番外 9月30日をもちまして廃止となりました、西鉄バス筑豊「1番系統」の「小竹・天道線」毛勝系統 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 当ブログでは、NO.2221・NO.2222におきまして、JR九州バスの「直方線」の支線区間でありました、飯塚線(新飯塚駅~宮田間)・福間線(福丸~福間駅間)の乗車記をご紹介しておりました。

 

 この2路線は、利用者減、そして最近問題となっております乗務員の人手不足などによりまして廃止される事になったものでありまして、実際に私も最終日であります去る9月30日に乗車してみましたが、利用者が少ない路線はやはり乗車されている方も少なく、廃止はやむを得なかったのかなと思ってならなかったほどでした。しかし、これらはいずれも宮若市コミュニテイバスとして継続されておりまして、完全廃止ではなかったのは良かったでしょうか。

 

 また、利用者が多い福間線の福間駅~イオンモール福津間で運行されております循環バスは、引き続きJR九州バス運行で継続されておりまして、こちらは利用者が引き続き多く見られる分良かったのでは?と思ったほどです。今後は、この区間が飛び区間となりますが、コミュニテイバスとともに引き続きの利用を期待したいものであります。

 

 

 さて、今回の改正では、ご紹介しておりますように飯塚市からはJR九州バスは撤退しました。したがって、以下画像の新飯塚駅にありましたバス停も、現在は宮若市コミュニティバスのバス停として継続しております。

 

 

 そして、前編NO.2221では、この9月30日をもちまして廃止となりました西鉄バス筑豊の路線もありまして、この記事におきまして車両の姿を車内におきまして収めておりましたし、これまでも私自身も収めておりました。今回は、JR九州バスの路線と同じく9月30日をもちまして廃止となりました路線に関しましてご紹介してまいります。

 

 

 それが、飯塚本社の1番系統でもあります、「小竹・天道線」の一部区間でありました、小竹上町~毛勝(けがち)間の路線でありまして、以下の運行区間となっておりました。

 

 新飯塚駅~飯塚病院~飯塚バスターミナル~幸袋・旧伊藤伝右衛門邸前~鯰田渡し~目尾~小竹上町~新多(にいだ)~小竹技術専門校~毛勝

 

 この路線では、約1時間に1本の割合で運行されていたとの事でありまして、同じく1番系統の赤池工業団地系統(~小竹上町~赤池工業団地)とともに運行されておりまして、飯塚バスターミナル~小竹上町間は約30分おきでの運行となっておりまして、飯塚バスターミナルからは以下画像の2番ホームから発車しておりました。

 

 

 使用車両は、画像の西日本車体(西工)96MCB型架装車の日産ディーゼルスペースランナーRM(KK-RM252GSN)によって運行されておりまして、画像の5734をはじめとします車が運行されておりました。

 

 所で、飯塚バスターミナル発車時点では「幸袋・旧伊藤伝右衛門邸」が目立っておりまして、「毛勝」は細かくしか記されておりませんでした(途中で表示が変わります)。実際に、その下の画像では幸袋・旧伊藤伝右衛門邸バス停も掲載しておりますが、ここには現在は宮若市コミュニティバスとなりましたJR九州バスの幸袋本町バス停も存在しておりまして、実際に途中区間までは並行してもいました。

 

 (行先アップ)

 

 (西鉄、幸袋・旧伊藤伝右衛門邸バス停、JR(現・宮若市コミュニティバス)、幸袋本町バス停)

 

 (時刻)~福岡方面「でんえもん号」も停車しています

 

 

 こちらは、逆に飯塚行きとしての姿です。行先表示には「小竹上町 幸袋」と記されている事から、途中での表示変更はないままであった事が伺えますが、飯塚発としては「幸袋・旧伊藤伝右衛門邸」と記されていただけに、毛勝方面発には「旧伊藤伝右衛門邸」は表示されていない事もこれからも伺える所ではなかったかと思います。

 

 

 さて、小竹上町~毛勝間は廃止されましたが、先述のように同じく1番系統の赤池工業団地系統~小竹上町~赤池工業団地)は運行を継続しております。ただ、運行本数は半減されておりまして、1時間に1本の割合で運行されております。また、廃止となりました区間に関しましても、「小竹町巡回バス」による運行となっておりまして、廃止となりましたバス停も一部のみとなっております。

 

 (5640)

 

 

 今回の毛勝方面の系統は、私も存じてはいましたが、残念ながら廃止当日の姿は上の画像の姿のみであった訳でしたので、正直時間さえあるならばうまく毛勝方面の姿も収めたかっただけに残念に思いました。それでも、上の画像や以下画像のように「毛勝」としての姿が収める事ができただけでも良かったのかなと思います。本当に、「西鉄バス筑豊」として廃止となりました事に関しましては正直残念ではありますが、「小竹町巡回バス」による運行としては継続している訳ではありますので、今後も住民の足を残していただきたいと思います。