2日目(その2)からつづく・・・
6月26日(月) 十勝ツーリング 2日目(その3 完)
もう昼過ぎか。
腹減ってきたな。
どこで昼飯食おうか。
などと考えながら国道336号線をひた走っていると、のどかな牧草地帯に似合わない巨大な倉庫みたいなのが目に入る。
あ、スペースポートがあるのか。
ちょっと行ってみよう。
大樹航空宇宙実験場 JAXA格納庫
大樹町宇宙交流センター SORA
宇宙交流センターって、宇宙人と交流するみたい(笑)
中に入ると係の人がいろいろ説明してくれる。
ホリエモンのインターステラが有名だけど、それ以外にもこの辺を拠点にいろんな宇宙事業を展開しようとしてるみたい。
人間の探求心と欲求は尽きることがないね~。
でも、今の俺には宇宙へのロマンよりも今日の昼飯の方が大事。
ここに勤めてる人って昼飯どこに食いに行ってんだろ
聞いてみればよかった。
トイレでヘルメットに付いた虫を拭きとる。
とりあえず広尾方面に向かおう。
歴舟川を渡ると旭浜トーチカの案内板が。
こんなとこにトーチカがあるのか。
旭浜へ向かう途中、ホルスタインの牧場が。
みんなこっちを向いて近付いてくる。
ずいぶん人懐こいんだな。
道はダートになって、すぐにトーチカの入口に到着。
入口から歩いてすぐのところにトーチカがある。
入口側
銃眼側
銃眼
実際に使われることはなかったみたいだけど、こんなのをあっちこっちに作ってたんだね。
道道1037号線で広尾へ。
広々した一直線が続いていく。
こんなとこ誰も通んないんじゃないの
と思ったら、けっこう交通量がある。
地元の人が抜け道として使ってるのか。
そして、めっちゃ飛ばし放題じゃん、と思ったらしっかりパトカーが何台か巡回してる。
ま~、とにかく気持ちいいわ。
今日は内陸は30℃近くまで上がってるみたいだけど、太平洋側は20℃ちょっとでめっちゃ快適。
広尾の「丸美」というお店で遅い昼飯。
冷やし天そば
季節限定の特別メニューみたいな感じだったので、頼んでみた。
冷たいそばの上にサクサクの天ぷらが乗っかってる。
これは当たりだわ。美味し
ようやく空腹が満たされた。
さ、あとは帰るだけ。
もう14時過ぎか。
単身赴任先に着くのはいったい何時になることやら。
えりもを回るよりは天馬街道の方が早いよな。
豊似の方に走っていくと急激に気温が上がる。
お~、暑っち~
天馬街道に入り高度を上げると気温も下がり、野塚トンネルに入ると気温はさらに下がって15℃。
暑くなったり寒くなったり忙しい。
だいぶ空気も澄んできたようだ。
ここからはいいペースメーカーがいて、超快走
いいね~
牛の国から馬の国に来ても、牧草ロールは変わらない。
浦河からは道道1025、1026号線を走り継ぐ。
信号がほとんどないので、止まらずに走り続けられる。
静内の牧場で見かけた馬。
めっちゃ毛並みがキレイ。
バイクを停めたら寄ってきた。
さっきの牛も人懐こかったけど、馬たちも人懐こくてめんこい。
しばらく見てたら、走り回りだした。
列を作ってたてがみをなびかせながら疾走。
ちょっと感動するくらいの速さと躍動感。
すげーな。
厚賀ICから日高自動車道へ。
とりあえず止まらずに走り続けられるけど、ペースは劇遅。
昨日、帯広で給油してからまだ給油してない。
とりあえず苫小牧までは辿り着けそうだな。
沼ノ端東ICで降りて、苫小牧で給油(389.5km/19.13L)。
お~、リッター20km走ってんじゃん。
苫小牧から支笏湖へ。
支笏湖、久し振りだな。
この湖はやっぱりキレイだ。
ここから美笛峠まではシカの恐怖に怯えながら走る。
いったい何頭見かけたべか。
1頭はしばらく俺と並走して、ガードレールの向こうに転げ落ちていった(笑)
19:10、なんとか暗くなる前に単身赴任先のアパートに無事到着。
やっぱり6月の北海道は陽が長くて最高だな。
もう夏至を過ぎて、これからはどんどん陽が短くなる。
憂鬱だな~。
久し振りに十勝を満喫した2日間だった。
走行距離479.4km
給油389.5km/19.13L
2日間の総走行距離927.2km
撮影 : XF10-24mm F4 R OIS、XF16-80mm F4 R OIS WR、XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR
Canon G7X markⅡ
2023年6月25~26日 十勝ツーリング 完