番外 西鉄観光バス、「ホークス」・「マリーンズ」の選手輸送にはこの車が使われていました! | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 去る7月20日、福岡県北九州市の北九州市民球場では、「鷹の祭典 in 北九州」と称しましたプロ野球、福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの公式戦が行われる事になっておりまして、私自身も休みが重なった事もありまして北九州市民球場へと出向いておりました。

 「鷹の祭典」と言いますと、夏の「ホークス」の試合では恒例のイベントでもありまして、今年も北九州を含めまして、本拠地であります福岡ヤフオクドーム、さらに東京ドーム・京セラドーム大阪でも試合が行われまして、成績は6勝1敗と非常に高い勝率を誇っております。また、「鷹の祭典」開催中、来場者には必ずレプリカユニフォームももらう事もできる事ができておりまして、今年は黄色いユニフォームをもらわれた方もご覧の方にはいらっしゃるのではないかと思います。

 所で、上の画像1及び最後の画像の13・14では実際に北九州市民球場にやってきている所をご紹介しておりますが、この北九州市民球場があります三萩野地区には、画像のように「北九州メディアドーム」もありまして、ここには小倉競輪場もあるなど、スポーツに関しました施設もあるのがこの三萩野地区の特徴でもあります。
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 「鷹の祭典 in 北九州」と言う事で、沿線を走ります西鉄バス・西鉄バス北九州でも様々な所が見られておりました。それは、一部の高速路線バス・一般路線バスにおきまして運転士がユニフォームを着用しまして運転を行っておりました。このような姿は後に行われました福岡でも見られましたが、北九州でも実際に見られておりました。

 ちなみに、この日撮影しましたホークスと缶コーヒー「BOSS」とのコラボラッピング車(5767(門司)・日産デKL-UA452MAN)でありますが、この車も最近数年間はこのラッピングを行っておりまして、その都度若干の変化も見られておりまして、今年の仕様が画像のような仕様であります。実際に車体に書かれております「熱くなれ」などが今年のスローガン「熱男」からである事もわかるのではないかとも思いますね。
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 さて、北九州市民球場では4台の西鉄観光バスの貸切車の姿がありました。これらはいずれも選手輸送として福岡から約1時間ちょっとかけてやってきておりまして、各球団2台ずつでやってきておりました。しかも、この各2台はいずれも同タイプの日野セレガではありましたが、いわゆる新旧での姿が見られておりましたのでご紹介したいと思います。

 まずは「ホークス」の選手輸送として使われておりました日野セレガであります。今回は8101・8201の2台が使用されておりました。
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 「ホークス」の選手輸送と言いますと、これまではJR九州バスが運行を行っておりまして、選手専用の貸切車の中にはこのために王貞治選手会長が監督時代に付けられていた背番号「89」にあやかってRED番号を改めた車も存在しておりまして、実際に選手輸送として使用されておりましたが(参照)、近年は西鉄観光バスが運行するようになっております。

 今回の使用車両は、8101・8201と元九州観光バスの車両が使用されておりましたが、これまでの使用実績からもこれら車が優先的に使用されているのではないかと思われます。まず、8101(ADG-RU1ESAA)は平成18年に旧九州観光バスにて導入、九州観光バスにとっても珍しい純正車での導入となっておりました。
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 8101の高速続行として使用されていた時の画像です(平成25年撮影)。この頃までは九州観光塗装のままで残されておりまして、九州観光バス時代の姿を残しておりました。その後、現在の「青鳥塗装」に塗装変更、上の画像の姿へと至っております。
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 一方、8201(PKG-RU1ESAA)も翌平成19年に九州観光バスに導入されておりまして、2年連続で純正車による導入となっておりました。しかし、翌平成20年に九州観光バスが西鉄観光バスを吸収合併した事から、新たな西鉄観光バスの車としてこの車も現在に至っております。
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 さて、「ホークス」の選手を担当した車がいずれも九州観光バスからの車であったのに対しまして、「マリーンズ」の選手を担当した車はいずれも今年導入の新車でありまして、7933・7934の2台が使われておりました。
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 これら2台は、いずれも日野セレガでもリミテッドエディションでありまして、他の2台(7932・7935)も同様の姿でもあります。ですから、リミテッドエディションと言う事でフロントのLEDオーナメントランプが取り付けられていない事がお分かりいただけるのではないでしょうか。

 (7933)
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 (7934)
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 今回その4台をご紹介しましたが、「ホークス」の場合が元九州観光バスであった2台、「マリーンズ」の場合は今年導入の新車2台であった訳ですので、いわゆる新旧の2台が見られた事がお分かりいただけるのではないかと思います。私も、この姿が見られるとは、かついずれも純正車で見られるとは思わなかっただけに、正直驚きじゃありましたがね。

 さて、肝心の「ホークス」対「マリーンズ」の「鷹の祭典 in 北九州」でありましたが、試合開始予定2時間前に激しい雨に見舞わせておりまして、グラウンド内もびちゃびちゃになっていた事もありまして試合開始自体が17時開始を30分遅らせて17時30分開始としておりました。しかし、そのグラウンドコンディションが悪かった事から残念ながら中止、しかも中止発表後にも大雨が降った事もありまして、どちらにしても中止はやむを得なかったのかなと思ったほどでした。
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 現在、北九州市民球場では連敗中でありましたので、その連敗を止めるためを思いますとこの試合は行ってもらいたかったと言うのが本音じゃありましたがね。しかし、グラウンドコンディションが悪かった事を思いますと仕方なかったなと思います。それでも、現在「ホークス」は首位を独走しております(3日現在)ので、優勝するように頑張っていただきたいですし、バスに関しましても福岡空港や博多駅などへの選手輸送として残りのシーズンでも見られるようでもありますので、どちらにしましても最後まで頑張っていただきたいと思いますね。
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 8月4日、ご覧の方からのご指摘により文章修正