画像は、当ブログでもこれまでもご紹介しております、大分市の陸の玄関口でもあります大分駅であります。
この大分駅と言いますと、平成24年に完全高架化されておりまして、最初に高架化されました気動車メインの久大線・豊肥線のホームであります5~8番ホームに続きまして、電車メインの日豊線のホームであります1~4番ホームまでも高架化されております。
現在、日豊線の代表的な特急列車でもあります「ソニック」博多方面は、以下画像にもありますように、主に1番ホームあるいは3番ホームより発着を行っておりまして、同一ホームとしまして2番ホームもしくは4番ホームより宮崎方面からの「にちりん」が発着しておりますので、基本的にこれらホーム発着となっております。
さて、今回ご紹介しますのは、平成23年に撮影しておりました、大分駅での「ソニック」の折り返しシーンでありますが、この撮影時は乗場の変更を行っておりまして、本来は降車メインのホームでもありました、大分駅旧駅舎寄りに存在しておりました1番ホームでの折り返しシーンに関しまして皆様にご紹介させていただきます。
当時の大分駅の日豊線ホームは、駅舎寄りの1番ホーム、そして高架化工事の影響で4番ホームも片面ホームでありまして、あとは島式ホームとしまして2番ホーム・3番ホームが間にありました。そのため、後述のように「ソニック」の場合は大分駅止まりの場合1番ホームで降車、大分駅発の場合4番ホームで乗車をほとんどの列車では行っておりました。
撮影日の平成23年1月3日、この日は正月のUターンラッシュのピークでありましたが、そんな中で福岡県で朝地震が発生しまして、地震自体はそれほど大きくはなかったものの(県内で震度2が最高)、それに伴いまして区間の徐行運転が行われた関係で、各路線・各列車が最高で約20分前後遅れると言った事がありまして、その影響はこの大分地区でも影響が出ておりました(地震があった事は車掌さんから聞いたものでした)。
そのため、大分駅止まりであります特急「ソニック」も、通常は1番ホームで降車しまして、一旦引き上げまして4番ホームで乗車と言ったパターンが普通ではありましたが、この日はダイヤが乱れていた事もありまして、降車ホームであります1番ホームもしくは4番ホームで降車・乗車と言ったパターンに変更されておりました。
そして、画像の885系電車「黄色いかもめ」で運行されておりました「ソニック」も、この日は1番ホームで降車・乗車と言ったパターンに変更される事になりまして、大分駅では以下画像右端のように小倉方面に向かう方で多くのお客様が待っていらっしゃる事がお分かりいただけます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190210/18/kousan197725/9d/3a/j/o0560044714353751710.jpg?caw=800)
この列車は、博多駅10:20発の「ソニック15号」で運行されまして、大分駅からは13:14発の「ソニック32号」となり運行される事になっておりました。しかし、到着は約20分ほど遅れての到着となっておりましたので、このように1番ホームに乗車も変更となったものでありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190210/18/kousan197725/67/66/j/o0560044914353751713.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190210/18/kousan197725/67/66/j/o0560044914353751713.jpg?caw=800)
この間には、別府行きの485系電車「にちりん10号」も2番ホームに停車した事もありまして、このように485系電車と885系電車との組み合わせも見る事ができました。しかし、この定期列車としての組み合わせもこの年の3月の改正まででもありましたので、貴重なシーンではなかったかと思ってならない所でもありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190210/18/kousan197725/bd/a3/j/o0560044814353751812.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190210/18/kousan197725/bd/a3/j/o0560044814353751812.jpg?caw=800)
こうして、「ソニック32号」の発車時刻となりましたが、接続する列車が遅れていた事から、その発車を待つ事となりまして、その後接続列車が到着しましたが、到着しますと多くの乗り換え客がこの列車へ向けて走って行く姿が見られておりました。特に、接続列車の停車ホームも同一ホームではなかった事から、階段を昇り降りしないといけなかった事や、Uターン客であるがゆえ重い荷物を持っての移動でもあっただけに、乗り換えられるお客様の大変さがよくわかる気がした姿でもありました。
そして、「ソニック32号」は博多駅へ向けて発車して行きました。先述のように里帰りされていた方は本当に大変であった事が伺えておりましたが、考えてみましても、通常の「ソニック」もほとんどの列車が当時片側ホームでもありました4番ホームからの発車となっておりましたので、乗り換えの際必ず階段を通って行かないといけないと言う難題があったのが当時の大分駅ではなかったかなと思う所ではなかったでしょうか。