番外 時々見る事ができております!九州産交バス「あそ☆くま号」による「りんどう号」での運行シーン | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 九州産交バスでは、熊本~大阪・京都線「あそ☆くま号」専用車を2台所有しておりまして、1台が「あそ☆くま号」の運用に就いております。

 

 これまでも当ブログでご紹介しておりますように、「あそ☆くま号」は、ほぼ同区間で運行されております、「サンライズ号」の廉価版として運行されているものでありまして、「サンライズ号」が独立3列シートで運行されているのに対しまして、「あそ☆くま号」は4列シートでの運行となっております。

 

 また、先述のように「ほぼ同区間」と述べておりましたが、「サンライズ号」が神戸経由であるのに対しまして、「あそ☆くま号」は神戸を経由しない形で運行されているのが特徴でもありまして、利用されます際には注意して利用していただきたいと思います。

 

 専用車は、いずれもハイデッカーであります三菱エアロエース(QRG-MS96VP)が使用されておりまして、熊本200か・968及び・969の2台が専用車として使用されておりまして、基本的にいずれか1台が「あそ☆くま号」の運用に就いております。

 

 

 (熊本200か・968)
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 (熊本200か・969)
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 そんなこの2台でありますが、先述のように2台が専用車として使用されている訳ではありますが、1台が「あそ☆くま号」として使用されているのに対しまして、もう1台に対しましては他の昼行路線におきましてイレギュラーとしての姿を見せる時も時々ありますので、それに関しまして皆様にご紹介してまいります。

 

 

 画像は、「あそ☆くま号」専用車によります福岡線「ひのくに号」でのイレギュラーシーンであります(平成26年撮影)。この時は、熊本200か・969が使用されておりまして、休憩地でもあります駅南車庫に駐車する所でしたが、その下の画像のように他の車との姿を見ましてもあまり違和感は感じさせられないのがわかるのではないかとも思います。
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 尚、現在この「ひのくに号」では、ICカード「くまモンのICカード」が使用できる路線となっております。したがって、この車にICカードリーダー等が装備されていないようですので、臨時の時以外は「ひのくに号」での運行はできないようになっているようであります。

 

 

 そして、現在その姿を時々見られますのが熊本~長崎線「りんどう号」でありまして、実際に「あそ☆くま号」による運行シーンを見る事ができております。
 

 

 「りんどう号」は、10月の改正までは7往復に減便されておりましたが、改正後は8往復に戻りまして、このうち4往復が九州産交バスによる運行でありまして、さらに3往復におきましては画像にもありますように偏心3列シートによる運行となっておりまして、主に画像の日野セレガ(初代、KC-RU3FSCB)が使用されておりまして、20年以上経過しておりますが、健在な姿が見られております。
 
 (熊本22か31-10)
 
 (熊本22か31-56)
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 (熊本22か31-58)

 

 

 一方、1往復におきましては4列シート車による運行となっておりまして、通常は福岡線「ひのくに号」などで使用されております車が「りんどう号」に使用されておりますが、それとともに「あそ☆くま号」に使用されております車も「りんどう号」の運用に入る事もこういった姿からもがお分かりいただけるのではないかとも思います。

 

 

 今回使用されておりましたのが、熊本200か・968でありましたが、この車にはコンセント・Wi-Fiが装備されておりますので、携帯電話・スマートフォンの充電・使用されます際にはふさわしい装備となっているのがこの車の特徴であります。以下画像は、長崎訪問時に熊本へ向かうシーンを収めておりましたが、やはり「あそ☆くま号」のラッピングも入っておりますので違和感さえも感じさせられる所でもあります。
 
 (「あそ☆くま号」ラッピング部分)

 

 

 私自身も、正直「あそ☆くま号」が4列シート車でもありますし、それゆえ4列シート運行路線でもありますので、そう言った事からこのようなイレギュラーシーンは4列シート運行路線において見られるのではないかとは思っておりましたが、正直このように「あそ☆くま号」専用車によります「りんどう号」で利用されます方にとりましてもラッキーなのではないかとも思っております。今後もこの様な姿が時々見られるのではないかとは思っておりますが、ご覧の皆様も利用されます際には1ランク上がった姿をも見ていただきたければとも思います。