番外 やはり今後は白一色での導入!?大分バス「サンライト号」用三菱エアロエース in 多久西PA | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、大分~別府・長崎線「サンライト号」は、大分交通・大分バス・長崎県営バス・長崎自動車(長崎バス)の4事業者で運行されておりまして、長崎県営バスが2往復で運行されている以外は、それ以外の事業者が各1往復で運行されておりまして、計5往復が運行されております。
 
 このうちの、長崎バス以外の事業者に関しましては、いずれも4列シート車が本務車両として運行されておりまして、これまで見られておりました3列シート車による運行も大きく減っております。それでも長崎バスに関しましては、使用車両が夜行として使用されていた車両を使用している事もありまして、座席が独立3列シート車でもある事もありまして、全4事業者の中では一番乗り得のある事業者であると言ってもいいかとも思います。
 
 
 さらに、大分バスに関しましては、今年の1月までは上の画像の3列シート車であります三菱エアロバス(42165・三菱PJ-MS86JP)が本務車両として運行されておりまして、長崎バスとともに3列シート運行便としての姿を見せておりました。しかし、後述の新車に置き換わった事もありまして、この車に関しましては予備車として所属先でもあります大分中央営業所にスタンバイする姿が見られておりまして、元々の担当路線でありました大分~熊本線「やまびこ号」や、大分~福岡線「とよのくに号」でも運行される姿も見られているそうであります。
 
 
 そして、私は42165に代わります4列シート車の三菱エアロエース(42184・2TG-MS06GP)を運行開始から約5か月(「新型コロナウイルスによります運休期間を含みます)経過したこのほどようやく佐賀県多久市の多久西パーキングエリアにて収めておりました。今回はその三菱エアロエースに関しまして皆様にご紹介してまいります。
 
 
 その前に、「サンライト号」は4月の改正におきまして、これまでの大分県日田市の萩尾パーキングエリアから、大分県九重町の水分パーキングエリア、そして多久西パーキングエリアにて休憩を行っております。また、休憩時間も15分×2となった事から、所要時間もその分延びておりまして、大分~長崎間が約4時間20分で運行されております。
 
 
 さて、大分バスの「サンライト号」と言いますと、私自身は三菱エアロエースの運行開始から約1ヶ月が経過しておりました2月の長崎訪問時にエアロエースが利用できるかと思っておりました。しかし、実際は以下画像の日野セレガ(12922・PKG-RU1ESAA)が代走で入っておりまして、残念ながら乗車する事ができませんでした(番外参照)。
 
 (車内)
 
 (座席)
 
 
 上の画像の12922もそうでしたし、今回導入されておりました42184と共通なのが、白一色の塗装であるのが特徴となっております。この白一色の塗装は平成29年に移籍導入されました以下画像の42182より始まりまして、上の画像の同じく移籍導入となっております12922、そして一昨年新車導入されました三菱エアロエース42183と白一色の塗装で導入されております。
 
 (42182・三菱KL-MS86MP)

 

 (42183・三菱2TG-MS06GP)


 
 その後も、以下画像にあります、既存車両であります42171、42169も白一色で更新されておりまして、さらに白一色の塗装が増えるに至っております。この姿からも、大分バスの標準カラー(!?)は白一色と言う事になるようであります・・・。
 
 (42171・三菱BKG-MS96JP)
 
 (42169・三菱PJ-MS86JP)
 
 
 そして、42183に次いで新車導入されました三菱エアロエースの42184であります。
 
 
 この車は、ご紹介しておりますように42183に次いで導入されたものでありまして、42183がこれまでのスタイルであったのに対しまして、42184は「新顔」のエアロエースでもあります。もちろん、大分バスでは初めての「新顔のエアロエース」でもありますので、上の画像のこれまでのスタイルとは違う事が伺える所でもあります。本当に、見ていてキリッとしている顔がまさに新顔である事を伺わせる所ではないかとも思いますし、飾りの部分もまるで角のようにも見える所がいいでしょうか。

 
 42184のリアです。窓のふちには、LEDシグネチャーランプも装備されておりまして、点灯時には青い光を発光するようにもなっております。尚、この装備はその前の42183から装備されておりまして、そう言った事から大分バスのMS06形式エアロエースでは共通の装備となっているようであります。
 
 (リアアップ)~ふちの部分にLEDシグネチャーランプが装備されております
 
 
 さて、この時の「サンライト号」は、「新型コロナウイルス」の需要減によりまして、利用者は数名程度しかいらっしゃいませんでした。私も、恐らくそんなにいらっしゃらないんじゃないかな?と予想しておりましたが、結果その通りでもあっただけに、本当にとんどもないはやり病が出たもんだと思ったほどでした。そして、42184も以下画像にもありますように雨の中の多久西パーキングエリアを長崎方面へ向けて発って行ったのでありました。
 
 
 所で、大分バスの「サンライト号」と言いますと、平成22年頃からこれまでは西肥バス長崎営業所で、それ以前は対岸になります長崎県営バス本局にて休憩を行っておりましたが、このほど茂里町の「みらい長崎ココウォーク」にあります長崎バスの車庫で休憩を行うようになったそうであります。これまでは共同運行事業者ではない事業者の車庫で休憩を行っていただけに、「サンライト号」の運行事業者でもあります長崎バスの車庫で休憩するようになったのも、長崎バスの車が大分バスの車庫(金池)で休憩している事を思えばわからなくはないのではないかとも思います。
 
 
 今回は、大分バスの「サンライト号」を多久西パーキングエリアで収める事ができましたが、ようやくこの車を収める事ができまして良かったと思います。本当に、顔を見ましてもキリッとしているのが印象的ではありますが、その一方白一色と言うのは正直残念かなとも思う所ではありますし、さらに新車・移籍車導入及び更新車でもこのような白一色の車が増えていくのかなとも思う所ではあります。とにかく、どちらにしましても今回ご紹介しました車は「サンライト号」用として導入されておりますので、今度見ます際には乗車までしましてリベンジを果たしたいとも思っております。