番外 この中に今回被災車両も・・・平成26年訪問時撮影、産交バス人吉営業所に所属していた小型車両 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 これまでも報道等でも報じられておりますように、去る7月4日に熊本県芦北・球磨地方を襲いました豪雨によります災害では、50名以上の死者が出ているなど、豪雨災害の凄まじさをも見せつけられておりまして、大変な災害となってしまっている事を伺わせております。
 
 実際に、特に被害がひどい人吉市内では、豪雨によりまして球磨川が決壊した事もありまして、市内では各地で浸水が見られておりまして、上の画像1(ヤフーニュースより)にもありますように市内では非常に残念な姿が見られておりました。
 
 また、画像2にあります産交バス人吉営業所(画像はKIKUSANさん画像提供(撮影は人吉営業所の方が撮影されております))におきましても、8日「Twitter」でも述べておりましたように、27台中25台が水没しておりまして、結果ほとんどの車が廃車となるそうであります。その中には、画像中央にありまして、番外でもご紹介しました人吉周遊バス「じゅぐりっと号」の専用車でありました、三菱ローザのボンネットバス架装車(熊本230あ・・35、KK-BE63EG改)も廃車予定との事でありまして、他の車に関しましても、私自身もこれまでも訪問時には利用した事がある分、正直残念としか言えようがない所でもあります。
 
 
 
 本当に、今回の豪雨災害では、この後の鉄道編でも述べますように、九州各県で橋梁が流出した所もありましたり、土砂崩れや崩壊など今回の豪雨災害の凄さを各地で見せつけておりまして、私自身も大変心を痛めております。その中でも特にひどいのが熊本県人吉市などの球磨川流域でもありますし、それ以外の地域に関しましても今後もさらに同様の被害がありかねないそうでもありますので、とにかく引き続き気を付けていただきたい所であります。
 
 
 さて、今回ご紹介しますのは、平成26年に訪問しました際に撮影しておりました産交バス人吉営業所の小型バスの姿に関しまして皆様にご紹介してまいります。尚、この中には災害前の時点で既に廃車となっている車もありますので、それに関しましてはご容赦いただきたいと思います。
イメージ 1
 
 
 この時は、平成25年12月以来約11ヶ月ぶりに熊本県人吉市に訪問しておりましたが、私自身にとりましても、「人吉産交」は訪問する定番の場所でもありました。

 

 この人吉営業所に関しましては、この頃の時点でも既に小型化が進んでおりまして、路線車両に関しましてはほぼ小型車と言ってもいい姿が見られておりまして、これからご紹介します車や、以下画像の「まめバス」として運行されておりますトヨタハイエースと言った車両も見られておりました。
 

 

 (熊本230あ35-06)
イメージ 4

 

 (熊本230あ35-07)
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 (上の2台+熊本230あ35-04)
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 画像が、現在の小型車の代表格であります日野ポンチョ(いずれもBDG-HX6JLAE)であります。これら車に関しましては、画像にもありますように1ドア車でもありますが、この所属車の中にはさるく人吉」として使用されておりました2ドア車も所属しておりました。
 
 (熊本200か・812&熊本200か・815)
イメージ 2イメージ 3

 

 

 

 次いで、かつての小型車両の代表格でありました日野リエッセであります。人吉営業所のリエッセに関しましては、KK-規制・PB-規制、そしてPDG-規制の3種が存在しておりまして、PDG-規制車はLED行先、PB-規制車以降にはフロントにフォグランプが設けられているなどの違いが見られておりました。

 

 

 (手前より、熊本200か・683、PDG-RX6JFBA 熊本200か・425、PB-RX6JFAA)
イメージ 4
 
 (熊本200か・216、KK-RX4JFEA)
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 (熊本200か・426、PB-RX6JFAA)
イメージ 6

 

 

 

 そして、U-規制の日野レインボーRB(いずれもU-RB1WEAA)であります。これら車も、いずれもトップドア車でありまして、産交バスの各地の営業所で見る事ができる車でもありましたが、撮影時にはこのうちの3台(1台は画像4)をこの人吉で見る事ができておりまして、活躍する姿が見られておりました。

 

 

 (熊本22か27-75)
イメージ 7

 

 

 (熊本22か28-67)
イメージ 8

 

 

 

 ここからは、撮影時人吉営業所に所属しておりました移籍車であります。撮影時の移籍車は、京王バスからの移籍車であります日産ディーゼルスペースランナーRN(KC-RN210CSN)が数台所属しておりまして、スタイルからも一見西日本車体(西工)架装のスタイルに見えますが、実際は富士重工架装であった訳ですので、こういった姿からも京王時代の面影が見られている事がわかります。
 
 (熊本200か・758)
イメージ 9
 
 
 今回は、平成26年訪問時に撮影しておりました、産交バス人吉営業所所属車の姿をご紹介しましたが、本当に、ご紹介しました車の中には現在まで現存している車もあった訳でもありますので、今回の豪雨災害での被害は正直悔やむ所ではないかとも思います。しかも、その後は新たな小型車両(日野リエッセIIなどと言った車両)も導入されていた事でより新しい車も見られていた訳でしょうから、より悔やまれる所ではないかとも思います。とにかく、このまま廃車となる車に関しましては正直無念ではないかとも思いますが、お疲れ様とも言いたいとも思います。
イメージ 10