谷口夕佳 ホワイトブレンド | 新ヒーローになりたいんだい!!

新ヒーローになりたいんだい!!

主にポートレート撮影しているコマーシャルフォトカメラマンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

谷口夕佳(僕の最古参モデル)

 

ゆかめろこと谷口夕佳ちゃん。職業は美容クリニックカウンセラー。11年前に撮影をして以来の僕の最古参モデルさんだ。

 

モデルさんってメイクによって顔や表情が変わるよね。それぞれのメイクで、それぞれの個性を表現できるモデルさんはすごいと思う。

素顔の個性は全然違うんだけど、メイクによって別の個性を引き出して表現をする。レンズの前は、モデルさんのステージでもあるんだよね。

 

ポートレート撮影をする時、僕は50mmの単焦点レンズをよく使う。寄ったり引いたりでアップも全身も撮れるし、引いてもモデルさんとのコミュニケーションを取るのにどちらの声もよく聞こえる。

 

ごくたまになんだけど、プライベートでポートレート撮影をしていると、そばを通りかかったベテランらしきアマチュアカメラマンのおじさんが、「ポートレートなら85mmや100mmぐらいの中望遠レンズがいいよ」と声をかけてくれる。

そういうおじさんは首と肩にそれぞれカメラをぶら下げていて、大口径の望遠レンズを付けていたりする。

 

一応、ありがたくアドバイスのお礼を言っておくんだけど、ポートレートは中望遠と決めつけている人がかなりいるのかもしれない。

雑誌のグラビアなどは400mmぐらいの望遠レンズで撮ることがある。それは圧縮効果でモデルさんの体を引き締める効果を狙ったものだ。

 

ポートレートを撮るなら中望遠、もしくはもう少し長い望遠レンズを使うのが常套手段のように思っている人が多いよね。

背景をぼかしやすいし、近づかなくても顔のアップを撮れる。

 

でも僕は、顔のアップを撮るなら歩いて近づく。モデルさんがアップを撮るのだなと気づき、視線をぐっとレンズの奥に注いでくれるのだ。

撮影の時は、顔を撮っているのか、あるいは上半身を撮っているのか、もしくは全身を撮っているのか、モデルさんがそれをわかるようにしてあげるのがいいと僕は思う。

 

 

 

 

おまけショット 動物

 

 

 

 

 

 

 

 

動物たちを撮るのはすごく癒やされる。見ているだけで気持ちがなごむし、気を使わなくてもいい。

 

ところで、タヌキの写真の向かって右側にシートが写っているんだけど、人の姿のように見えて仕方がない。凹凸加減でそのように見えるのだろうけど、こういうのを見るとすぐに心霊写真だという人がいるよね。

テレビや雑誌などで紹介されている心霊写真の99%は偽物であると、僕は思っている。

 

ハイエナはアニメではよく悪者扱いをされるけれど、よく見ると可愛い顔をしている。初めは知らん顔をしていたのに、カメラを向けるとカメラ目線をくれた。

 

サイは撮影していると、いつも1m近くそばまで来てくれるんだよね。手を伸ばせば、角に触れそうなぐらい。

結構太い木の枝もバリバリと食べてしまう。

 

今は緊急事態宣言で動物園が閉園されているために撮影ができないけれど、早くまた動物たちを撮りたいものだ。