番外 LED行先の場合の難点!?も見られます・・・「ソニック」&「にちりん」での「接続対応行先」 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 当ブログでもこれまでもご紹介しておりますように、JR九州の885系(画像1)・883系(画像2)各電車で運行されております特急「ソニック」と、787系電車で運行されております「にちりん」では、大分駅の同一ホームで乗換する事ができる列車が存在しておりまして、それによりまして、それに対応している列車に関しましては、そういった行先も存在しているのが現状であります。今回はこの行先表示に関しまして皆様にご紹介してまいります。
 
 それが、複数の行先が書いてある、いわゆる接続対応行先でありますが、後述のようにそれぞれの列車で複数の行先が見られておりまして、まさに同一ホームからの乗り換えができる事も伺わせている事がお分かりいただけるのではないかと思います。
 
 
 尚、平成24年3月のダイヤ改正までは、別府駅でも同一ホームでの乗換が可能でありましたが、「にちりん」のほとんどが大分駅発着に改められた事から、現在は大分駅に統一されているのが現状でもあります。
 
 
 実際に、以下画像は画像1の885系電車及び883系電車のうち885系電車に似たスタイルの中間車両であります1000番台のLED行先表示(画像は885系電車)でありますが、よく行先を見ますと・・・
 
 
 特急ソニック(&にちりん) 大分(南宮崎) 大分駅で「にちりん号」と接続
 
と書いてあるのがわかるのではないでしょうか。
 
 (アップ)
 
 この行先では、「ソニック」の終点であります大分駅で、南宮崎行きの「にちりん」と接続している事をわかるように表示されている訳ですが、LEDパネルの大きさがそんなに大きくない事から、詰めて表示されている事がわかります。そのため、普段は駅名のアルファベット文字も表示されております885系電車ではありますが、ここでは表示されていないのも見ていてわかるのではないかと思います。
 
 
 何と言いましても、接続に対応している事もありまして、こうして接続の表記が出してある事はいいのではないかと思います。しかし、文字数が多い事もありまして詰めて表示しないといけない上に、駅名のアルファベット文字も表示できないのもまさに難点であると言ってもいいのではでしょうか。
 
 
 一方、こちらは883系電車の「ソニック(&にちりん)」の場合でありますが、こちらは幕式の行先でもありますので、細かいながらも詳しく表示されている事がわかるのではないでしょうか。しかも、LEDでは表示できませんでした駅名のアルファベット文字が表示できているのもこの幕式だからできている部分ではないかとも見ていて思う所であります。
 
 (行先)
 
 
 今回は、これら「ソニック」・「にちりん」の接続に対応しました行先表示の存在に関しまして皆様にご紹介しましたが、このように行先表示を見ましても、接続しているならば、乗り換えまして宮崎方面に行かれる方もいらっしゃる訳でもありましょうから、このように表示するようになっているのもわかりやすくていいのではないでしょうか。それにしても、私自身LEDの行先表示を見ていて思うのですが、西九州新幹線接続の「リレーかもめ」の787系電車のように2段に分けて表示さえもあるのが現状ですので、さすがに幕式のような表示のようにはいかない事や、そういった難点さえもある事もLED行先ならではかなとも思う所でもあります。
 
 (参考に、西九州新幹線接続「リレーかもめ」の行先です)