NO.2785 移転した後初めて収めたものです、長崎駅前バス乗場、移転後の路線バス等発着シーン | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 9月30日まで、長崎の玄関口でもありますJR長崎駅の前にありますバス乗場は、上の画像にあります高架広場下に設けられておりまして、主に北側(ココウォーク茂里町・神の島・西山台・女の都・長与・桜の里・福田など)を中心とした路線が発着しておりまして、上の画像のようにずらっと並ぶ姿さえも見られておりました。

 

 これらは、新地中華街(←9月30日まで長崎新地ターミナルと呼称)や、中央橋方面などから運行されている路線バスが主に運行されておりまして、特に長崎自動車(長崎バス)の発着シーンは圧倒的でもあります。

 

 やはり、前回もご紹介しましたように新地中華街にありますバスターミナルから一気に数台が出ていく姿も見られますし、それに加えまして中央橋方面からも運行されているバスも見られますので、上の画像2のように長崎バスのみの姿も見られているのもわからなくもないでしょうか(上の画像はいずれも改正前の9月撮影)。

 

 

 しかし、長崎駅の「アミュプラザ長崎」などの新駅ビルの工事に伴いまして、長崎駅前バス乗場は一時的に移転する事になりまして、以下画像の場所に移動しております。今回は、バス乗場変更後の路線バス等発着シーンに関しまして、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 10月1日より新たな乗場として設けられております長崎駅前のバス乗場であります。ここは、これまでの場所から少々北側の所に設けられておりまして、画像のように屋根付きのバス乗場である事もお分かりいただけます。尚、これは仮設との事でありまして、今後さらに長崎駅前の広場の整理がなされますと、その場所へさらに移動を余儀なくされる事にもなります。

 

 

 また、「長崎駅周辺再整備事業」・「長崎駅周辺立体交差事業」に伴いまして、新たに「出島メッセ長崎」の所からNHK長崎放送局前までの間に道路が整備されておりまして、それに加えましてNHK前の所に交差点も新設されております。実際に、以下画像がその新たに整備されました道路でありますが、長崎駅の西側から東側へ結んでいる事もお分かりいただけます。

 

 (奥が長崎駅・「出島メッセ長崎」方面)

 

 (新たに設けられた交差点)~左側がNHK長崎放送局

 

 また、長崎駅前着の路線バスでは、長崎駅前の「交通広場(以下画像の「バス」と記している所)で降ろす場合もあります。これは一般路線バスの他、長崎出島道路経由の「九州号(九州急行バス)」・「高速シャトルバス(長崎県営バス)」・長崎空港線「空港リムジン(長崎県営バス)」・「エアポートライナー(長崎バス)」が対象となっておりまして、より長崎駅に近くなる形で降車するようにもなります。

 

 

 さて、今回以下にご紹介します画像は、以下画像の新たな交差点の所から撮影を行っておりますが、特にバスに関しましては次々に発って行きますので、わずかな間でも多く収める事ができておりました。これまでは、画像の手前側にありますレンタカー店の所から収めておりましたが、新たな交差点が設けられた事で、より撮りやすくなったと言えましょうか。

 

 

 まずは長崎電気軌道の路面電車からご紹介します。「長崎駅周辺再整備事業」に伴いまして、路面電車も線路の整備が行われております。実際に、長崎駅前停留場の整備も行われておりますし、線路の移設作業も行われておりましたので、黄色の枠がそれを伺わせております。

 

 (500形電車506号)

 

 この撮影場所も、ちょうど交差点の部分にもあたりますので、空いている事もありまして、上の画像・以下画像のように撮影が行いやすくなっております。ただ、横には道路がありますので、その下の画像のように車がかぶりますとうまく収めたとは言えない事は仕方ない所ではありましょうか。

 

 (360形電車364号)

 

 (370形電車376号)~車がかぶってしまっている事はご了承ください

 

 

 ここからは、バス画像をご紹介しますが、まずは長崎県営バスであります。今回は路線車は3台を収める事ができましたが、いずれもKC-規制車&横浜市交通局(横浜市営バス)からの移籍車でありまして、多く導入していた事が伺わせております。これらも、KC-規制車である事から20年超となりますが、まだまだ活躍の場が見られている事が伺わせております。

 

 (1E63・三菱KC-MP717M)

 

 (0S20・いすゞKC-LV280L)

 

 (1S55・いすゞKC-LV280L)

 

 こちらは、「空港リムジン」用(6S51・KL-LV774R2)であります。このいすゞガーラに関しましても移籍車でありますし、元貸切車と言う経歴もありますが、先述のように「交通広場」止まりでもありますので、バス乗場先より左折している事もお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 ここでは、通過時に収めました2台もご紹介します。以下画像は長崎駅前ターミナルから長崎県営バス本局への「出島号」の回送シーン(S351・いすゞQRG-RU1ESBJ)でありますが、現在この路線自体4列シートが主となっておりまして、3列シートは車庫で休んでいる姿が見られております(詳しくは次回ご紹介します)。

 

 こちらは特別支援学校のスクールバスとして使用されております三菱エアロバス(6E17・三菱U-MS815S)であります。この車、スタイルからエアロバス前期である事もわかりますが、28年経過した今もこのような用途で運行する姿が見られておりますので、まだまだ元気な姿が見られるのもいいのではないかとも思います。

 

 

 ここからは、長崎バスであります。まずご紹介しますのは、「エアポートライナー」専用車(1568・いすゞQRG-RU1ASCJ)で運行されております「ながさき観光ルートバス」でありますが、「出島メッセ長崎」前にあります西口より回送する姿でもあります。尚、この「ながさき観光ルートバス」は、現在は「新型コロナウイルス」の感染拡大に伴い乗務員確保が困難となった事から運休となっております。

 

 

 ここからは、今回訪問も多く収めておりました路線車両であります。今回も車種別にご紹介しますが、それだけ多く見られていた事もお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 

 まずは、いすゞエルガであります。今回は縦角目2灯を5台、現行スタイルが1台でしたが、特に見られておりましたノンステップバスに関しましては坂道が多く見られるこの長崎の地でも運行する姿が見られておりますので、それほど低床化に積極的である事が伺うのではないかとも思います。

 

 【ワンステップ】

 (2114・KL-LV280N1)

 

 (2523・PJ-LV234ℕ1)

 

 (2526・PJ-LV234ℕ1)

 

 【ノンステップ】

 (1003・PKG-LV234N2)

 

 (1009・PKG-LV234N2)

 

 【現行スタイル】

 (1753・2PG-LV290ℕ2)

 

 

 こちらは日野車であります。ブルーリボンII・レインボーIIいずれも角目1灯であるのが特徴ではありますが、同じジェイバス架装車でもありますので、スタイルもいすゞエルガ・エルガミオに類似している事が伺わせております。それにしても、この時は立山線向けのレインボーIIも収めておりましたが、こういった中型車両で運行されている姿からもこの路線向けである事がわかる姿かなとも思う所ではありましょうか。

 

 (3207・LKG-KV234N3)

 

 (3621・SDG-KR290J1)

 

 

 ここからは、後のリ路線車であります。今回撮影車はいずれもいすゞ車でありますし、西工架装車も見られている事がわかります。しかも数が減っている58MC架装車までも見られていた訳ですので、まだまだ活躍の場が見られているのはいいのではないかとも思う所ではありましょうか。

 

 【58MC架装車】

 (1602・KC-LV380ℕ)

 

 【96MC架装車】

 (1704・KC-LV380ℕ)

 

 

 そして、長崎バスで最も多く導入されておりましたいすゞLVキュービックであります。現在は古い車でも廃車が進んでおります同車ではありますが、現在も主力車両としてKC-規制車を中心に多くの車が活躍しておりまして、今回訪問時でもそのKC-規制車4台の車を収める事ができておりましたが、これら車を見ましても、同じKC-規制車としても複数の形式が長崎バスには存在している事がお分かりいただけます。

 

 (1633・KC-LV380ℕ) 

 

 (1806・KC-LV380ℕ)

 

 (1929・KC-LV380ℕ)

 

 (2014・KC-LV380ℕ)

 

 

 こちらは、夜に長崎駅前バス乗場を収めたものです。この時は多くの通勤・通学客がバス乗場から乗車していく姿が見られておりまして、そういった姿からも高架広場時代の印象を残しているようにも思います。もちろん、ホームに入れなかったバスもその下の画像にありますように待機する姿も見られておりまして、その分乗車待ちも見られる事もわかるのではないでしょうか。

 

 (ホーム手前で待機中、3713・日野2SG-HL2ANBP)~ハイブリッド車

 

 

 今回は、バス乗場が変わった長崎駅前バス停のバス乗場変更後の路線バス等発着シーンをご紹介しましたが、「長崎駅周辺再整備事業」によりまして、高架広場から移転を余儀なくされた事に関しましては仕方がない所ではないかと思います。それでも、以下画像からもわかりますように多くの方々が利用されている姿を見ますと相変わらずではないかと思いますので、正直大事な乗場である事もわかるのではないでしょうか。それにしても、ご覧の皆様の中には存じていなかった方もいらっしゃるのではないかとは思いますので、今回の記事で存じていただければ幸いではあります。