番外 様々な車が運行する姿が見られます、今回訪問時撮影、熊本発着共同運行事業者の高速・特急車の姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 今回(1月4日)訪問時に撮影を行いました熊本桜町バスターミナルでは、ここまでご紹介しました一般路線バスなどとともに、これまでもご紹介しました高速路線バス・特急バスもこのバスターミナルから発着しておりまして、多くの本数が発着しております。

 

 今回ご紹介します高速路線バス・特急バスも、九州産交バスがかかわる路線で、九州内路線が福岡(「ひのくに号」)をはじめ、鹿児島(「きりしま号」)・宮崎(「なんぷう号」)長崎(「りんどう号」)・佐世保(「さいかい号」)・大分(「やまびこ号」)・延岡(「たかちほ号」)・湯布院・別府(「九州横断バス」)が発着しておりますし、本州向けで大阪・京都(「サンライズ号」・「あそ☆くま号」)へも運行されておりまして、日中利用・夜通し利用様々な姿が見られております。

 

 尚、「新型コロナウイルス」によります需要減もありまして、運休路線・運休便が出ております。掲載日の1月30日時点では、「りんどう号」・「さいかい号」・「たかちほ号」・「あそ☆くま号」が運休しておりますし、それ以外の路線でも減便となった路線も出ております。詳しくは、HPなどを参照していただきたいと思います。

 

 

 さて、今回訪問時では様々な高速・特急バスの車両も収める事ができておりましたが、現在運休中であります「りんどう号」の長崎県営バス便(E551・三菱QRG-MS96VP)では諫早市をアピールするラッピングが見られておりまして、NO.2599でもご紹介しましたが、諫早市の観光名所などがデザインされております。尚、ご紹介しておりますようにこの路線は掲載時の時点で運休しておりますので、再開されまして再びアピールする姿が見られればと思っております。 

 

 (側面)

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、上の画像の長崎県営バスの車以外にも今回訪問時には様々な高速・特急車を収める事ができておりました。今回は今回撮影しました、既に複数の話題でもご紹介しました九州産交バス以外の共同運行事業者の高速・特急車に関しまして皆様にご紹介してまいります。

 

 

 まずは、宮崎交通が運行します「なんぷう号」であります。宮崎交通の「なんぷう号」は、九州産交バス運行便が福岡~宮崎線「フェニックス号」に関わる事もありまして3列シート車で運行しているのに対しまして、昨年より3列シート車から後部パウダールーム付きの4列シート車による運行に改まっておりまして、いずれも日野セレガ(2TG-RU1ASDA)がこの路線に使用されております。

 

 (宮崎200か・460)

 

 (宮崎200か・490)~ご当地ナンバープレート

 

 (宮崎200か・491)~ご当地ナンバープレート

 

 これら3台は、令和3年3月(運休期間があったため実際は令和3年1月)まで運行されておりました、宮崎~大分・別府線「パシフィックライナー」で使用されていた車でありまして、廃止後「なんぷう号」に転用されております。それに伴いまして、「フェニックス号」宮崎交通便のセレクトシート車が全廃になりましたし、「なんぷう号」中心に使用されておりました古参のスーパーハイデッカー3列シート車も全廃になっておりまして、車両の動きも大きく見られていた中での転用でもありました。

 

 

 次は、「きりしま号」であります。まずは南国交通便(鹿児島200か・380、KL-RU4FSEA)でありますが、この車は導入当初はその下の画像にありますように、鹿児島市内~鹿児島空港線「エアポートシャトル」で使用されておりましたが、その後城山観光ホテル(現・城山ホテル鹿児島)のシャトルバスにも使用されておりまして専用塗装にも変更されておりましたが、現在は画像のように元の塗装に戻りまして運行されております。

 

 (「エアポートシャトル」時代の同車)

 

 この時には、幕回しが行われておりましたが、この行先表示の中には「さつま号」の大阪行きの行先が入っておりましたし、他にも福岡・人吉の行先も見られておりました。この車でしたら、もしかしますと「桜島号」の続行に使用歴もあったのではないかと思いますが、さすがに「さつま号」はより酷ではなかったかと思います・・・。

 

 

 次は、鹿児島交通便(鹿児島200か10-53、ADG-RD00)であります。この車は、本来でしたら鹿児島市内~鹿児島空港線「鹿児島空港リムジン」で使用されておりますが、この日は車両の都合でこの車の登板となったようでありました。これまでも私自身は拝見した事がありましたが、このように時々「鹿児島空港リムジン」の車両が「きりしま号」に使用される場合もありますので、今後もそのような姿は見られる事になるようではないかと思っております。

 

 (S.E.L.S(セルス)英会話ラッピング)

 

 

 次は大分バス運行「やまびこ号」であります。今回は2台の姿を収めておりましたが、いずれもラッピングの車両でありました。

 

 まず以下画像が12844(日野PKG-RU1ESAA)でありますが、この車に施しておりますのは、他の県内3事業者(大分交通・亀の井バス・日田バス)でも見られます「おんせん県おおいた」ラッピングでありまして、側面には公式側に原尻の滝・九酔渓・臼杵石仏・宇佐神宮が、非公式側には天ヶ瀬・別府温泉、真玉海岸・由布岳が見られております(詳しくは番外参照)。

 

 一方、もう1台(42178・三菱QRG-MS96VP)であります。この車に関しましては、これまでもご紹介しておりますように「国道九四フェリー」のラッピングでありまして、この日も青い車体の姿が見られておりました。

 

 

 そして、西鉄バスが運行します「ひのくに号」であります。「ひのくに号」は、昨年2TG-規制の三菱エアロエースの一部車両(「火の鳥塗装」)が博多営業所に転属しまして福岡~佐世保線「させぼ号」に転用されておりまして、それとともに「させぼ号」に使用されておりました車が「ひのくに号」に転用されておりまして、今回1082を収めておりました。

 

 (1082・いすゞQTG-RU1ASCJ)

 

 (8048・日野QTG-RU1ASCA)

 

 この他、西日本車体(西工)E-III架装車の日産デイーゼルスペースアロー(いずれもPKG-RA274RBN)も2台収めておりました。このうち、6105はハイビームまでLEDヘッドランプに換装されておりまして、それはライトの形を見ますとお分かりいただけるのではないかと思いますが、視認性向上を思えばわからなくはない所でもありましょうか。本当に、台数も減りつつこのタイプではありますが、いつまで活躍する事になるかはわかりませんが、1年でも長く元気な姿を見せていただければと思う所ではあります。

 

 (6104)

 

 (6105)~ハイビームまでLEDヘッドランプとなっています

 

 

 今回は、熊本桜町バスターミナルで収めておりました各事業者の車両に関しましてご紹介しましたが、この熊本では九州産交バスがかかわる路線にありまして、共同運行事業者としての姿を見せているのではないかと思います。特に、宮崎線に関しましては廃止になった路線からの転用車で宮崎交通便が4列シートによります運行に至ってもいますので、そう思いますとわからなくはない所ではあります。他に関しましても、これまでも活躍している姿あればはイレギュラーな部分も見られている場合もありますので、それはそれで楽しみな所ではないかとも思いますので、これからも様々な姿を見せていただければと思っております。