この「ゆふりん」は、JRのダイヤ改正であります今年3月14日より運行を開始したものでありまして、運行本数は7往復でありまして、既に一般路線バスが別府~湯布院間で運行されておりますので、事実上の増便と言う形となっております。
使用車両は、上の画像にもありますように、西鉄バスからの移籍車でありますB型高速車(B高車)2台が「ゆふりん」の専用車として使用されておりまして(画像1、大分200か・402 画像2、大分200か・403、いずれも日産デPKG-RA274TAN)、車体にラッピングをまといながら運行されておりまして、以下画像のこの車の顔つきをご覧いただきましてもわかりますように、女の子をモデルとしたスタイルとなっております。
車内も、これまでの西鉄時代のB高車とは違った姿を見せておりまして、シートカバーに関しましても変更が生じております。シートカバーも画像のように「ゆふりん」のイラストが入ったイラストとなっておりまして、こういった所でもイメージが違っている事もお分かりいただけるのではないかとも思います。
(大分200か・402車内、赤色のシートカバー)
(大分200か・403車内、白色のシートカバー)
さて、そんな「ゆふりん」でありますが、今年10月より別府駅に延長が開始されておりまして、タイトルにもありますように利便性がこれまでよりも向上しております。したがって、以下画像のように「別府北浜」行きはなくなりまして、全便が別府駅発着に変更されております。
これに関しましては、乗車記をご紹介しましたNO.1653でも述べておりましたが、運行開始直後から「別府駅へ行かないんですか」と言った声が多く、結果以下画像にあります一般路線バスで別府駅へと行かなくてはなりませんでした。実際に私が乗車しました際も、「北浜から歩かんと行かんのか」とか、「別府駅に行かないんなら後のバスの乗らんといかんね」と言う声がありましたので、結果要望が実現した形となったようであります。
(画像はイメージです、大分22か20-52、日野KC-RJ1JJCA)
この別府駅発着便では、上の画像にあります一般路線バス(の車)が別府駅西口発着であるのに対しまして、こちらは別府駅東口発着であります。ですから、別府駅より「ゆふりん」に乗車します際には別府駅東口発着でありますのでお間違えにならないようにしていただきたいと思います。
尚、この「ゆふりん」別府駅発着に伴いまして、湯布院~別府駅西口発着の一般路線バスが1往復減便されております。それでも、実質別府駅~湯布院間が増便される結果につながってはいる訳ですので、引き続きの利用者を望みたいとも思う所であります。
私もこの報を聞いた際には正直やった!と思いました。何と言いましても、先述のように要望が実現する結果になった訳でもありますのでなおさらでもありますがね。本当に、この「ゆふりん」も「観光快速」であります。ですから観光客の方々がメインで利用する事が目的で運行されている訳でしょうから、この別府市の玄関口であります別府駅発着は利用者をより増やすには大変ふさわしい事ではないかとは思いますので、とにかく利用者が向上してくれる事を願いたい所であります。