。
で、私、昨日、トイレを掃除しててふと「これじゃないか?」
と気づいたんです!!!
もちろん、私はゴム手袋を使い、ゴシゴシやってたわけですが・・・・・・・・
あるものを掃除していた時(明確な描写は控えます・・・・・笑)
最初は
「うわ~、これ、いやだなぁ。」
「なんで、こんなになるまで放置してるの」
という気持ちでいっぱいだったんですが・・・・・・・
だんだんやっていると
「無心」になり
「汚い」という気持ちもなくなり
「汚れが取れるのがだんだん楽しくなってきた」
んです。
「イヤだ」「汚い」「なんで?」
というエゴや「トイレ=汚い」という固定観念が
「ただ、この目の前にある(汚いという概念もなく)物体をキレイにしよう」という意思が働いているだけ。
という感覚になってきたわけです。
ひょっとして、「入江塾」の「便所掃除」もそんな感覚なんじゃないかなぁ~~~???
「志望校合格」
「周囲の人たちに負けたくない」
「なんで成績が上がらないのか」
という外に向いていた気持ちが、
便所掃除をすることで
「ここをキレイにする」
「きれいになってうれしい」
という自分の内側に意識が向くことで
「純粋に問題が解けるようになってうれしい」
「自分ができるようになること=志望校合格」
という感覚になっていったんじゃないかなぁ~~~。
入江先生は、便所掃除を通じて、学生たちに「その極意」を伝えていたのかもしれません。
厳しそうだったけど、行ってみたかったな、入江塾
(ちなみに男子のみの塾です)
余談ですが、私が「中学受験をしたい」と思ったのは、実はこの本を読んだからなんです・・・・・笑