烏丸あやの 谷川のせせらぎを聞きながら | 新ヒーローになりたいんだい!!

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主にポートレート撮影しているコマーシャルフォトカメラマンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

烏丸あやの(僕のビジュアルモデル)

 

これから日増しに暑くなってくるから自然の中で撮影をする場合は、ちゃんと水分補給ができるように飲み物を持参して行かないとだめだね。

山の中だと売店も自販機もないことがあるので、休憩所とか飲食するお店を見つけるまで歩き回るか、麓まで戻ってお店を探すかなんてことになりかねない。

それと、ロケハンをした時に休憩ポイントを見つけておくのもいいよ。

 

ロケハンで注意をするのは、必ず撮影するのと同じ時間帯で現場の下見をすること。場所だけしか確認をしない人が結構いるんだけど、肝心なのは光のあり方。ポートレートに限らず、どのような撮影でも光の状態がとても大事。

撮影する時間帯と違う時間で下見をしても、撮影時の光とはまったく違っているはずだ。特に真っ昼間なら太陽光の順光や真上からの光がやばい。夕方にロケハンをしていい具合だと思っていていても、本番の撮影が真っ昼間なら順光や真上からの日差しが邪魔で、うまく撮れないことになるかもしれない。

 

ロケハンは必ず撮る時間帯に合わせるのと、現場を見るだけではなく光の状態をよく観察し、更にそこから撮る時のイメージを膨らませていく。

背景をどのように処理するかでレンズが決まってくるし、日差しによってストロボが必要な場合もある。またソフトボックスなのか、アンブレラなのか、ストロボ使用時の使い方によって作り出す光の機材も予想できるよね。

 

あらかじめイメージしておくよりも、撮影日に現場に行ってから決めるという人がいるけど、そういう人が撮ったものは大抵中途半端な撮影になっていることがある。

しかもストロボがなかったからとか、広角レンズがなかったからとか、言い訳めいた説明文を入れてごまかそうとしたりする。

ちゃんとイメージができていれば、必要な機材を予想して持って行けたはずだ。

 

プロがなんで撮影の前にイメージワークをするのかと言えば、必ず撮らなければいけないからだ。ストロボがなかったので撮れませんでしたなんて言い訳は通用しない。

アマチュアの人もせっかく撮るのだから、その場で適当ではなくイメージを膨らませてそれに沿って撮るというのもやってみるのがいいんじゃないかな。

 

僕はイメージを構築し、テーマやシチュエーションを考える。それをモデルさんに伝え、モデルさんにもイメージを描いてもらう。

撮影当日にはイメージの確認と、どのように撮影を進めていくのかをモデルさんとしっかり打ち合わせをしてから撮っていく。

たとえばクールなイメージ撮ろうとしているのに、モデルさんがニコニコさわやかな笑顔を浮かべていたら違うイメージの写真になってしまう。

そこでちゃんと修正をしないと、ニコニコ笑顔の写真なのかクールな翳のある写真なのか、どっちつかずの中途半端な写真になっちゃうよね。

 

 

あやのちゃんが僕の一眼レフで撮影した風景

人生初めての一眼レフでの撮影で、どこにピントを合わせればいいのかわからなくて訊ねてきたけれど、自分が一番見せたい(魅せたい)所に合わせればいいと言ってあげると、自分でフォーカスポイントを決めて撮ったようだ。

 

 

 

おまけポートレート 石田悠紀子

 

 

 

 

 

 

 

あるテレビ番組で『清純派モデル』と紹介され、ゆこ本人が「私は清純派モデルらしい」なんてことを言っていた。

医療関係のテレビCMに出たり、清純派のイメージはある。

 

でも、撮影の時に僕が回し蹴りをしてと言えばしてくれたし、大怪獣ゆこらなんてニックネームで呼んでいたこともある。

なんか言えば、結構ノリノリでやってくれる。

 

三重県出身で、数年前に実家を出て大阪市内でひとり暮らしをしている。実家の写真を見せてもらった事があるけれど、かなり広い庭があるようで野菜の自家栽培をしているらしい。実家からとれた野菜がよく送られてくるみたいだ。