1/31 酔いどれ元編集長の仏教談義会場&Zoom(アーカイブ版可)
『酔いどれ元編集長の仏教談義🎶』
リアル会場&オンラインZoom(アーカイブ版可)
日時:2024年1月31日(水)
19:30~21:00
場所:読書のすすめ
読書のすすめで毎月一回開かれます「酔いどれ元編集長の仏教談義」は、
佼成出版社 吉川元編集長に大乗仏教の代表的経典『法華経』を読み解いていただいています。
『法華経』は、お釈迦様が悟られたこの世界の真理を物語や喩え話にしたもので、生涯最後に説いた教えと伝えられいます。
「法華経」 全二十八章、
第十六章前半までは、悟りを開いた人間 釈尊が、人の本当の生き方を説いている内容で、
第十六章後半以降は、仏 釈迦如来がこの世界の真理を説いている内容です。
六世紀の飛鳥時代、日本に大乗仏教が伝来した中に「法華経」がありました。
聖徳太子は、「法華経」「勝鬘経」「維摩経」の三経の注釈書『三経義疏(ぎしょ)』を著しました。
日本仏教の始まりに、「法華経」があったんですね。
また、鎌倉時代初期に最澄によって開かれた比叡山「天台宗」の根本には「法華経」がありました。
“すべての人が救われる”という大乗仏教の経典「法華経」を、
浄土宗開祖の法然上人、浄土真宗開祖の親鸞聖人、曹洞宗開祖の道元禅師、臨済宗開祖の栄西禅師、時宗開祖の一遍上人、日蓮宗開祖の日蓮聖人、
日本仏教の祖師方は比叡山で学んだのですね。
曹洞宗 道元禅師は、「法華経」の二十八章にわたる物語や喩え話に、そこに連なる仏教の深遠な教えに触れて涙したと伝えられています。
「法華経」は、諸経の王と称され、比叡山「天台宗」は、日本仏教の母山と呼ばれています。
吉川元編集長がひもとき語られる「法華経」は、自らの学びと体験で磨いてこられた仏心そのもので、
私たちの心の我執や偏見など幾重ものバイアスを通り抜けて、私たち誰しもにある仏心を照らします。
『酔いどれ元編集長の仏教談義🎶』リアル会場&オンラインZoom(アーカイブ版可)
日時:2024年1月31日(水)
19:30~21:00
場所:読書のすすめ 店内
参加費:お布施(お気持ちですが、佼成出版社の本を「読書のすすめ」よりお買い上げ下さいますようお願いしております)
🌟仏教談義(Zoom orアーカイブ版)参加ご希望の方は、
「読書のすすめ」吉川さんのおすすめ本のページ↓
から、一冊よりご購入お願い致します。
その際に、仏教談義参加希望とお書き添えください。
追って、Zoomアドレスをお送り致します。
お問い合わせは「読書のすすめ」↓
03ー5666ー0969
【御礼】1/10 第122回「読書のすすめの落語のすすめ」
江戸川区篠崎「読書のすすめ」での毎月一回の落語会「読書のすすめの落語のすすめ」(リアル会場&オンラインZoom)、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新春第一弾の 1/10 第122回「読書のすすめの落語のすすめ」に、足をお運びいただきました皆様、心を寄せてくださっている皆様、本当にありがとうございました。
リアルな会場では何が起こるかわかりません!
今回、落語が始まる前に一騒動が!!
18Lの樽酒をタクシーで運び寄贈して下さった“粋”な方がおられ、新年の鏡開きとなった今回の「読書のすすめの落語のすすめ」、
その樽酒の鏡開きは誰も経験がなく、説明書を見ながら蓋を開けられず四苦八苦。致し方なく樽を絞めているタガを壊し蓋が開いて喝采したとたん、樽酒がゆるんだ隙間から流出。みるみる間に床が酒浸し、慌てて樽をビニールテープで縛り、樽の中の酒を大鍋に汲み出し救出。
「読書のすすめ」店内に樽酒の香りが漂い、正月らしい「落語のすすめ」がスタートしました。
“タガが外れる”って、こういうこと、とヘンに実感しながら、“日常のタガを外して”、座布団一枚の上の宇宙へ飛び立ち…
懇親会では、その樽酒を文字どおり浴びるほど皆様に楽しんでいただけ、樽酒を寄贈して下さった方の心粋に本当に感謝しております。
三遊亭全楽師匠 「天狗裁き」
三遊亭神楽師匠 「替わり目」
お正月らしい噺で、
初夢などの夢にまつわる「天狗裁き」と、正月につきものの酒にまつわる「替わり目」。
「天狗裁き」
亭主が、何やら寝ながらニヤニヤ、ブツブツ、ケタケタ…
女房はその夢の内容を聞きたくてしょうがないが、亭主は覚えていないと言って話してくれない。そして大喧嘩。仲裁に入った者が、事をおさめた後で、自分にはその夢を話してくれと迫る。覚えていないから話せないと、またしても仲裁に入った者と大喧嘩。そしてまた別の者が仲裁に入り、またしても大喧嘩を繰り返して、しまいには奉行所に訴えられ、なんの落ち度もない亭主が裁かれて…
「替わり目」
亭主関白で絡み酒の亭主、外で呑んできても、“外は外、内は内”と酒の支度をさせ、何かと女房になんくせをつける。
しかし、女房を使いに出すと本音がポロリ。
“口では反対のことを言っちまうけれど、自分には勿体ないぐらいの女房で、本当にすまないなぁ”
そんな亭主を女房は扱い慣れたもの、小言をいって絡む亭主とのやり取りが…
いろいろな意味で、新年初笑いとなった「読書のすすめの落語のすすめ」、皆様ありがとうございました。
2024年、
次回以降の「読書のすすめの落語のすすめ」は、
2月7日(水)19:30~21:00
3月13日(水)19:30~21:00
🌟リアル会場&オンラインZoom
で、ご参加お待ちしております。
「読書のすすめ」
「読書のすすめの落語のすすめ」ブログ
この世界を動かしてゆくもの
【この世界をつくってゆくもの】
令和六年 元旦
昨年は、「逆のものさし人参畑塾」で皆様と対話させていただき、本当に有難うございました。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は、こうしていきたい、年末に感じたことと、年頭に思うことを、ここに記させていただきます。
昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回、大阪夏の陣で、徳川家康に敗れ、豊臣秀頼と茶々(淀殿)が自害し、落城するシーンで、茶々の最後の台詞。
「日の本が、つまらぬ国になるであろう。
正々堂々と戦うこともせず、万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ妬みあざける、やさしくて卑屈なか弱き者たちの国に。
己の夢や野心のために、なりふりかまわず、力のみを信じて戦い抜く。
かつて、この国の荒れ野を駆け巡った者たちのはもう現れぬ」
NHK大河ドラマは、製作者・脚本家による史実に即しながらもドラマ・物語であるから、歴史的研究が進み大枠の史実に近しいとはいえ、真実そのものとは言えない。
400年前の人の心と、現代人が描くその時代の人の心とは、“不易流行”で、いつの時代も変わらない“不易”な人の心の部分もあるが、時代背景や社会状況によって変わる“流行”の人の心の部分もある。
この大河ドラマで描かれているストーリーは、製作者・脚本家が、こういう見方考え方をしたのであろうと、多角的な視点を大いにいただいたことを、熱く感動しました。
このドラマを通して、製作者・脚本家がテーマとして伝えたかったことは、「自分の命よりも大事なもの、そのために命を使う」、その武士道の心だと私は受け止めました。
(ただし、大義・忠義の武士道という概念は江戸時代がもっと進んでからのもの。
戦国時代はご恩と奉公の封建社会で、手柄をたて所領をいただき名を高めることが第一で、大義とか忠義とかは人によって様々であるから、力による支配が世の中を動かしていた時代。
関ヶ原の戦いの時は、東軍の家康も西軍の三成も、全国の諸大名に密書を送り懐柔を計り、謀略や裏切りを制することが重要な戦略。また、家と家とが婚姻関係で結束を強めるのも重要な戦略)
現代に、テーマ「武士道」の、「自分の命よりも大事なもの、そのために命を使う」、それを投げ込んだのが「どうする家康」だと思います。
ドラマの中では、
茶々は、父浅井長政と母お市の方が秀吉によって死に追いやられたため、何者にも屈しない絶大な権力を息子 秀頼に夢み託した…野心。
三成は、秀吉恩顧の家臣、秀頼を立て、大義や忠義を柱にした豊臣政権を夢見た…野心。
家康は旗印の、厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)の、苦しみ汚れたこの世を浄土に変える、戦なき世を夢見た…野心。
それぞれが、それぞれの正義のために戦い抜いた。
その時代が終わりを告げることを嘆く茶々の言葉。
「己の夢や野心のために、なりふりかまわず、力のみを信じて戦い抜く。
かつて、この国の荒れ野を駆け巡った者たちのはもう現れぬ」
「日の本が、つまらぬ国になるであろう。
正々堂々と戦うこともせず、万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ妬みあざける、やさしくて卑屈なか弱き者たちの国に」
そして、さらに最後のシーンでは、家康の若き日の「鯉の話」が描かれている。
絶大な権力者信長から贈られた価値の高い鯉が池からいなくなった。家臣の誰かが食べた!? 信長の制裁に怯え、家臣たちを追及する家康は、次第に信長という権威よりも大事な家臣たちの存在に気がついていく。
そして、またシーンが変わって、
戦国時代の最中、妻 瀬名と息子 信康が夢見て奔走した、国をまたいで人と経済が自由に往き来して、区切って争わない日の本の建設。
瀬名と家康が静かに語り合う姿の向こうに、現代日本の姿が、東京タワーとビル群が立ち並ぶ景色が、蜃気楼のように浮かぶ。
以上の最終回のシーンにも、過去の回にも、現代日本人へ向けられたメッセージが随所に散りばめられていた。
「日の本が、つまらぬ国になるであろう。
正々堂々と戦うこともせず、万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ妬みあざける、やさしくて卑屈なか弱き者たちの国に。
己の夢や野心のために、なりふりかまわず、力のみを信じて戦い抜く、
かつて、この国の荒れ野を駆け巡った者たちのはもう現れぬ」
現代日本人の心に深く響く…
“自分の命よりも大事なもの、そのために命を使っていますか?”
その侍精神を、司馬遼太郎は“電流”と呼び、現代人の心にも“微弱な電流”が流れていると、侍精神の“電流”が迸る数々の作品を遺しました。
そして、もう一つ「どうする家康」で私が強く心動かされたのは、それぞれの役者さんの迫真の演技です。
己の信じるところへ、その頂きへ、なりふりかまわず駆け上がっていく姿。
その精神の高みを目指す、その姿こそが武士道だと、思いました。
そして、ドラマ・物語であって真実とは違うかもしれないが、製作者・脚本家が描こうとした世界から発せられたメッセージは、多くの人の心に届きました。
多くの人が、何かを感じたでしょう、何かを考えたでしょう。
真実かどうかではなく、本当かそうでないかではなく、物事の側面の一つを切り取ったものであっても、
想像したことを表現し、思うことを言葉という概念で発信することが、
この世界を方向づけ動かしていくことに他ならない。
そのように、私にもこの世界に伝えられるものがあるはず、と。
“自分の命よりも大事なもの、そのために命を使う” それを体現するものを土台にした言葉で発信していきたい。
新年第一弾は
“自分の命よりも大事なもの、そのために命を使う” その力になる本↓
「終極からの摂理」 和田友良著
「逆のものさし人参畑塾」とは、
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び、今に活かし、後世へ伝えていく勉強会です。
明治初め福岡の女医 高場 乱(たかば おさむ)が、薬用人参畑の中で始めた塾「興志塾」(通称人参畑塾)で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てました。
私利私欲に偏らず仁を尽す「殺身成仁」、何かに誰かにぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。
「逆のものさし人参畑塾」ブログ
「逆のものさし人参畑塾」のもとには、「逆のものさし道」での学びがあります。
「逆のものさし道」とは、
縦糸の読書を師とし、実践と対話を通して、世間の常識や大勢の空気に流されない確かなモノサシを身につけるための勉強会。
読書・実践・対話の中で、“本当のことは何か”に目を向け、またその“本当”から自分自身を問う、それを繰り返して進む「道」です。
「逆のものさし人参畑塾」は、その「逆のものさし道」での学びを、方法や知識としてではなく、
“本当”のモノサシを身につけ、物事を見る目が変わり、深い静けさと湧き上がる躍動を湛えた心を養うことを目指しています。
「逆のものさし道」
新春1/10「読書のすすめの落語のすすめ」会場&Zoom
🎍新春 笑う門には福来たる🎍
「読書のすすめの落語のすすめ」
2024年1月10日(水) 19:30~
第122回「読書のすすめの落語のすすめ」
🌟リアル会場&オンラインZoom
日時:2024年1月10日(水)
時間:19:30~21:00
場所:読書のすすめ 店内奥
参加費:会場2500円
Zoom2000円
🌟Zoomで参加ご希望の方は、読書のすすめHP商品ページからご購入下さい↓
追って、Zoomアドレスをお送らせて頂きます。
会場でご参加の方は、当日会場でお支払いください。
お問い合わせは↓「読書のすすめ」
03ー5666ー0969
【出演】
三遊亭神楽
五代目円楽一門会 両国寄席公式ウエイブページより↓
三遊亭全楽
五代目円楽一門会 両国寄席公式ウエイブページより↓
江戸川区篠崎「読書のすすめ」での毎月一回の落語会「読書のすすめの落語のすすめ」、
三遊亭神楽師匠と兄弟子の三遊亭全楽師匠をお招きしての二人会で、10年を越えました。
落語は座布団一枚の上の宇宙、
何もないから何でもできる、
想像で無限に広がる世界。
“今がよければ、自分がよければ、お金があれば、” の 野暮な現代人の心に、
“自分より人を先にする、人を思いやる心、やせ我慢” の 江戸っ子の「粋」が沁みこみます。
私たちは、先行きの見えない未来に、手漕ぎボートのように、背中から入って行きます。
見える景色は歴史や伝統の景色、それに目を開きながら、しっかり漕いで進みましょう。
ボートを漕ぐ力は、人と本との出逢いから湧きあがってきます。
ースケジュールーーーーーーーー
【読書のすすめ】
時代が変わっても変わらない大事なことを歴史や先人から学ぶ“縦糸の読書”のすすめ。
戦争や自然災害に混迷する現代、本質を見極める眼と偏らない心を養いたい。
溢れる情報に煽られ、偏った価値観に陥り、不安や恐怖にのみ込まれないよう、視点を高く視野を広げる“縦糸の読書”を。“縦糸の読書”の本のご紹介をさせていただきます。
【落語】
◆三遊亭全楽師匠
◆三遊亭神楽師匠
【懇親会】師匠方お二人を囲んだ垣根がなさすぎる懇親会!!
懇親会予算:2500円
閉会23時
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「読書のすすめの落語のすすめ」
【御礼】12/16 郡山「逆のものさし道」.郡山「逆のものさし人参畑塾」
12/16 郡山「逆のものさし道」へ参加させていただき、郡山「逆のものさし人参畑塾」を開かせていただきました。
今回も!!、郡山逆もの道の I さんが、福島県いわき市から江戸川区篠崎「読書のすすめ」まで、車で清水店長を迎えに来てくださって、郡山へ出発!
そして、なんと!!
郡山逆もの道代表の横沢さんも、自宅山形県米沢市から新幹線で東京へ、そして I さんに東京駅で拾ってもらい、「読書のすすめ」へ、そして郡山へ出発!
逆のものさし道では、常識や普通を疑え!!と教えているが、郡山の逆もの道の方々は、常識や普通には捉われることなく、
合理的でもなく、効率的でもないことを、一見無意味な無目的なことを、面白ろそうにやる。
私はいつもそこに感嘆するのです。
また、今回の逆もの道では、「頭はブレーキ、心はアクセル」と学びました。
「頭」は、損得勘定や合理性や功利性を重視、意味を求め、無目的は認めない。
そう、それが、ブレーキに。
「心」は直感。この人が好きだ、喜んでくれるのが嬉しい、理屈に合わないけれど、計算できないけれど、無意味・無目的にぶつかっていく。
これが、アクセル。
ものごとの価値や意味は、人間の狭い「頭」では計り知ることはできないが、
人間社会、大小ある共同体の中で折り合うために、「頭」のものさしも必要です。
ただ、「頭」に偏っていては、ブレーキを踏んでばかりで、この世界の半分しか見ていないことになる。
心の直感のままに。
こうあるべきの道徳や、こうであるはずの知識、その壁を飛び超え
えて、否定できない真理を追求して高みに昇ってゆくのが人間。
高みを目指す人間には深さが出てくる。
高く深く頂上を目指す人が、どんな見方考え方をしているのかを読むのが“縦糸の読書”です。
“縦糸の読書”を手がかりに、心の直感で自分の中の壁を乗り越えて、否定できない真理へ近づいていこう、
郡山の「逆のものさし道」の方々のように。
ご紹介の本は、「読書のすすめ」へお問い合わせください。
次回、
郡山「逆のものさし道」、
郡山「逆のものさし人参畑塾」は、
2024年2月3日(土) です。
今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。