大阪で生まれたおっさんやさかい。 -12ページ目

ハルカの事件簿2

筆者のキチガイ妹を紹介するコーナー。

「ハルカの事件簿」シリーズ第2弾です。



ハルカの事件簿2  「イス事件」



  妹は人より頭が大きいのです。

  赤ん坊の頃から、それはそれは大きかったとのことです。

  出産のとき、頭がでかすぎてなかなか出て来れず、出産は2日がかりとなりました。

  母親は相当痛い思いをしたそうです。

本当に頭が大きい赤ん坊だったみたいで、当時の産婦人科の先生は

  妹を診てこう言ったそうです。

  「この子は将来天才になるかもしれない」


  ごめんなさい、先生。

  天才はうんこを食べそうになりました。

  天才どころかキチガイになったようです。

    


  

  時は流れ、僕らが小学生の頃です。
  家族でレストランに食事にいきました。

  親父の友人がごちそうしてくれるというので、ヒルトンホテルの最上階という、

  めったにないくらい高級なレストランでした。

  

  親父の仕事関係の付き合いの人だったので、

  食事が終われば、大人同士の話になるじゃないですか。

  そんとき子供は放置。

  こんなとき子供はゲームボーイを始めたり、ついいたずらしちゃったりしますよね。

  僕も退屈だったので、レストランの中をうろちょろしていました。


  そこで妹は、何を思ったかイスで遊び始めたのです。

  椅子をかじってみたり、倒してみたり。

  子供とはいえ、大人にとっては迷惑なもんです。

  そうこうしているうちに、今度はイスに頭を突っ込みはじめたのです。

  レストランのイスは、背もたれに穴が開いているデザインでした。

  しかしこの穴に頭を突っ込もうとは、普通の子供はしないでしょう。


  話に夢中の大人たち。最初は子供のいたずらと思って放置していましたが、

  なにやら異変に息づきました。




  妹の頭が穴から抜けないのです!



  もともと小さい穴です。

  そこに妹の頭を無理やり押し込むもんだから、

  ばっちりはまって抜け出すことができない。

  くまのプーさんは、洞穴にお腹がつかえて恥ずかしい状態になりましたが、

  妹はもっと惨めな状態です。


  レストランは騒然となりました。

  うちの家族も、親父の友人もびっくり。ウェイトレスだってびっくりです。

  妹がイスと一体化しているんだもの。

  妹が動けばイスも動く。

  その場にいた人全員が、異様な光景にあっけにとられていまいした。

  

  早くひっこ抜かなければ!

  そこにいた人みんなが思いました。

  しかしぴったりはまった妹の頭はなかなか抜けません。

  おもいっきり引っ張ってみたり、首を回してみたり。

  あらゆる方法を試しましたが、何をしても頭が抜けないのです。

  これは困った。


  どうするんだコレ。

  こーゆーときってレスキューとか呼ぶのか?

  大人たちは恐れおののいておりました。   

  

  そしてたまたま、ホントにたまたまなんですけど、

  ヒルトンの支配人がそのレストランに居合わせたもんだから、更に始末が悪い。

  支配人はこの騒ぎを聞きつけて、僕らのテーブルにやってきました。

  

  その人は外人だったんですけど、  ものすごいあきれかえっていました。

  「何やってんだ、この日本人は。」

  いかにもそんな声が聞こえてきそうでした。

  
  ホテルの支配人までも巻き込んだこの騒動。

  狼狽する両親を尻目に、何故か妹は騒ぎもぜず、とても冷静でした。

  

  



  どうしていいかわからない中、しばらく沈黙が流れました。


  そんな中、支配人が沈黙を破るように切り出しました。





  「仕方ない、イスを壊そう。」  

  

  イスを壊す。

  さすが支配人。僕らとは発想のスケールが違う。

  でもそこまでやるか?

  ま、この騒ぎがおさまるならそれでいっか。

   

  

  ところが。おかんはこの提案に激しく抵抗。

  「やめてください!うちの娘があぶない!」

  支配人の意見に反対意見が飛び出し、状況は更に混沌としてきました。


  支配人「じゃあどうしろと言うのだね!」


  おかん「わかりません!」

  

  支配人「頭をつかいたまえ!」

  

  などと心温まるやりとりが繰り広げられ、レストランは騒然となりました。

  


  そうこうしていると、、、

  




  スポッ・・




  ハルカ「ぬけた~~!」


  

  

  あれだけあ~だこ~だ言っていた救出作戦ですが、

  結局妹は自力で出てきたのです。

  


  キチガイ妹が起こした騒動はひとまず一件落着。

  無事をよろこぶ声が、レストラン中から聞こえてきました。

  うちの両親とヒルトンの支配人は胸をなでおろしていました。

  

  安心したのも束の間、気まずい沈黙が流れ、

  我が家全員、とても惨めな気持ちになりました。

  





  

  ちなみに、ごちそうしてくれた親父の友人は、帰り際こう言ったそうです。

  

  「もうあんたらは2度と連れて来ん」



  うーん、ごもっとも。

  

ハルカの事件簿1

僕には2歳下の妹がいます。

名前をハルカといいます。


昔の日記で一度だけ登場しましたが、

こいつがほんとキチガイ。

兄貴の僕からみても本当に理解に苦しむクリ-チャーなんですわ。


ちなみに彼女は近所で「エイリアン」と呼ばれていました。

これからしばらく、妹の起こした数々の事件を紹介したいと思います。




ハルカの事件簿1  「うんこ事件」


  妹が2歳児だった頃です。

  妹が家でうんこをもらしました。

  畳の上でもっさりと。

  あのとき目に飛び込んできた映像を忘れることはできません。

  公園に落ちているうんことは明らかに異なる質感と重量感。

  今でも鮮明に、あの日の畳とうんこが思い出されます。

 

  そして何を思ったか、妹はおもむろに顔をうんこに近づけました。

  え?いったい何をするんだ?

  そして彼女はなぜか口をぱっくり開けるのです。

  僕は恐れおののきました。


  そう、妹はうんこを食べようとしていたのです。

  4歳だった僕はただただ、唖然として見ているしかありませんでした。

  しかし、祖母(当時は同居していた)が直前で気づき、

妹をだき抱えてうんこから引き離しました。


  危ない危ない。

  間一髪、妹が汚れた人になるところでした。

  お嫁に行けないどころか、差別の対象にされかねません。

  しかし当の彼女はそしらぬ顔。それどころか不満そうな顔さえしました。

  コイツどんだけうんこ食べたいねん。


  なんでかわかりませんが、妹はうんこを欲していました。

  そんなにうんこがおいしそうに見えたのでしょうか。

  うーん、わからん。


  僕は今でもうんこをするたび、この思い出がフラッシュバックしてしまいます。

  妹も今では大きくなり、この話をすると怒ります。



ハルカの事件簿  つづく


ソトから見た日本 ~中国編~

僕はこどもの頃、中国に住んでたことがあるんですけど、

日本人だから、という理由で意味もわからずおばはんに怒鳴られたり、

友人(中国人)の親に、日本人とは付き合うなと言われたり、

店に入っても物を売ってもらえなかったことがあり、

子供心に、さみしさを感じていました。


最近でも中国のボンクラたちが反日デモと称して、

日本料理屋を破壊しまくる暴動を起こしました。


でもこんな側面だけじゃなくて、最近の中国の若い人たちは日本の文化が好きで、

日本に行きたいと言う人がかなり多い。

みんな中田英を知ってるし、TVでは浜崎あゆみの曲がかかってる。

ドラゴンボールやドラえもんが大好きで、

仮面ライダーとかウルトラマンとか昔の特撮だって見てたりする。


日中友好、 よろこばしいかぎりである。


そんな中、中国人は考えました。

金持ちの日本人にモノを売って儲けたろ、と。

当時から、日本人の駐在員は増えていました。


彼らは手当たり次第、いろんな商品に日本語をつけることを始めました。

しかし一朝一夕に日本語が話せるようになるはずもなく、

商品のパッケージに書かれた日本語はもうむちゃくちゃです。


たとえばこれ。




6 (クリックで拡大してねキスマーク


日本語で商品のキャッチフレーズが書かれています。


「よい味は忘れ難で とても特別で 后退の本嘗の味、后味が劃きない」


ひっどいな~笑。
翻訳ソフトに入れたら文字化けしちゃった、みたいな文章やん。

後半はもはや、日本語の原型をとどめていません。

なんだかよくわかりませんが、とにかくおいしいと言いたいのでしょうか。




次にこれ。


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これのキャッチフレーズは
「もろくて歯切れがよい」。

なんてストレートでキャッチーな言葉なんだ。

日本人には絶対思いつかない発想だ。

そして極め付けが「入念に製作」。写真左下)

たかがお菓子。入念に製作されたら、なんだか食べる気がしません。

狙っているなら中国人はすごいセンスの持ち主だ。



そしてこれ。

これはもう、商品の名前からしておかしい。



8



特別もなの。

商品の名前が「特別もなの」。

商品の内容も「特別なもの」なのかと思いきや、普通の砂糖でした。









中国最先端のスニーカー


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「でかおけ」

ひょっとして「おでかけ」と書きたかったのか。









9



「ねぬちけゆのた」

もう、これは何が言いたいのかわからない。












中国4 (クリックで拡大してねキスマーク



これはスパ&エステの店の看板。

5つ星ホテル、グランドハイアットの中にある高級店なんですが、看板の字を見てみると・・・

「Spa!Facial!Banting!」

これを日本語訳すると「Spa!美容!細かい体!」となるらしい。

「細かい体」。

一体どんな体だ。


そしてグランドハイアットを中国語にすると、「金茂袖房一楼」。
んでもって、これを日本語訳すると「金はスカト家屋 1ビルに茂る」。

「スカトロ」という言葉を連想してしまったのは私だけでしょうか。

5つ星ビルでこんな始末だから、中国の行く末がひどく心配です。




中国人は平気な顔をして、日本人の僕らにこんな商品を売ってくる。

中国人はずるがしこくて、すぐ金儲けのことを考える、最低な民族だ。

でも、こんな風にどこか抜けてるところがあるから中国人は面白い。憎めない。

そして、こんな商品を面白がって買う日本人もまた、最低な民族だ。

でもそんなところも憎めなくて面白い。


中国人も日本人もアホな民族。

アホ同士仲良くやりましょうや!外務省の人、もめてる場合ちゃいまっせ!


一芸は身をほろぼす

「卒業したければ私にビールをつぎにこい。」


その一言で、飲み会は始まった。



僕は先日、大学を卒業したばかりなのですが、

こないだ学科で卒業パーティっていうのをやったんですよ。

卒業パーティという呼び名ですから、思い出話に華を咲かせるような飲み会かと思うじゃないですか。

ところがどっこい、この飲み会の主旨をきいたとき、僕はおそれおののきました。



飲み会の主旨

「研究室の威信をかけ、4年生は芸をやる」


ワタシ驚愕しました、正直。


卒業パーティという名の下の芸大会だったのだ!

しかも時期が卒論提出の直前。

どこが卒業パーティだ。

このイベント考えたヤツは何を考えているんだか。

てか何やねん、研究室の威信て。

ぶっころすぞ。いやむしろピッコロすぞ。


うちの専攻は卒業研究の審査が厳しいので有名なんですけど、

もちろん芸の練習もしなくてはなりません。

なにしろこの飲み会には200人くらいの人たちが来るそうです。

しかし芸の練習をしているとうちの教授には「研究しろ」と怒鳴られる。

なんという板ばさみだ。

与えられた課題はとてつもなく厳しいけど、頑張るしかありません。


そんな中、我が研究室のメンバーが選んだのはコント。

飲み会の出し物といえばコントか漫才が王道でしょう。


僕の好みとしては、しゃべりで笑わすようなことがしたかったのですが、

先輩からなぜか「マイクは極力使わないで」という驚愕の指令が。

おい、ぶっころすぞ。いやむしろピッコロすぞ。



しょうがないのでほぼセリフのないコントをやることになりました。

ごっつええ感じからパクったコントです。


その名も

「リアルポンキッキ」


ま、パクリですけど、僕らなりに相当頑張ったつもりだったんですよ。

これだけ体張ったらウケるだろう、と。

教授らはウケなくても学生は笑ってくれるだろう、と。

こうして僕たちは、全身を赤と緑に塗り、意気込んで飲み会に向かいました。


出し物用にステージが用意された飲み会の会場につくと、

ステージには教授のおっさんが立っていました。

で、このおっさん、何をトチ狂ったか、


「この中で卒業できない人が何人かいる。」

とか言い出すのな。


おいおい、このおっさん、何言い出すねん。

さらに教授のおっさんは続けます。


「名前は挙げないけれど、自分かも、と思う者、卒業したければ私にビールをつぎに来い。」



もうね、シーンですよ。シーーーーーーーッン。

これでもかというほど静寂。誰も口を開かないつらさ。

思わずふるさとの母を思い出しました。


そんなバッドコンディションの中、いきなり芸の披露になりました。

そしてトップバッターは我が研究室。


「リアルポンキッキ、はじまるよ~!」




・・・





・・・ダダすべり~~~!!・



この日、僕たちは社会で生きていくつらさを実感しました。

ああ、先生。学校を卒業するってこういうことだったんですね。



これ↓が問題のすべったネタだ!(リハーサル)



久しぶりです!

読者の皆様


長いことブログをお休みしててごめんなさい。

2ヶ月もの間放ったらかしでした。

これはひどい!

今日から「大阪でうまれたおっさんやさかい」、復活です。


この2ヶ月ですが、ちょっと辛いことがあり、ブログを書く余裕がありませんでした。

内容についてはそのうち書くかもしれませんが、書かないかもしれません。

このブログのテーマは「笑い」なんで、

あくまでも明るく楽しくやっていきたいのです。


ま、多かれ少なかれ、人類みな辛いことを抱えて生きていっているんだと思います。

人生には、それに疲れて座り込んでしまう時期が必ずあります。

道に座り込んで動こうとしない人がいます。

僕の周りにもそんな奴が何人もいます。もちろん僕も例外ではありません。

こういう人たちは端から見ても、明らかに負のオーラを放っているので、普通の人は近づこうとしません。


僕は断言します!

そんな人たちを救うのは「笑い」しかない!と。


これは声を大にして言いたい。

別に病んでいる人たちを救おう!とかいう大義のもとブログをやってるわけではないですが、

これは絶対正しいですよ。僕はそう信じます。




男はいくつになってもチ○コとウ○コの話が大好きです。

僕は普通の人の5倍は好きです。

女の人が好きな話は恋愛とかファッションのことでしょうか。

ま、僕はもてないのでよく分かりません。


そんなわけで、このブログには下品な笑い、しょうもない笑いしか存在しませんが、

ま、それでも読んでやるか!という気概のある人、これからもドンドン来てください。

このブログつまんねーよと思う人も、これからもドンドン来てください。




そんなこんなでこれからもよろしくお願い致します。  いじちん


追伸 この春から大学院生になりました。

ドラム缶風呂

「ドラム缶風呂に入りたい」


一度くらいは皆、思ったことあるでしょう。

少年時代、テレビや絵本の中の世界。

青空の下、ドラム缶風呂に入るタレント、キャラクターを見てはうらやましく思ったものです。

でも、実際に入ったことがあるヤツは回りにはいませんでした。この年になるまで。







ということで、



今回はそんな少年の頃の夢を叶える企画。


「ドラム缶風呂に入る」




しかしまず、ドラム缶を見つけることが大変だった。

少年時代、近所のいたるところにドラム缶が転がっててよく遊んだ気がするもんだが、

この少子高齢化の波が押し寄せる現代においては、

そうドラム缶は転がってはいないものなのである。(関係あるんかい)


どこを探してもドラム缶がない。

大量の危険薬物を持っている大学内においてすらないのだ。


そこで僕たちは山の中を探すことにした。

深夜の山中。大阪は能勢町という片田舎の山中で、不法投棄のドラム缶を見つけることができた。



そしてドラム缶を車の中に積み、遥か離れた大学へ運ぶ。

しかしここで大問題が勃発、ドラム缶には穴が開いていたのだ!

これでは風呂にならない。




しかし後日、実家がガソリンスタンドをやってる友人の救いの手が差し伸べられ、

キレイなドラム缶が手に入ったのだ!しかもタダで。



ドラム缶風呂



さあ、ドラム缶風呂の開始である。

  注)「松本研」と書かれているのは大学で問題が起こるのを避けるため、「松本研」という研究室をでっち上げた

     (まあよく考えてみれば逆に問題になりそうだが)



木炭を組み、枯れ葉とチラシで火をおこす。



ドラム缶風呂0


木枯らしが吹きすさぶ中、なかなか火はつかない。

これでは100リットルの水はそう簡単に沸きそうにない。





がんばって薪をくべる。





ドラム缶風呂1


火キターーーーーー!!!






ここまで火が強くなれば早いもの。小一時間で湯が沸いたのです。



さあ青空の下、湯につかろう!



ドラム缶風呂2   ドラム缶風呂4

  

ドラム缶風呂3   ドラム缶風呂5





ああ、極楽極楽~



子供の頃の夢、叶いました。



    


  P.S. この企画に協力してくださった勝○産業の社長、御曹司ありがとうございます。

共に火をおこし、同じ釜の風呂に入った友人たち、ありがとう。あなたたちは家族です。

Google革命

「グーグルの検索上位10位以内に入っていなければ、

  そのサイトは存在していないも同じである」




なんかさ、最近グーグルすげえすげえって言われてますよね。

「全世界の知識を整理する」だとか「GoogleEarth」「GoogleAdSense」だとか。

ひと昔前はビルゲイツ神!マイクロソフト万歳!だったのに、

今ではグーグルの業績、便利さを称える本や人が世の中溢れています。

なんだか全人類がgoogleを使って検索を行うのは1日のべ2億回にものぼるらしいです。

ほんまかいな。



ところで、僕はアクセス解析ツールを使って、

読者がどんな「検索ワード」でこのブログまで来てるのかを調べています。



今月の主な検索ワード



「おっぱいラーメン」

「母乳 大好き 学生」

「映画のエッチなシーン 巨乳」

「おっぱいの誕生」




・・・何コレ




そしたら何かい。このブログはおっぱいだらけかい!




そういえば、高校時代の友人がこんなことを言っていました。


「世の中みんなおっぱいでできてたらいいのに~!」





グーグルさん、あなたたちの検索サイトは完璧ではありません。


大人になっても奇跡は起こる

大人になっても奇跡は起こる   by荒井由美「やさしさに包まれたら」より



僕は地元の草野球チームに入っています。

チームの平均年齢、38歳。

20代は僕だけなんでかなり浮いてます。


僕の地元、大阪府I市では、年に何度か草野球トーナメントが開催されるのですが、

うちのチームがその大会で決勝まで進んでしまうという快挙が起こりました。

で、こないだ試合に行ってきたのですが、

今日はその試合の模様をお伝えします。



試合はというと、僕と同年代くらいの若いチームに圧倒されるという展開。

終始防戦一方の我がチームであります。



しかしね今日の試合、何がすごいって、審判がすごい。

審判さん、おじいちゃんなんだけどすっごい元気なの。


ストライク入っても

「スットライイイイイイーーーーック!! (ストライーク!)」


とにかく元気元気。

選手よりも誰よりも声出してたんちゃうか。

すぐ近くのキャッチャーとしては耳が痛くてはなはだ迷惑。


ボールでも

「ボー!ボー!ボー! (ボール!)」


必要以上に連呼する始末。

少し黙ってくれんか。


そんな元気なおじいちゃんなんですが、5回の裏に事件は起こりました。

ど真ん中にストライクが入ったんですが、

例のおじいちゃん審判、得意のストライクコールしないの。

さっきまであんだけ元気よかったのにどうしたんだろ?


「審判今のは?」


「フ・・フオアイク」 妙に静かな声で答えやがる。しかもなんか発音が変だぞ?


次のボール、バッターが空振りしてストライク2。


でもまたしても


「フ・・フオアイク」 なんか篭ったような声しか出せないみたいです。


「声どうしたんですか?」変だったので聞いてみました。



そしたら


「ハイム!ハイム! (タイム)」


審判から試合中断のコールが入りました。


「なんかありました?」 唐突に試合を止めた審判が心配なのでもっかい聞いてみました。




「ひ・・・ひひ、

 入れ歯。ほれひゃった (入れ歯取れちゃった)」





もうね、一同大爆笑。

こっちのチームもむこうのチームも大爆笑ですよ。

試合もどうでもよくなるくらい笑っちゃいました。


大阪の小さな町に、笑いの奇跡が起きました。


奇跡って大人になってからも

いや、おじいちゃんになってからも起こるんだなぁ。

改めて思った冬の日でした。





試合後に1枚(審判は写ってませんが)。試合後に

100円あったら牛角に行こう

100円あったら牛角に行こう


「100円あったらマックに行こう」ではありません。




僕には大学に入る前、浪人してた時期があるんですけど、この時ものすんごい貧乏だったのですよ。

予備校の授業料て高いからね。

働いた分はすべて学費に消えていく。

携帯は止められるし、銀行の残金が3ケタなんてこともよくありました。



そんなある日の夕方、予備校仲間のコーヘイくんが言いました。

「ちょっと焼肉食って行こうか、100円だし。」



いじちんは、誘われるがままに駅前にあった『牛角』に連れて行かれました。





ちょっと待てよ。

焼肉て100円で食えるのか??



牛角といえば、今ではメジャーな焼肉チェーン店。

当時(4年前)の知名度は低かったですが、

今と変わらず学生にはちょい高なイメージ。貧乏浪人生には非常に敷居が高いです。

当時は僕も、牛角に行ったことはありませんでした。






「大丈夫大丈夫!」

コーヘイくんが差し出したのはこれでした。



割引券  




手にしたのは、500円割引券2枚。






そうか!わかったぞ!






僕らはなけなしの500円割引券を手にし、さっそうと牛角に入りました。




店員「いらっしゃいませ!ご注文は?」



コーヘイくん「ん~と・・・

         ご飯中(200円)とカルビ1人前!(400円)」


続いていじちん「ご飯中(200円)と塩タン1人前!(400円)」











店員「・・・・・」  (待ってる)









二人「・・・・・・」  (だんまり)












店員「・・・・・・





    他にご注文は?」











二人「・・・以上で!!」









一人あたま600円。割引券出して一人100円だ!


店員には相当にらまれた。

周りは宴会に興じるサラリーマン。多分1人5000円くらい落としていくのだろう。

それと比べて僕らの食卓のさみしいこと。




ちょっとビビッて


いじちん「また後で頼みます。」




店員「わかりました」 (苦笑い)





とりあえず運ばれてきた肉を食う。ご飯を食う。

うめぇ。







食べ終わったら、やたらと店員が僕らのテーブル前を

うろちょろしだしましたが、スルー。

すんげえ気まずいけどここは完全にスルーです。

追加注文してはなりません。100円超えるから。






で、クライマックスはお勘定のときです。

もうレジの女の子もさぞかし驚愕だったでしょう。


店員「お会計、1200円になります。

    ・・・これってあってますよね?」


ええ、あってますとも。



コーヘイくん「あ、すいません。別々にしてもらえますか?」



店員「え・・・ええ。お一人様600円になります。」



いじちん「これお願いします。」



差し出したのは当然割引券。



店員「は・・・?

   ・・・・わかりました。100円です。」



コーヘイくん「あ、僕も割引お願いします。」



店員「・・・・

   ・・・・・100円です。」



このとき絶対店員はキレてました。『ありがとうございます』っていわれんかったもの。

あ~、でもうまかった!100円で食う焼肉は格別だなぁ。



コーヘイくん「あ、ガムもらうの忘れた。すいませーん!」


厚かましくも、一度出た店に入って行くコーヘイくん。

ガムを2枚もらってきはりました。

ああ、僕らは完全に牛角を的に回した。






こうして僕らは100円で、かなりの満足を得ることができたのでした。


でも、よい子のみなさんは決して真似をしないで下さい。

普通、飲食店のサービス券て注意書きありますよね。

「ご飲食2000円以上の方に限ります」とか「1グループで1回のみ使用」とか。



でもね

当時の割引券にこんな注意書きなかったの。





100円あったら牛角に行こう!




P.S.上の画像は平成19年現在の割引券です。(デザインは大体当時と一緒)

     現在の割引券をよく見てみましょう

     
    拡大割引券

     注意書きできてるーーーーー!!!

     

     みなさん、もう100円では牛角に入れません。


教えて!人間うんこ科学

「コラ!漫画ばっか読んでないで、勉強しなさい!」


どの母親でも、こんなことを言う。


「これからやろうと思ってたとこだよ!」

世間一般のキッズ達は、やる気もないくせに大抵こう切り返すのだが、

さあ今からやる気出して勉強しようって時に限って、母親が入ってきてこう言うのだ。


「早く勉強しなさい」


こんなとき、やる気がないときに比べて僕らは100倍くらいむかつくのである。

しかしこれに匹敵するくらいむかつく事がある。



それは



『勉強に集中しだすとうんこがしたくなる』 ことだ。





中学生の頃からだったろうか、

『何かに集中しだすとうんこがしたくなる』

という癖がついてしまった。


テレビを見ているとき

漫画を読んでいるとき

楽器を弾いているとき


これらの行為を始めたときに便意が襲ってくるのではない。

これらの行為を始めてしばらくたった後、唐突にうんこがしたくなるのだ。

そう、便意は背後から突然襲ってくる。



何気なしにテレビを見ているときに便意は決してやって来ず、

ドラマでも見せ場となるシーンになると、急激にうんこがしたくなる。

例えば、サスペンスドラマの謎解きシーンや、

思春期の中学生が好きそうなアメリカ映画のエッチなシーン、

ルパン3世の峰不二子のお色気シーンなどがそれに当たる。

便意のおかげで、まったくもってテレビに集中できない。



勉強中でもそうだ。

テスト前だと言うのに、数学の公式がまったく頭に入ってこない。

このようなとき、便意は私を襲わない。

しばらくだらだら勉強を続けていて、急にはかどることがある。

このとき、人間は先ほどまでとは比べ物にならない集中力を発揮し、

つまらない勉強も楽しく感じてしまう!


「ああ、勉強が楽しいなんて!!」


なんてすばらしい感覚なのだろう。これは快感という他ない。

勉強が楽しいと感じる瞬間、いつも学校で「勉強なんてくだらねーぜ」と言い合っている友人たちに背徳感を感じてしまうのだが、もはやその感情すらも快感である。友人たちがたどり着けない境地に達したとという快感である。


なんだか話が大げさになってしまったが、とにかく勉強に集中したという事が重要である。

勉強嫌いな学生にとって、これほどすばらしいことはない。


しかし落とし穴はゆっくりと、だが確実に私に近づいていた。


「ふむふむ、なるほど。この問題はこうやって解くのか。

  さっきまで全然分からんかったけど、やっと分かってきぞ!

    よし、じゃあこの問題にチャレンジしてみよう」



大抵便意はこんなときやって来る。

まじかよ!せっかく調子が上がってきたのに!でもガマンできない!


まったくもっていい迷惑である。

せっかく集中し始めたのに、腰を折られること。

本当にむかつく。

しかし怒りのはけ口がまったくわからない。

うんこに対していちいち文句を言っていてはキチガイである。


便意は待っていたのだ、私が集中する瞬間を。



私はこのうんこがしたくなる現象を「人間うんこ科学」と題し、

研究を行っていきたいと思う。




次は「人は何かに集中しだすとうんこがしたくなる」説に近い仮説について紹介します。




仮説2.「人は本屋に入るとうんこがしたくなる」


数年前からこの事がまことしやかに囁かれるようになりました。


僕は本屋でうんこがしたくなったことがないのですが、

実際多くの人がこの体験を経験しているらしいので、感覚的にはこの仮説を支持したいと思います。


それでは、なぜ何故ウンコしたくなるのか。

これについては、僕が知る限りでも様々な説が提唱されております。


①本の紙、インクの匂いが便意を誘発するという説

  トイレと必ず紙という関係が分かりやすいからか、この説はすんなり受け入れられそうである。

  確かに、匂いが心の働きや脳の働きに及ぼす影響は決して小さくない。

  ある匂いをかけば、昔の思い出を思い出したり、

  恋愛や異性趣向に匂いが密接に関わっていることは用意に想像できるだろう。

  


②狭い空間一定の姿勢で立っていることが便意を誘発するという説
  この説はかなりむちゃくちゃだと思う。

  この説が本当に正しいとすると、街中は恐ろしいことになってしまう。

  例えば、満員電車に乗れば、うんこ。

  これでは国中のビジネスマン達がほぼ同時刻にトイレに駆け込むことになるだろう。

  考えただけでも恐ろしい。駅のトイレは常時パンク状態。

  下水はつまるわ、駅は臭くなるわで、朝のプラットホームは大騒動である。


③心理的遺症に基づく説

  好きな本を読んだり、買いたい本を探す。

  これらの行動により、人はリラックスする。リラックスするという状態は脳の生理状態を活性化する。

  これが便意の引き金となり、1度本屋でウンコがしたい!という経験をすると、

  次に本屋に来たときからは条件反射的にうんこがしたくなる、(要するに動機づけ学習)という説である。

  僕は個人的にはこの説が一番気に入っている。

  しかし心理的遺症がなかったり、経験が少ない幼児においても、

  本屋でウンコした子供がいることが多くいることが示されており、この説は説得性に欠けると言われている。


などなどと、いろんな学説が飛び交っているのであります。

それぞれ興味深いのですが、これらの説を真剣に論じている大学の高名な学者さんたちを想像すると、ちょっと笑えてしまうのな。地位も名誉もある教授たちがこんな研究をしてるのだから。


しかし、「本屋に行くとうんこしたくなる」ことが真実かどうかは別として、

どこの本屋にもトイレがないのはなぜだろう?

事実、トイレがある本屋はごく少数で、ほとんどの本屋にはトイレがない。

この問題について関連した説があるので、最後に紹介したいと思います。

④プレッシャー説

  本屋にはトイレがない。

  これは一般に常識として広まっている。また、トイレを借りる場所でない、と考えるのが一般的である。

  したがって本屋に入ると、『トイレには行くことができない』というプレッシャーがかかる。

  このプレッシャーが便意を誘発する、というのがこの説のあらましである。


うーん、どの説もなんだか納得できそうでできねえ。

人間うんこ科学を究める道は、苦しい道のりになりそうです・・・