ＪＲ九州の８８５系電車は、これまでもラッピングされた姿が見られておりまして、これまでも「ソニック」・「かもめ（在来線時代）」などの列車で見る事ができておりました。
中でも特に注目されておりましたのは、上の画像の「鬼滅の刃」ラッピング列車でありまして、令和２年１０月から１２月にかけまして、南福岡車両区所属の８８５系電車ＳＭ１０編成を使用していたものでありまして、興行収入が日本一にまで上り詰めるまで至りました映画版「無限列車編」とタイアップしたラッピングでありました。
私自身も、上の画像にもありますように、実際に各地に収めに行っておりましたが、６種類の模様、５人のキャラクターの姿が印象的でありましたが、やはり1号車の竈門炭治郎、２号車の竈門禰豆子が特に印象的ではなかったかと思っております。
（１号車、竈門炭治郎（かまどたんじろう）、クロハ８８４－１０）
（２号車、竈門禰豆子（かまどねずこ）、モハ８８５－２０３）
この後見られておりましたのが、「呪術廻戦」のラッピングでありまして、令和３年１２月から令和４年２月まで施されておりましたが、こちらも映画公開に伴うタイアップとして運行されておりまして、やはり８８５系電車ＳＭ１０編成に再び施されておりました。
このＳＭ１０編成に関しましては、これまでもラッピングを施した姿が見られておりまして、平成２８年１０月～平成２９年３月までは「キスマイ ☆ エクスプレス」と称しましたラッピングや、令和４年９月～１２月には佐世保や平戸・松浦地区をアピールした「西九州」ラッピングも見られておりまして、８８５系電車の中では最も多くラッピング姿が見られるに至っております。
そして、今回初めてＳＭ６編成に新たなラッピングが２月から施されておりまして、５月中旬まで「リレーかもめ（博多～武雄温泉間）」・「みどり（博多～佐世保間）」・「かささぎ（博多～肥前鹿島間）」・「ソニック（博多～大分・佐伯間）」で運行されております。今回は、そのラッピングを収める事ができておりましたので、皆様にご紹介してまいります。
それが、「スプラトゥーン３」ラッピングでありまして、「スプラトゥーン」シリーズ自体は、プレイヤーはヒトの姿に変身できるイカもしくはタコを操作し、ヒトの姿でインクを様々なブキを使って塗り、塗ったインクの中をイカやタコの姿で泳ぎ、塗った面積を競う「ナワバリバトル」を行うゲームであります。
ＪＲ九州とのコラボレーションでは、キュウシュウの町にシャケの群れがやってきたという設定となっておりまして、スタンプラリーをやりながらキュウシュウを巡ろうと言うキャンペーンを行ってもいまして、今回そのラッピング列車がこれまでも実績があります８８５系電車で行うに至っております。
先述のように、今回初めてラッピングされました８８５系電車ＳＭ６編成で見られておりまして、九州を表す７色のカラーを使いまして、九州内をアピールしております。
（１号車、クロハ８８４－６ ナガサキ）
（２号車、モハ８８５－６ クマモト）
（３号車、サハ８８５－１０６ サガ・フクオカ）
（４号車、サハ８８５－６ フクオカ・オオイタ）
（５号車、モハ８８５－６ オオイタ・ミヤザキ）
（６号車、クモハ８８５－６ カゴシマ）
この中には、様々なキャラクターも見られておりますが、以下画像は「ジャッジくん（左）」と「コジャッジくん（右）」でありまして、いわゆる「ナワバリバトル」の判定をする役割を行っているそうであります。
こちらは、それぞれのキャラクターでありますが、詳しくはこれらはイカもしくはタコからヒトへと変身しているようでありますが、よく見ましてもブキの姿がごっついものまで見られている事がわかるのではないでしょうか。
所で、この時には３つの８８５系電車の姿を見る事・収める事ができておりました。これは撮影列車の４番ホームが「みどり（リレーかもめ）４３号」で佐世保行き、３番ホームに「ソニック３９号」で大分行き、そして２番ホームに「かささぎ１１０号」として博多駅にやってきていたものでありまして、その下の画像にありますように３つの姿が見られている事がわかります。私自身も、こうした姿は見たことなかっただけに正直驚きではありました。
今回は、８８５系電車に施されております「スプラトゥーン３」ラッピングに関しましてご紹介しましたが、正直このゲーム自体も詳しくは存じていないだけに、詳しく調べまして「なるほど」と言う印象でもあります。また、ラッピングに関しましても、これまでの８８５系電車の中でもより派手さが見られるような印象でもありますが、それでも、カラーで各県を表すほどでもありますのでわからなくもないでしょうか。この「スプラトゥーン３」ラッピング列車の運行も、ＨＰに記されておりますようにこの５月中旬までではありますので、今後まだ収めていない方は運行終了までの間に収めていただければと思っております。
詳しくは・・・
ＪＲ九州「スプラトゥーン３」公式サイト