番外 13列シート三菱エアロエースも運行しています!しずてつジャストライン静岡~相良・静岡空港線 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 上の画像にありますように、JR静岡駅前にはバスターミナルがありまして、地元のバス事業者であります静岡鉄道のグループ会社でもありますしずてつジャストラインの路線バスが発着しております。

 

 しずてつジャストラインでは、様々な路線バスが運行されておりますが、それに加えまして塗装も複数存在しております。私自身も、あれ?と思わせるような姿がこの訪問時にありましたが、詳しくは後日ご紹介しますのでご覧いただきたいと思います。

 

 尚、バスターミナルはこの静岡駅前と近くに静岡鉄道の駅も存在します新静岡駅の所に新静岡バスターミナルも存在しておりまして、静岡駅前とともにメインターミナルとしての姿を見る事ができております。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、しずてつジャストラインの代表的な特急バスであります静岡~相良線と静岡~静岡空港線、そしてそれら路線の専用車として導入されております、今注目の車両でもあります13列シートの三菱エアロエースに関しまして、今回収める事ができておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 まず静岡~相良線は、新静岡・静岡駅前~牧之原市の相良営業所間に53往復(平日)も運行されておりまして、所要時間は約1時間10分で運行されております。

 

 (静岡200か・412、日野KL-RU4FSEA)

 

 運行間隔も、日中は1時間に3本程度ではありますがラッシュ時にはそれよりも多い本数で運行されておりまして、間隔も5分おきで運行される時間帯もあるほどでもありますし、複数の営業所(相良・丸子・鳥坂・浜岡)によります運行でもありますので、しずてつジャストラインではまさに重要路線に位置付けている事も伺えております。

 

 停車地は、以下の通りであります。運行区間の中には東名高速道路を経由する区間もありますので、基本的にシートベルト付きの車両が使用されております。

 

 新静岡~静岡駅前~静岡インター入口~東名焼津西~東名大井川~吉田インター入口~片岡北吉田特別支援学校~吉田町役場~根松牧之原警察署入口~榛原総合病院(経由しない便もあります)~静波海岸入口~相良営業所

 

 

 一方、富士山静岡空港線は新静岡・静岡駅前からは9本(復路も同程度の本数)で運行されておりまして、所要時間は約50分で運行されておりまして、航空便に接続が図られております。運行も、相良・鳥坂・浜岡の各営業所で運行されておりまして、こちらも複数の営業所で運行されている事が伺えております。

 

 (静岡200か・655、日野LKG-RU1ESBA)

 

 停車地は、こちらも東名高速道路を経由しますので、以下の通りとなっております。したがって、こちらも高速用の車両が使用されておりますので、ハイデッカー車であるならば、特にトランク容量も広くていいのではないかとも思います。

 

 新静岡~静岡駅前~静岡インター入口~東名焼津西~東名大井川~吉田インター入口~井口堺~富士山静岡空港

 

 

 これら路線の使用車両には、先述のように東名高速道路を経由しますので、高速用の車両が使用されております。また、需要もありますので座席は上の画像にありました車とともに、12列シート・60人乗りの車が導入されておりまして、最近導入車両にはUSBポートやWi-Fiも導入されておりますので、携帯電話・スマートフォン・タブレットを充電しながら車内でインターネットを楽しむ事ができるようにもなっております。

 

 (浜松200か10-75、三菱2TG-MS06GP)~唯一の浜松ナンバーである営業所、浜岡営業所所属

 

 (エンブレムの下にICカードやWi-Fiなどが装備されているステッカーが貼りつけ)

 

 

 そして、このほど導入されましたのが、画像の三菱エアロエース(静岡200か10-09、三菱2TG-MS06GP)でありまして、画像にもありますように新顔の三菱エアロエースであるのがお分かりいただけます。

 

 この新顔のエアロエースは、夏に導入されました1台(静岡200か・999)のあとに、10月に追加導入されました5台のうちの1台でありまして、現在計6台がこれら路線におきまして導入されております。やはり同形式であります、上の画像の浜松200か10-75としますと、引き締まった顔になっている事も伺えるのではないかとも思う所であります。尚、行先は白色のLED行先となっておりまして、これまでの橙色とは見栄えが違うのもわかります。

 

 

 そして、これら新車の座席が、ご紹介しておりますように13列シートの座席であります。

 

 従来、これまでは以下画像にもありますように最高で12列シートが最大ではありましたが、今回は1列増やして13列64人の定員を確保しておりまして、もちろんこのような例は日本初でもあります。これは1便当たりの輸送力を大きくするために三菱ふそうと共同開発したものでもあるとの事で、そう言った事から以下画像のシートと比べましても薄いのもわかります。尚、それでも各座席にはUSBポートが設置されておりますが、残念ながらシートを倒すリクライニング機構はできないそうであります。

 

 (同形式、浜松200か10-75のシート)

 

 

 所で、今回の訪問では、昼休みの時間帯に撮影を行っておりました。そんな際に今回の13列シート車がやってきましたので正直驚きつつもご紹介しましたように撮影に至った次第でもありました。やはり、この13列シート車自体が国内でも注目される車でもありましたので、そう言った車を収める事ができただけでも良かったとも思っております。

 

 

 この13列シート車に関しましては、シートが倒れないという事やシートが固いと言う理由からあまりいいようには述べられる方はいらっしゃらないようではあります。それでも、需要が元から高い路線でもありますので、4人でも多くの方が乗車できると言うだけでも、乗務員不足がささやかれている今を思えば逆に救世主になりつつあるのではないかとも思う所ではあるようです。私個人では、正直もの珍らさな印象が強い所ではありますが、やはりシートが倒れないと言うのは正直1時間以上乗車しないといけないと思いますと苦かなとも思う所ではあります。ご覧の皆様も、利用する機会があります方は利用してみては?と思う所ではあります。