「じっくり考え抜く力をつける」と「合格」は両立するか?(2) | 中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

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こんにちは。

中学受験 

お母さんのためのパーソナルコーチ

上原うた子です。



前回の記事

「じっくり考え抜く力をつける」と

「合格」は両立するか?(1) では、

ポイントは、

「両立させようとしないこと」

だと お話ししました。

そして、

「どちらを優先させるか、決めましょう!」

と 提案しました。




では、

何を基準に決めるのか?



大きくわけて、

次の3つから考えてみてください。

1 親の考え方

2 子どものタイプ

3 教科ごとの使い分け



1 親の考え方

いい機会だから、じっくりやっていこう と考える、

どうしても○○中学に合格させたいから、

今はとにかくドンドン入れていこう と考える、

いろいろな考えがあると思いますが、

これは、

どの考え方がいいか ではなく、

ご家庭の考え方の 「違い」 です。

そして、
親自身の「タイプ」も関係してきます。



【注意点】 としては、

● もし、
「考え抜く力をつける」ことを優先する場合は、
結果が出るまでに より時間がかかるので、


とにかく、

偏差値に固執しないことです。


ですから、

親自身がせっかちであったり、

数値をあげることに

やりがいを感じるタイプには、

お勧めしませんね・・・。

ストレスがたまりますから。(実体験より)



● 一方で、

「合格」を優先する場合は、

いずれは どこかの段階で

じっくり考え抜く機会を作りましょう。


たとえば、

基礎レベルが終わって、

応用レベルに進んだら、とか、

受験期間中にできなかったら、

中学に入った後でもOKです。


そもそも、

できない状態で考えようとしても、

手持ちの『材料』や『道具』がないのと

同じですから、難しいんですよね。

ある程度、基礎が入ってくると、

それらが増えるわけですから、

だんだんできるようになってきます。

また、

「考える」ということ自体にも慣れてくるので、

その点からも、できるようになってきます。




次回は、

2 子どものタイプ

3 教科ごとの使い分け

について、お話ししましょう。



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