新ヒーローになりたいんだい!!

新ヒーローになりたいんだい!!

主にポートレート撮影しているコマーシャルフォトカメラマンです。

広告撮影をしているフォトグラファーです。ここでは主にプライベートで撮影したポートレートを載せています。

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット

烏丸あやの(僕のビジュアルモデル)

 

 

 

 

今日のアニマル コサギ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

ポートレートを撮る時は、最初にどのように撮るのかを決めておく方がいい。可愛い、カッコイイ、さみしげ、アンニュイ、元気ハツラツ、セクシー、みだら、ダークなど色々とある。

 

決めた雰囲気を深掘りしていき、どんなイメージにするのかを形作る。

例えばカッコイイにもクールだったりニヒルだったり、ちょいワルなものもある。

 

物語を創造していくように、撮りたいイメージを膨らませるのがとっても大事なことだ。

撮影会で撮っているアマチュアカメラマンの写真を見ると、多くが何もイメージしていなくて、その場その場で適当にシャッターを切っているように思える。

 

またイメージがないからモデルさんにする指示もなく、モデルさん任せのポージングや表情のような気がするし、行き当たりばったりの撮影なのでテーマもない。

 

ポートレートに限らず、撮影にはテーマが必要。何を撮りたくてどのように魅せたいのかを具体的にイメージできないのなら、見る人に伝わるものが希薄になってくる。

 

僕は撮る前に既に作品としてのタイトルを考えていて、方向性をはっきりさせることに努めている。

多くの人の場合、写真のタイトルは後付している。

 

写真にタイトルを付けるのも重要なことだ。そこにテーマやストーリーが見えることがある。

撮影場所や日付だけの人が多いけれど、あれは自分の写真に対して表現するものがないのを語っていると言われても仕方がない。

 

小説にしろ漫画にしろ映画やドラマにしろ、表現として見せるものには必ずタイトルがある。そこに作り手の表現者としての思いが込められてると僕は思う。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

アメリカ村付近 2016年2月14日撮影

 

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット

神崎紗衣(元第2世代恵比寿マスカッツ)

 

 

 

 

今日のアニマル メガネグマ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

先日、海外ブランドのファッションやアクセサリー、バッグなどの広告撮影で、外国人の女性モデルさんを撮った。

背が高くてカッコイイんだよね。何を着てもカッコイイイメージがついてくるって感じだった。

 

もちろん美人だし、脚が長い。

でも、メイクを落とすと意外に素朴な感じがして、ソバカスなんかもあるんだよね。

当然メイクの力はすごいし、彼女のパフォーマンスも素晴らしいからいい写真が撮れた。

 

外国のモデルさんでも結構『可愛い』が通じたりして、シャッターを切るたびに可愛いを言えばとても嬉しそうにしてくれていた。

 

日本人でもそうなんだけど、ある程度の年配の女優やタレントでも、『綺麗』よりも『可愛い』の方が喜ばれるような気がする。

綺麗だと嘘っぽくて、お世辞のように聞こえるからかもしれない。

 

『可愛い』は今や日本だけではなく、海外でも通じる言葉になってきている。

日本語が話せない海外女性を撮る場合、『可愛い』を笑顔で言ってあげると素敵な写真が撮れるかもしれないね。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

中之島公園 2018年8月11日撮影

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット 寺西永里

僕はカーテンを小道具として結構使ってるな。

 

 

 

 

今日のアニマル ジャガー

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

プロはフルフレームサイズのカメラじゃないといけない?

 

必ずしもそうじゃないんだけど、フルフレームサイズのカメラの方がいいことがある。

プロカメラマンは見かけも大事だってことだね。

 

クライアントにしろそのスタッフやデザイン事務所の人などが撮影現場にいる場合、やはりカメラマンの持ち物を気にする。特にカメラだよね。

マイクロフォーサーズやAPS-Cのカメラだと、ちょっとがっかりするような仕草を見せることがある。

プロはフラッグシップ機だという概念が強いんだよね。

 

撮影現場では、クライアントでもカメラ好きな人がいると結構高価なカメラを持っている人がいるから、自分のカメラと比較して下級だとプロなのにそんな安いカメラを使っているのかと見下されるかもしれない。

それが信用にも関わってくることがあるしね。

 

たとえすごくいい写真を撮ったとしても、APS-C機だからななんて思われることもある。

すると、あのカメラマンはだめだから次からは別のカメラマンに頼もうってことになる。

 

実際はそんなことがなくても、カメラがフラッグシップ機ではないという印象だけで、写真の評価を下げてしまう。

 

それに、フラッグシップ機を買えないカメラマンは金のないカメラマン。つまり仕事が少ないカメラマン。仕事が少ないということは、いい写真が撮れないカメラマンだと決定付けてしまう人がいる。

 

記念撮影やパーティーなどの記念行事を撮っているカメラマンなら個人相手なので、そこまで思われることは少ないかもしれない。でも、企業がクライアントなら、できればカメラはフラッグシップ機がいい。

 

それと、これは個人も企業も関係なく、身なりは清潔で綺麗にしておくこと。たまに穴の開いたTシャツや破れたジーンズのカメラマンを見かけるけど、あれはよくないね。礼服とは言わないが、撮られる人に失礼がない服装がやはり望ましい。

ブライダルでも、平気でそんな服装をしているカメラマンがいるからね。

 

カメラマンは接客商売だというのを忘れないことだ。

これはモデルさん撮影のポートレートでも同じ。モデルさんを最高の気分にさせるのがカメラマン。つまりは接客だと思うことだね。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

万博記念公園 2020年10月21日撮影

 

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

ガチョウが撮影を見学していた。可愛かったな。

 

 

 

 

今日のワンショット ひなうさ

 

 

 

 

今日のアニマル アシカ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

構図に合う場所を探すのに時間がかかって、結局撮影は少ししかできなかったなんて言っていた人がいた。

撮影会に参加のアマチュアカメラマンで、およそ1時間ほどある撮影枠の中で50分ぐらい構図に合う場所を探し回り、モデルさんを撮れたのが5分ほどだったようだ。

 

そこまで構図にこだわる理由が僕にわからないね。構図なんてポートレート撮影の優先度の中では最も低いと、僕は思っている。

また構図に合う場所なんてそう都合よくありはしない。

 

構図は安定した写真になってはくれるけれど、それがいい写真になるとは限らない。

それよりもモデルさんの表情や仕草など、モデルさんの魅力を見せる優先度の方が高いと思っている。

 

もちろん、構図もいい写真の条件に含まれる大事なポイントだから、けしておろそかにしてはいけない。

だけど、構図に適した場所を探すのに時間をかけるよりも、モデルさんの魅力を引き出すのに時間を使う方がより素敵なポートレートになるはずだ。

 

もしそれほど場所にこだわる必要があるのなら、前もってロケハンをして構図に沿うポイントを選出しておくべきだね。

撮影時にはっきりとした目的地もなく歩き回るのは、時間のムダでしかない。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

マーブルビーチ 2021年9月10日撮影

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット 優希

 

 

 

 

今日のアニマル カワウ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

少し昨日の話の続きになるけれど、撮影の時にカメラマンが笑顔を撮りたくてよく口角を上げるようにと指示することがあるよね。

これは以前に何度か説明をした話で、素敵な笑顔を撮りたければけして口角を上げるようにと指示を出してはいけない。

 

口角を上げれば頬の筋肉がこわばり、硬い表情になってしまう。

一見笑っているように見えて、目が笑っていないと言われるあの顔だね。それは笑顔とは言わない。

 

モデルさんのレッスン教室でも講師の先生が口角を上げましょうなんてアドバイスをしているけど、笑顔を作るのは無理して口角を上げることじゃない。

 

大事なのは笑顔になる気持ちにさせてあげること。

カメラマンなら笑顔を誘う話題でモデルさんの気持ちを楽しくさせたり、面白くなる雰囲気に持っていくことだ。

 

僕ならモデルさんにペットがいるのか訊ね、いるのならペットの話をする。

モデルさんがペットと一緒にいる時のイメージを想像してもらい、ペットの可愛いところや楽しかった思い出を話してもらう。

すると、自然とモデルさんの表情が柔らかくなっていい笑顔を見せてくれるようになるのだ。

 

好きな食べ物や音楽、楽しかった思い出のことなど相手を楽しくさせる話題はいくらでもある。

そういう雰囲気の中で、口角を上げなくてもモデルさんは素敵な笑顔になってくれる。わざわざ笑ってなんて言わなくてもいい。

 

僕はこれまでのポートレート撮影で、口角を上げるような指示は一度もしたことがない。

それには理由があって、30年ぐらい前に観た『バットマン』の映画の中に出てくるジョーカーの口角がものすごく上がって笑い顔なんだけど、でもけして笑顔ではないと思ったのがずっと心の中に残っているからなんだよね。

 

だから口角を上げても笑ってるように見えるだけで、実は笑っていないという印象が強く残って、誰かを笑顔にさせるにはやはり気持ちがとても大事なんだとわかった。

 

モデルさんの表情にはクールだとかさみしげだとかせつなさだとか色々とあるけれど、それぞれを導くのはカメラマンがどのような話をしていくかで表れてくる。

 

意味もなく世間話や無駄話をするカメラマンが多いけど、結局はモデルさんの表情をそれでは引き出せないんだよね。

だから無表情のような写真ばかりを撮ってしまう。

 

無表情ってもっとも撮りやすいんだよね。まず指示をしなくてもいい。いわゆるモデルさん任せにしておけば、モデルさんも無表情になってしまう。

無駄話しかやらなくて、実際の大事なコミュニケーションをやらないとそういう写真ばかりになる傾向がある。

 

これまでに何度も言ってきているけど、ポートレート撮影で大事なのは世間話や無駄話ではなく、モデルさんの素敵な表情を導くためのコミュニケーションだ。

 

ポーズの指示や目線の方向を指示するのがコミュニケーションと思っているカメラマンが多いが、それは単なる形の指示であって、表情を引き出すコミュニケーションではないってことだ。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

新世界 2018年2月10日撮影

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット 竹村美緒

 

 

 

 

今日のアニマル マレーグマ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

写真写りが悪いから、撮られるのが苦手とか嫌いっていう人がいるよね。

それはその人の写真写りが悪いのでもなく、また苦手というわけでもない。

 

それは撮った人が悪いのだ。つまりは、撮られた人が写りが悪いと感じたり、撮ってもらったけれどいい表情じゃないと思ったから、苦手意識が植え付けられてしまったのだ。

 

写真写りが悪いなと感じるのは撮った人が下手だからで、すべての責任は撮影者にある。

 

笑うように指示したのに全然笑ってくれなくて、いい顔の写真が撮れなかったなんて言っているカメラマンがいる。それは指示の仕方が悪いのと、笑える雰囲気作りができないカメラマンの力不足だ。

 

記念撮影を含むポートレートは、カメラマンの雰囲気作りによって撮られる人の表情が左右される。

この時にいい写真が撮れないと、撮られることに苦手意識を持つ人が出てしまう。

 

笑ってと言われてそうそう笑える人なんてそんなにいない。笑っても作り笑顔満載の顔になる。

プロのモデルさんでさえ、笑える雰囲気じゃなければ見せかけの笑顔だなというのがバレバレになってしまうのだ。

 

撮られるのが苦手なんて人を増やさないようにするためにも、いい顔が撮れるカメラマンになるべく努力をしていかなくてはいけない。

 

自分が撮った写真は撮られた人を幸せにできる写真でありたいよね。

そのための努力と、その価値を持つ写真としての責任がカメラマンにはある。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

天王寺動物園 2017年5月14日撮影

なんと、僕の誕生日当日に撮影をしたんだよね。この日はデート撮影だった。

 

 

 

 

週に2、3日はトレーニング

 

完全個室のフィットネスクラブでボディを鍛えている。カメラマンは体力が必要。これから暑くなってくるので、夏バテしないようにしっかりと体力も健康も管理だね。

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット

kiyoka.(僕の秘蔵っ子モデル)

アイドルユニット『All de made』のメンバーとして活動中。

 

 

 

 

今日のアニマル ペンギン

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

撮影時の露出って常に適正露出がいいのか?

 

僕は白飛びを防ぐのにあえて少しアンダー気味に撮り、現像の段階で適正に戻すというやり方をすることがあるし、白飛びするギリギリかやや白飛び気味になる程度にオーバー露出で撮ることもある。

 

オーバー気味に撮る場合は、モデルさんの肌を明るく見せたい時によくやる。その場合、あくまでもモデルさんの肌が優先なので、背景が白飛びするのは承知の上だ。

 

NDフィルターを使う方法もあるけれど、なるべくレンズの解像度を落としたくないのと、フィルターを使うことで不自然さを強調するのを避けるためにフィルターの使用はしないことが多い。

 

適正な露出とは、常に自分の中にあるものだ。

他人が白飛びしているとか黒つぶれしているとか言うのは、撮った本人ではないのでその真意なんて全くわからない。わからないのに否定したり批判するような発言は、その人の思い上がりもいいところだ。

 

カメラマンは、自分の中での正解に基づいて撮っていく。その瞬間の撮影の適正露出の全ては、撮る本人の中にあるのだ。

入門書や解説書などに書かれている適正露出は、あくまでも教科書上のお手本だ。

 

基礎をしっかり学ぶのはとても大事だし、教科書通りの撮影を初歩の段階ではきっちり身につける必要がある。

でも、初心者の過程を過ぎてきたなら、自分の表現を魅せるために教科書を超える撮影を考えていく。教科書の露出はあくまでもお手本なのだ。お手本を模倣していても、模倣の範囲でしかない。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

大阪梅田 2019年6月30日撮影

 

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット 愛雪(あゆき)

 

 

 

 

今日のアニマル ゴイサギ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

美しさには黄金比というのがあるよね。その比率、もしくはそれに近い数値が美しいとされる。

 

その比率から度を越えるような数値にすると、とんでもなく違和感や不自然さを感じるものだ。

 

近頃のスマホアプリはかなり進化をしていて、小顔や脚長の変形を容易にしてくれる。だからSNS上にアップされる女子の自撮り写真の多くがそのような加工をされたものだ。

 

不自然さを感じさせない加工でとどめておけば可愛いなと思えるのだが、度を越すともはや人とは思えなくなるものがある。

顔を極端に小さくして、頭身で言えば12頭身ぐらいになっているのだ。

 

また脚を長くするのも頭頂までも加えた上半身の1.5倍ぐらいもあったりして、気持ち悪ささえ感じさせてくる。

 

本人はそれが素晴らしいプロポーションだと思っているのだろうが、とても人の姿とは思えない。

 

目を極端に大きくしているのもよく見かける。目が大きいと可愛く見えるのだけれど、あまりにも違和感がありすぎて全然可愛いようには見えないのだ。

 

それでも本人は、それが可愛いと感じているのだろうね。

こういう加工はやればやるほどエスカレートしてくる。

初めはほんの少しの加工であっても、やっているうちにどんどん人間離れするまでやってしまうようになるのだろう。

 

カメラマンがレタッチをするのに、現実感をなくすほど彩度やコントラストを上げていってしまうのに似ているような気がする。

 

Instagramにしても、加工だらけの自撮り写真があふれている。

中には加工女子として、男性が女性になりきっているのもある。

 

本当に可愛く、また美しく魅せたいのであれば、やはり人としての不自然さや違和感を感じさせない自然な可愛さや美しを守るのが、素敵なイメージとして伝わると思う。

 

カメラマンのレタッチもそうだけど、なんでもやりすぎるのはかえってマイナスイメージになるから要注意だね。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

靱公園 2018年4月29日撮影

 

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット 葵まりあ

 

 

 

 

今日のアニマル シロクマ

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

雨だと撮影ができないなんて言っている人がいるけれど、ちゃんと撮る気があれば雨でも撮影は可能だ。むしろ、晴天とは違う雨ならではの撮影が期待できる。

 

また、雨でも傘をささずに撮影可能な場所をあらかじめ探しておくのも、雨天中止の憂き目を見ずに済む。

僕は大雨でも大丈夫なように、雨での撮影ポイントをいくつか確保している。場所によっては、まったく雨具が必要でない所がある。

 

いつも言っているように、撮影は事前準備がとても大事。これによって、撮影当日はスムーズに行動ができる。

ロケ場所の状況を把握しておくと、例えば当日に何らかの工事があったとしても、別のコースへの変更が素早く行える。

 

それと、今でも撮影の途中でバッテリー切れで撮れなくなったとか、メモリカードが満杯になって撮れなくなったなんて言っている人のツイートを見かける。

こういうのもちゃんと予備を用意しておくのがとても大事なことだ。

 

予備バッテリーや予備メモリカードを持たない人の中には、持って行ってもどうせ使わないからもったいないという人がいるけれど、それで撮れなくなる方がよっぽどもったいないと僕は思う。

 

 

 

 

みちゃめろ 思い出の1枚

生玉寺町筋 2018年4月14日撮影

 

 

 

 

 

兎谷みちゃめろ(僕のとっておきのモデル)

僕の可愛いカメラ部後輩でとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。

 

 

 

 

今日のワンショット

谷口夕佳(僕の最古参モデル)

13年の長いつきあいのゆかめろちゃんは僕の最古参モデルだ。仕事は美容クリニックのカウンセラーをしているので撮影会には出ていない。

 

 

 

 

今日のアニマル ホオジロカンムリヅル

 

 

 

 

 

 

 

スナップショット

 

プロカメラマンになった場合、お客さんからのリピートってものすごく大事なんだよね。リピートがあるかないかで全然違ってくる。

 

そして、そのリピートがルーティンのように常に依頼されるようになると、カメラマンとしての生活が成り立ってくる。

 

僕のクライアントはそんなリピートをし続けてくれるお客さんばかりだ。長いつきあいのクライアントになると、もう20年近くになる。

 

僕は京都の大学に通いながら、夜間の写真専門学校に通っていた。その卒展を見に来ていた広告代理店の当時の大阪支社の社長が、僕の作品を見てカメラマンとしてスカウトしてくれた。

 

大学卒業後にその広告代理店の社員カメラマンとして入社すると、すぐに大手携帯電話会社の広告撮影をすることになった。

また電力会社や都市ガスの撮影を続けてすることになった。

 

まだ新人なのに、それらの企業の人たちは僕の写真を気に入ってくれて、以後ずっと撮影依頼の指名を受けるようになった。

 

フリーランスになるまで、その広告代理店では10年間ほどカメラマンとして働いた。その間にアイドルや女優、メジャーなモデルといった華やかな女性たちも多く撮影をした。

そのような女性たちからも、撮影をしてもらうなら僕にと直接名前を言ってもらって依頼を寄せられるようになった。

 

広告代理店を退社しても僕を指名する企業が多くて、広告代理店からは業務の提携を結んでほしいと頼まれた。つまり、クライアントの撮影依頼を広告代理店を通して僕に依頼をするというものだ。

 

これにはすごくいいメリットがあって、僕が営業をしなくても仕事が常にあるってことだ。だからわざわざ営業に出向いて撮影の契約を僕がする必要がない。

しかも社員でいた頃のようなサラリーではなく、業務委託になるのでギャランティが一気に跳ね上がった。

 

フリーで活動を始めた当初は1件あたり150万円~200万円ほどの依頼料金だったが、現在では多ければ300万円にもなる。

金額は撮影内容や業務のやり方によるが、今はほぼ260万円前後が平均的な1件の依頼料金になっている。

 

こんな大きな金額の撮影依頼が来るのも、長いつきあいでリピートをしてくれるクライアントのおかげなのだ。

どのような撮影であれ、それだけで終わると思うのではなく、いつまでも長くつきあいができるような関係性を持つ努力が大事だと思う。

 

当然、クライアントが望む撮影ができる技術は絶対に必要だし、それに加えて信頼される人柄や社会人としてのあり方も重要だ。

どんなに撮影技術が素晴らしくても、人としてだめだと次からは撮影の依頼は来ない。

 

みちゃめろやゆかめろちゃんとの長いつきあいも、きっとこれらの企業と同じようなものがあるんじゃないかなと勝手に思っている。

カメラマンは依頼してくれる企業もそうだけど、モデルさんたちからも好まれる写真が撮れるカメラマンとしてあるべきだと思う。

 

僕がいつも思いながら撮るのは、それって本当にモデルさんを可愛く撮ってる?という自問だ。

可愛くや美しくというのが、やはり撮る上での下地になっていると思う。

自分だけの勝手な思い込みや理屈ではなく、誰が見ても可愛いなとか綺麗だなと感じられる写真が僕にとってのアイデンティティだ。

 

これが『美』だ!と言いながら、自分だけの妄想のような『美』を語るカメラマンが多い。どう見ても変だろとかモデルさんが可哀想としか思えないような取って付けの『美』は僕にはいらない。

 

モデルさんにまた撮ってほしいと思ってもらえる、そんなカメラマンでいたい。