中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

中学受験はもはや「子育て」ではなく「プロジェクト」。逆転合格は「起きるもの」ではなく「起こすもの」。 母でもできる、母だからこそできる、今日から取り組める、具体的な提案をしています。

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こんにちは。
中学受験 お母さんのためのパーソナルコーチU.Uです。



10月1日。
東京地区本番の2月1日まで 4カ月となりました。
そろそろ「逆転合格」ワードでの検索が増えてきます。

実は、
逆転までとは言わないけれど、
「停滞気味で、なかなか伸びないので…」
「このところ失速気味で…」
ということで、
このブログを訪問してくださる方もいらっしゃいます。

ベースとしては、やることは同じです。
逆転合格の場合は、
そこに、ちょっとテクニカルな戦略?が
必要になるだけです。



ハッキリ言いましょう。

逆転合格とは、
「奇跡」でも「まぐれ」でもありません。


少なくとも、このブログでは、
「逆転合格とは起こすもの」
であると考えています。

逆転合格は
「起きるように祈る」ものではなく、
「起こすために行動する」ものです。

そして、そのために必要な考え方や方法を、
このブログではお伝えしていきます。



ちょっと考えてみてください。


今や、13時間も飛行機に乗れば、
ヨーロッパにだって着いてしまいますよね。

これって、よくよく考えれば、
それこそ奇跡のようなすごいことですが、
私たちは「奇跡」とも「まぐれ」とも
思っていません。

(もちろん、
ブラジルまで1時間で、というのは無理ですが…)


逆転合格も、それくらいのことだと、
まずは、「意識を変えて」 ほしいのです。


逆転合格は 「起こせるもの」
逆転合格は 「起こすもの」

信じていないことは実現できません。


逆転合格するために、
まず最初に、そして一番大事なことは、

逆転合格は 「起こせるもの」
逆転合格は 「起こすもの」

と、お母さんが信じることです。

 

…突然そう言われても、信じられない…
ごもっともです。


次回からは、
なぜ逆転合格を起こすことができるのか、
についてお話ししていきましょう。


偏差値・塾・志望校・受験ストレスの悩み解決から、

模試・ノート分析・タイプ分析による

我が子にあった勉強法・声かけのコツまで、

受験生母のために、母親目線から

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中学受験110番!

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こんにちは。

中学受験 

お母さんのためのパーソナルコーチ

上原うた子です。



前回の記事

「じっくり考え抜く力をつける」と

「合格」は両立するか?(1) では、

ポイントは、

「両立させようとしないこと」

だと お話ししました。

そして、

「どちらを優先させるか、決めましょう!」

と 提案しました。




では、

何を基準に決めるのか?



大きくわけて、

次の3つから考えてみてください。

1 親の考え方

2 子どものタイプ

3 教科ごとの使い分け



1 親の考え方

いい機会だから、じっくりやっていこう と考える、

どうしても○○中学に合格させたいから、

今はとにかくドンドン入れていこう と考える、

いろいろな考えがあると思いますが、

これは、

どの考え方がいいか ではなく、

ご家庭の考え方の 「違い」 です。

そして、
親自身の「タイプ」も関係してきます。



【注意点】 としては、

● もし、
「考え抜く力をつける」ことを優先する場合は、
結果が出るまでに より時間がかかるので、


とにかく、

偏差値に固執しないことです。


ですから、

親自身がせっかちであったり、

数値をあげることに

やりがいを感じるタイプには、

お勧めしませんね・・・。

ストレスがたまりますから。(実体験より)



● 一方で、

「合格」を優先する場合は、

いずれは どこかの段階で

じっくり考え抜く機会を作りましょう。


たとえば、

基礎レベルが終わって、

応用レベルに進んだら、とか、

受験期間中にできなかったら、

中学に入った後でもOKです。


そもそも、

できない状態で考えようとしても、

手持ちの『材料』や『道具』がないのと

同じですから、難しいんですよね。

ある程度、基礎が入ってくると、

それらが増えるわけですから、

だんだんできるようになってきます。

また、

「考える」ということ自体にも慣れてくるので、

その点からも、できるようになってきます。




次回は、

2 子どものタイプ

3 教科ごとの使い分け

について、お話ししましょう。



↓参加しています。

 


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こんにちは。

中学受験 

お母さんのためのパーソナルコーチ

上原うた子です。



中学受験の学習内容・暗記量って、

大人も驚くくらい、本当に膨大ですよね。

ハッキリ言って、

じっくり考えている暇はほとんどなく、

次から次へと

どんどん覚えていかなくてはなりません。


だから、このままだと、

子どもが自分で考えなくなるのではないか?

もっと じっくり、自分の頭に汗をかいて

考え抜かせることもさせなきゃ

いけないのではないか? ・・・


こんなふうに、
母が自分で感じることもあるし、

周囲から言われることもあるでしょう。



でも、

そんな悠長なことをしていたら、

とてもじゃないけれど、

「志望校合格」には 間にあわない・・・。

母は、そんなジレンマに悩みますよね~。

(注 : 今回の話は、

志望校合格率が60%未満の方向けです。

また、一部の学校のように、

「あたまに汗をかかせる問題」をメインに
出題している学校志望の方も、
除きます。)





確かに、

自分の頭に汗をかいて考え抜くこと、

それは とても大切なことです。

ただし、

この力を身につけるには、

それこそ、時間がかかります。

一朝一夕で成ることではありません。



自戒も込めて、

厳しいことを言わせてもらえば、

本当は、

受験勉強にはいる前に、

この力を身につけさせて

おかなければならなかった のですよ・・・。



とはいえ、

ここで簡単に、はい、そうですか、と

母はあきらめられませんよね?

「そこをなんとか!」という声に、

それこそ、

「頭に汗をかいて考え抜き」ましょう!(笑)




結論から言うと、
大切なのは、

両立できるか、できないかではなく、

「両立させようとしないこと」

です!




そもそも、

「子育て」「教育」には、

『締切』 という概念がなじまないことが

たくさんあります。


なぜなら、

「時間をかける必要がある」だけでなく、

発達速度や性格的なことから、

その子 その子によって、

できるようになる時期が違うからです。


「あんよ」だって、「オムツ卒業」だって、

それぞれでしたよね?

もしかすると、「オムツ卒業」は、

幼稚園・保育園入園には

間に合わなかったかもしれないけれど、

でも、
できるようになりましたよね。



ゴールをずっと先においている

「子育て」や「教育」からみれば、

目先の 『締切に間にあわせる』 よりも、

『その子なりの成長のペースを乱さない』

ことの方が大切です。


「自分の頭に汗をかいて考え抜くこと」は、
「子育て」や「教育」からみて
考えていくものです。


そのため、

わずか9ヶ月先の合格という 『締切』 とは、

対立してしまうことがあるのは、

仕方がないことなのです。



だから、ポイントは、

無理して両立させようとしないこと
です。


思い切って、

「どちらを優先させるか」、
腹を決めましょう!



そうでないと、
「虻蜂取らず」になってしまいかねません。



・・・といっても、

「じゃあ、なにを基準に決めればいいの?」

と思いますよね。

次回は、そのあたりをお話ししましょう。

 


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こんにちは。

中学受験 

お母さんのためのパーソナルコーチ

上原うた子です。



「予習と復習、どちらに力を入れるべきか?」

という命題、

いろいろ好みやタイプもあるかと思いますが、

「成績に不安がある」

「中学受験生」が

「家庭学習」する場合は、

断然、

復習に力を入れることをお勧めします!




「でも、塾には、

予習型の所と、復習型の所があるけれど?」

・・・確かに、塾には両方のタイプがあります。


まあ、それぞれの塾に、

それぞれの考え方や方針がありますから、

その点に関しては、コメントいたしません。

あくまで、家庭学習についての話です。




理由は3つあります。


1.予習する学習内容のレベルが高すぎるから

中学受験の塾でやる学習内容は、

もはや「先取り」というレベルではありません。

少なくとも、

今の公立小学校の授業レベルからいえば、

感覚的には、

小学生が、中学の授業の予習をするイメージ

ではないでしょうか。


小学校の授業の予習で、

音読・漢字調べをしていくのとは ワケが違い、

簡単にできない場合が多くあります。

そのため、次に挙げる理由が

さらに大きく影響します。




2.かける時間に対して、メリットが小さすぎるから

そもそも、成績に不安があるという場合、

今まで学んだことが

ちゃんと入っていないわけですよね?

その状態で、

さらに進んだ内容を自力でやろうとしても、

「道具」が足りなかったり、

「落とし穴」があったり で、

なかなか進みません。

まず、効率が悪すぎます。


それどころか、下手をすると、

  チンプンカンプンだし、

まったく解けないし で、

勉強が嫌になってしまいます。


その時間があるなら、

今まで学んだ部分を
   しっかり覚え、

 しっかり定着させることの方が、

 よっぽど緊急重要課題です。




3.「初見」で聞くこと・解くことにも

意味があるから

とにかく「実戦的」だということです。

  毎回の授業を

  「テスト」「本番」の練習だと考えるのです。

  限られた時間内での、

  理解の仕方、

  今までに蓄えた知識の

引き出し方、

  どれを当てはめるかの判断の仕方・・・


  「初見」で取り組むことによって、

まず「瞬発力」が鍛えられます。

また、今の段階での

  「習熟度」や「応用力」がわかります。


  こうして、意識の持ち方によって、

何が足りないのか、何をするべきか、が

はっきりしてきます。



ざっといって、以上のような理由から、

復習に力を入れることをお勧めしています。

(特に成績に不安がある場合)



      

・・・でも、

わからない問題を、

ああでもない、こうでもない、と

頭に汗をかいて、

自分で考え抜くことが大事なんじゃないの?

という意見があると思います。



そうですよね、

特に これからは、そういった

「問題解決能力」や「課題発見能力」が

求められてきますからね。

また実際に、じっくり考えることを

非常に重要視する中学校もあります。


そのあたりのバランスのとり方について、

次回、お話ししましょう。


偏差値・塾・志望校・受験ストレスの悩み解決から、

模試・ノート分析・タイプ分析による

我が子にあった勉強法・声かけのコツまで、

受験生母のために、母親目線から

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こんにちは。

中学受験 

お母さんのためのパーソナルコーチ

上原うた子です。


前回、

基本問題は『道具』なので、

まずは正答率80%をめざしてください。

というお話しをしました。



「大丈夫!ちゃんと80%は解けます!」という方、

それはいつのことでしょうか?

ある単元を勉強したすぐ後の頃は、

当然、80%解けたでしょう。


でも、試しに、

ずっと前の単元の基本問題を

解かせてみてください。

きっと、

「え~!? こんなに解けないの !?

と驚かれると思います。


あ、それでも

怒らないであげてくださいね。

子どもが悪いわけではないし、

怒ったところで、

できるようにはなりませんからね。

無駄なエネルギーを使うのはやめましょう(笑)

人間は忘れる生き物ですから、

仕方がありません。




だから、最初から、

忘れることを前提に考えるのです!



ポイントは2つ。

1つは、

いったんは完全に覚えさせること

もう1つは、

忘れないようにメンテナンスすること

です。



まず、完全に覚えさせるためですが、

本当は、

どうしてそういう解き方をするのかを、

納得できるのがベストです。

でも、

なかなか納得できないものもあります。

その場合は、

とにかくは繰り返して覚えさせます。


回くらいを

時間、あるいは日にちをおかずに繰り返し、

間違えなくなるまで一気にやらせます。

イメージとしては、

下りエスカレーターを駆け上がる感じですね♪

本当はこんなことしちゃいけませんが・・・

下りのエスカレータを逆に上ろうとしたら、
一気に上まで上がらないと、

また下がっちゃうじゃないですか。

だから、昇りきるように、覚えきらせるのです。

基本問題ですし、

前に一度は やっているのですから、

回くらいでできるようになるはずです。

そこまでやってもできない場合は、

塾の先生にもう一度説明してもらいましょう。




そして、メンテナンスとしては、

週間後、○週間後に

もう一度やらせてみるのです。

それでもOKなら、

たぶんしばらくは大丈夫です。

もしNGだったとしても、

すぐ思い出せるようなら、

また1週間後にやってみる・・・というように、

微調整をしていきます。


このサイクルを、

次々まわしていくのです。




・・・読んでいて、イメージ湧きますか?

面倒くさそう・・・と思ったあなた、

想像力、抜群ですね!


その通り。

このやり方は、確かに効果も抜群ですが、

* 「いつ」

* 「どの単元の」

* 「何回目をやるのか」

を管理するのが、すごく大変なのです。


前回、

お母さんの協力なしにはできません

と言ったのは、

これを子どもにさせるのは

とうてい無理だからです。



・・・正直なところ、

お母さんにだって大変です。

そして、ご家庭によって、

微調整するポイントも様々です。

(だからこそ、さらに私が、
お母さまのサポートに
入るわけですが)



でも、

この圧倒的な定着作業をやらずして、

やっぱりミラクルは起きないのです。