甲州さとみの温かいいのちー心整体ー
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映画『宝島』

映画『宝島』 大友啓丈監督 妻夫木聡主演 

2025年9月公開


戦後沖縄を舞台に、史実に記されなかった真実を描いた真藤順丈氏による直木賞小説『宝島』が原作。

私は『宝島』を観て、映画などでの歴史の追体感は私を明確にするのを感じています。
自分が立っている処、自分を支えているもの、生きるということ、信じ願うということ、希望。

「宝島」という名は、沖縄の言葉「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」、「命こそ宝」からでは、と思っています。


(映画のネタバレがあります)

映画の物語りは、沖縄の戦後、アメリカ統治下で、米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民らに分け与る“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちが、自由を求めて走り抜ける姿が描かれている。

リーダーのオンは、ある夜の襲撃で消息が絶たれ、その後残されたメンバーの、幼馴染みのグスクは刑事に、オンの恋人ヤマコは教師に、オンの弟レイはヤクザになり、それぞれオンの消息を追いながら、米軍に奪われた故郷を取り戻そうと葛藤する。


物語りの映像は、戦時下での沖縄の、軍管民共生共死の一体化で住民も戦線にさらされた、日本本土の入り口で米軍を足止めし、米軍の消耗と力を削ぐための捨て石にされた、その沖縄の闇を布石とし、



戦後の米軍統治下での圧政、米軍の飛行機事故、米兵の犯罪の横行、日本から切り離された米軍基地依存の経済病苦、そして遂に、米兵が起こした轢き逃げ事件をきっかけに住民の怒りが爆発 “コザ暴動” へと。

戦争で焼かれ撃たれて殺され、戦後圧政蹂躙されてきた沖縄の住民の憤怒が暴徒と化して燃え上がるコザの街、

街をさ迷うグスクの深くから絞り出される魂の叫び、

「なんくるないで済むかぁ!!なんくるならんどぉ!!」

“なんくるないさ”とは、本来、“まくとぅそーけーなんくるないさ”で、正しいことや真(誠)のことをしていれば何とかなるさ、という沖縄の言葉)


海を越え沖縄の大地に投げ込まれめり込んだ動かし難い重力の巨岩、びくともせず歯がたたず、咆哮するしかできない人々。



映画の物語りは、オンの弟ヤクザのレイと、オンの幼馴染みで刑事のグスクの対立へ進んでいく。

投げ込まれ島にめり込んだ巨岩に向かう二人、暴力と征服の手段を選ぶレイと、非暴力と不服従を選ぶグスク。


グスクは言う、
「人間はそんなに愚かじゃない」

この世界と人間を信じ、いつかこの苦しみは変わってゆくと、この世界と人間に希望を託して。

鎮魂と祈り。


映画ラストシーン、沖縄の苦涯を変えようと、一番先頭で駆け抜けて行った“戦果アギヤー”のリーダー オン、海の彼方に消え行く姿と響いてくる声、

「さあ 起(う)きらんね。そろそろほんとうに生きる時がきた」

非暴力 不服従



「新•落語のすすめ」 始動

【「新•落語のすすめ」のご案内

2026.10.14 (水)19:00~】


江戸川区篠崎「読書のすすめ」で、毎月一回12年半150回、三遊亭神楽師匠•三遊亭全楽師匠

と歩んで来ました落語会「読書のすすめの落語のすすめ」は、2026年5月に幕を降ろしました。

その節は、ご愛顧を賜り誠にありがとうございました。

その後は、三遊亭神楽師匠•三遊亭全楽師匠とのご縁、落語好きの方々•落語に触れたい方々と、落語に興じることを大切にしていきたいという想いから、会場を別に移して「新•落語のすすめ」を、第一回7月22日、第二回8月26日に開催させて頂いてきました。

次回は以下の日程となりますので、詳細はsatomi0412@gmail.com 甲州まで、お問い合わせください。

「新•落語のすすめ」

日時:2026 年10月14日(水)

19:00~21:00 (開場18:30)

場所:江戸川区 篠崎駅徒歩6分


三遊亭神楽師匠 


三遊亭全楽師匠 


落語は座布団一枚の上の宇宙 

何もないから何でもある 

想像力で無限に広がる世界

 踊り繰り出す日本人の心 

はるか古からの時が流れ着き

 かなた未来へ時が流れ出す


 “自分がよければ▪︎今がよければ▪︎お金があれば” の 「野暮」な心に、
“人を先に▪︎思いやる▪︎やせ我慢” の 江戸っ子の「粋」が沁みこみます。



私たちは、手漕ぎ舟を漕ぐように、先行きの見えない未来に背中から入って行きます。

歴史や伝統の景色を心をしっかりと目に心に映しながら、未来へと進んで行きましょう。

舟を漕ぐ力は、先人たちの姿から、人との出会いから、笑いと涙から、生まれます。

6/20「清水店長一周忌 魂の再来&伝承」in長崎

長崎、昨日の嵐のような雨風と打って変わって本日は快晴、
鳥は向かい風で大きく飛翔するということから、私たち一人ひとりも、強風に向かい魂を大きく飛翔させた一日だったのではないでしょうか。

6/20「清水店長一周忌 魂の再来&伝承」in長崎


清水店長が旅立たれてから一年、この一周忌に向けて、長崎逆もの道代表 宮本さんご夫妻、大谷カメラマン、長崎の皆さんによる入念な準備から、心のこもった数々の催し、全国的から清水店長を慕い集った方々、清水店長の魂へ心を一つにした日でした。宮本さんご夫妻はじめ長崎の皆さん、お世話になり有難うございました。

オープニング曲は長崎の歌王松尾さんによる粋な選曲、Official髭男dismの「Stand By You 」、今回この歌を選ばれたのには、岡根芳樹さんのご著書『スタンド バイ ユー』を、Official髭男dismのギター小笹君(読書好き)が読書のすすめに来られた時清水店長が小笹君におすすめした本、過去にも菊池勇星君におすすめした本ということで、この歌が清水店長に捧げられました。


「スタンド•バイ•ユー」

https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153122473


「天下布読」を伝承伝達する一翼を担う私たち一人ひとりの前に、エイチエス 斉藤専務に追悼の言葉をいただき、読書のすすめ 小川新店長の“これまで”と“これから”の宣言、演劇出身•営業のプロ ソーシャル•アライアンス代表 岡根芳樹さんによる“毒書のススメ”



それぞれの魂がジェット噴射で次元上昇、清水店長の魂に触れたように思います。

「逆のものさし人参畑塾」も開かせていただき、次元上昇のための風のひとひらになれたのであれば嬉しいです。ご参加いただき有難うございました。

最後になりましたが、清水店長の魂と合一した宮本代表によるレジメの言葉に、
清水店長の“一人庶民革命の魂”をありありと肚で感じ、
今、あらめて強くその道を踏みしめています。

【御礼】京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪

【 5/30京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪を開催させて頂き有難うございました】

京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪では、『逆のものさし思考2』を読みデ ィスカッションしています。
今回のテーマは第三講 “脳はブレーキ 心はアクセル”です。

『逆のものさし思考2』
第一講 自己信頼
第二講 既知からの自由
第三講 脳はブレーキ 心はアクセル
第四講 一人庶民革命
第五講 捨現同時
第六講 合理的利他主義
第七講 両忘
第八講 内的開化
第九講 悪人になれ
第十講 自己超越
第十一講 超リアリズム

『逆のものさし思考2』



しばらく、私の仕事の都合で、リアルな対話の場「逆のものさし人参畑塾」を開けず、Zoomでの開催となっていました。
今回どうしてもリアルでお会いして話したいと思い、大阪へ。
いつも人参畑塾にご参加いただいている方々や、「大阪逆のものさし道」の皆さんの熱量に突き動かされたことにも由ります。

目と目を合わせ、胸を開いて、膝を交えて語り合う場とは?

人類の祖先は
700万年前 直立二足歩行
250万年前 石器 肉食
120万年前 火 加熱調理
7万前    言葉
1万年前   武器
(霊長類学者 山際壽一先生より)

言葉のない時代が、693万年ありました。

言葉のない心、それは愛情や信頼や安心などの、身体性を伴った共感や同調です。

食事や生活の身体的リズムの中、目的や意味ではなく、流れの中で“感じる”社会でした。

現代は、頭脳での、論理や意味を言葉で切り取り、それを“理解”する社会に傾いています。

幼児の母との共感や同調などの一体感は無意識にしまい込み、知識や情報をできるだけ身につけ他との比較競争に明け暮れて孤立化。

特に現代は、パソコンやスマホなど電脳での知識や情報でつながり、身体性を伴った共感同調が薄らいでいます。

しかし本来、私たちの根底にあるのは、693万年で培った言葉のない心、共感や同調です。

それは、目と目を合わせ、胸を開いて、膝を交えた時の、共感や同調の言葉ではない心です。


また、人間の特質は「移動する•集まる•話す」だと、山際先生は言われます。サルの共同体やゴリラの家族体では、いったん群れから離れると、存在が消え戻ることができない。

人間は、「移動する•集まる•話す」ことで、家族体•共同体を複雑精知に積み上げ文明を築いてきました。

つまりは、
足を運び、集って、語り合う場で、
目と目を合わせ、胸と胸を開いて、膝と膝を交えて、

そこでの、言葉ではない共感や共鳴や同調が、心の一番奥深くに流れ、それを基調にして、この世界を一人ひとりが各々に積み上げてゆくのです。

それからもう一つ、
『言葉』
問答する対話は、解決なり結論なりに達する訳ではない。問答の生きている対話の魂の生長は、止まるところを知らない(小林秀雄「本居宣長 補記」より)

リアルな場での対話は、予見できない驚きに満ちていて、それに出会う感動と喜びがあります。新しく自己の解体と再構築。正•反•合の次元上昇が続きます。

私自身、「逆のものさし人参畑塾」での皆さんとの対話や、大阪「逆のものさし道」での皆さんとの交流は、驚きに満ち感動深いものです。

それは、地に深く降ろす根となり、風雪にも折れない幹となり、足を踏み出し手を伸ばす枝葉となっています。

今回は、これまで以上にリアルな場での対話に、共感や共鳴や同調の言葉ではない心を深く感じ、これからまた進む力としていきます。

ありがとうございました。


また、次回以降も宜しくお願い致します。

「逆のものさし人参畑塾」







【御礼】5/30京都「逆のものさし道」in大阪

5月30日、第70回 京都「逆のものさし道」in大阪に参加させていただきました。一年ぶりに伺う京都「逆のものさし道」in大阪、快く迎えていただき交流を深められたこと、とても感激いたしました。

今回の日直の方が、故 清水克衛「逆のものさし道」代表の語録「捨現同時」を、ご自分の体験をもとに話されることから始まり、
それを受けて参加者の皆さんも「捨現同時」を反映させての近況報告と、前回それぞれの手元に渡った課題本の感想を述べていくという、大阪逆もの道の皆さんの「スピード•アドリブ•ライブ」の見事なスピーチでした。

そして、初代大阪逆もの道代表による、『日新公いろは歌』の逆もの的解釈の読み下し講義、とても興味深い内容でした。

清水代表の亡き後の大阪逆もの道では、「読書のすすめ」二代目小川店長がセレクトした本が、覆面で参加者に配られ、次回の勉強会でその本について感想を述べるという形がとられていて、

初代大阪逆もの道代表の手元に来たのが『島津日新公いろは歌』



『島津日新公いろは歌』は、
薩摩藩 島津家中興の祖 島津忠良(1492~1568)によって著された「郷中(ごちゅう)教育」基本の精神となった薩摩武士•士道教育の教典。
明治維新を率いて新しい世を拓いた西郷隆盛や大久保利通らの精神の基盤となった、いろはにほへと•••47首の歌。

初代大阪逆もの道代表の手元に来た『島津日新公いろは歌』、
その偶然を必然と捉え、清水代表を偲びながら、『島津日新公いろは歌』に清水代表の魂をのせて後世へ手渡していきたいと、

『島津日新公いろは歌』47首に清水代表の魂を重ねた読み下しと、戦後に日本語の言霊を消滅せられたことについて、話されました。

戦前までの日本語は、
漢字は旧字体(「氣」など)、
公文書の仮名はカタカナ、
歴史的仮名遣い(「言ふ」など)

でしたが、戦後はGHQは日本人の考え方や精神面を変えることを徹底し、さまざまな日本精神を砕く政策を施行しました。

その一環として、漢字の旧字体に宿る言霊を消滅させるため、旧漢字を簡略化し(「氣」→「気」など)、公文書のカタカナを廃し、歴史的仮名遣いを意味より音(「言ふ」→「言う」など)に合わせました。

『島津日新公いろは歌』は、歴史的仮名遣いで詠まれていて、歴史的仮名遣いの言霊を知らない私たちに、歴史的仮名遣いの言霊が甦える手引きになるような講義でした。

『島津日新公いろは歌』今回で5回目で、1「い」から始まって、今回は5「ほ」。私は、直にお聞きするのは初めてでした。

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「仏神 他にましまさす 人よりもこゝろにはちよ 天地よくしる」

「仏(や)神(は) 他所にいらっしゃるのではない 他人よりも(自分の)心に恥じなさい 天地は(あなた)のことをよく知っているのだから」
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いつもお天道様が見ている。
お天道様に恥ずかしくないように。

それは、科学文明により、お天道様が 恒星 太陽になり、現代の私たちにはもう持ち得ない倫理観•道徳観。

“人間より上位のものがある”

過去の歴史を見ても、今の世界を見ても、また、身近かなところでも、人間が自分を上位に置いた時に起こる間違い過ち、これまで幾度となく繰り返し、今も繰り返している。

現代私たちは、人間より上位の神仏やお天道様をもち得ず、天地の理を知り得ず、何を拠り所とし、何を規矩(きく)とするのか。何に照らして我が心と行いをみるのか。

それを考える機会とテーマをいただきました。

この講義の後、初代大阪逆もの道代表は、これまでのように受動的ではなく能動的な大阪逆もの道を目指し、いかづち(雷)を振り下ろしました。


それぞれの心が波打ちました。欲心を貪り、うつつを抜かし、怠けに微睡んでいる心に、大きな電流が流れ込んだのです。


集中と覚悟。


やがてわずかな時をおいて、心の湖面に映り出たのは、誰もにおそらく、


“師に己を照らして”

“縦糸の読書に己を照らして”


そしてまた、そうして師や読書で己を磨いてきた心の鏡を信じること、自己信頼。


私たちには、神仏やお天道様の代わりに、師があり縦糸の読書がある。

自己信頼の心の鏡を、さらに朋友と共に磨いてゆくのみです。


次回、京都「逆のものさし道」in大阪

2026年7月25日(土)18:15~


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