前回の受診から、動悸・息切れ・倦怠感が強くなってきたのでこれは、悪くなっているだろうなぁと思いながらの定期受診でした
結果は
WBC 8.4(基準値3.3〜⒏6)
RBC 1.71(基準値4.35~5.55)
HB 7.1(基準値13.7~16.8)
HT 20.3(基準値40.7~50.1)
RET実数 44,040
でした。
診察室に入ったら主治医は う~~んと悩んでいる様子
「前回より悪化していて、免疫抑制剤が効いていないようです。今回の骨髄と染色体の検査でも免疫系に少し異常がみられるのは変わらず、他は問題なさそうで、現時点では悪化の原因がわからないんです」
「別の免疫抑制剤を試してみることもできますが、根拠がない中で変更するのは副作用のリスクもありますし、効くか効かないかわからないので、今日は輸血をして帰ってもらったほうがいいと考えます」
「先日の遺伝子検査の結果が出るまで2か月はかかります。その間 輸血で対処していくのがいいと思います。このままだと、階段の使用禁止など生活に制限をかけなければならないので。ただ、輸血をしても治るわけではないので、原因がわからず治療方法が見つからない場合は、生涯輸血をしないといけなくなるかも知れません」
何だか振り出しどころか迷宮入りした匂いがしますが、今回は、かなりしんどいので輸血をお願いしました。
初めての輸血でしたが、適合検査など沢山の検査があることに驚きました。
また、看護師さんが皆さん笑顔で、明るく接してくださり、私の疑問や悩み、しんどさにも一つ一つ丁寧に耳を傾けてくださり、それだけで元気になったような気がしました。
初めての輸血なので3時間ほどかかりましたが、終わったら身体の芯まで冷えていた感じが無くなり、ぽかぽかしてきました。
帰宅して夕食を食べても、あのしんどさが半分になり、入浴後もかなり楽になりました。
これも、献血をしてくださった多くの方のお陰です。
これまで職場に献血車が来た時に協力していた程度でしたが、今回 わが身をもって有難さ・感謝を感じることができました。
献血に協力いただいている皆さん、本当にありがとうございました。