番外 岐阜の名鉄車両の拠点、茶所検車区撮影記(その2、「赤電」検車区入出庫編) | コウさんのコウ通大百科 PART3

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鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しています。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)
令和6年10月記事より更新は夜間から朝に変更しています。

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 前回NO.1599よりご紹介しております、岐阜地区の名古屋鉄道(名鉄)車両の拠点でもあります、茶所(ちゃじょ)検車区の撮影記の話題の続きを今回もご紹介してまいります。

 この検車区は、前回もご紹介しましたように、名鉄岐阜駅からは2駅しか離れていない場所に存在しておりますので、駅からは近い分多くの回送列車も設定されておりまして、今回訪問時(昼休み時間)約40分の間にも数本の回送列車の姿も見る事ができておりました。それとともに、画像1の特急列車や急行・普通列車と言った旅客列車も運行されておりまして、この区間の運行需要が高い事も伺う事もできておりました。

 さて、今回その2は「赤電」と呼ばれますいわゆる一般車両の入出庫編をご紹介してまいります。

 画像2にもあります3500系4両+3100系2両で構成されました豊橋行き急行の編成は、実はこの検車区から始まっておりまして、先頭2両が3100系のトップ編成であります3101F(←名鉄岐阜 3201+3101)、そして後方が3500系の5次車にあたります3531F(←名鉄岐阜 3631+3681+3581+3531)が連結されておりました。本当に、画像からではわかりませんが、あとで調べまして3100系のトップ編成が連結されていたのには驚きじゃありましたがね。
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 所で、入庫の際には茶所駅の名古屋方面ホームに一旦停車しましてから入庫するようになっていた事を前回ご紹介しておりましたが、名鉄岐阜駅への回送列車は検車区を出ますと茶所駅は通過しまして、名鉄岐阜駅へと回送するようになっております。この違いが入出庫の違いであるとも言えるのではないでしょうかね。
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 次は、6000系の出庫シーンであります。6000系は、初期車が側面窓が固定窓となっているのが特徴でありまして、5次車以降が独立窓になっておりますので、この違いから画像の車両が初期車である事がお分かりいただけるのではないかと思います。尚、この編成は調べますと6007F(←名鉄岐阜 6207+6107+6307+6007)の編成でありまして、昭和52年製の2次車でもあります。
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 (茶所駅通過)
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 そして、今度は3500系4両+3100系2両の、先述の3531F+3101Fとの編成と同様の編成であります。この編成は、画像にはありませんが、急行として名鉄岐阜駅までやってきておりまして、折り返し回送列車としまして茶所検車区にやってきたものであります。
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 この編成は、上の画像のように一旦茶所駅に停車後に茶所検車区に入ってまいります。その際には前回もご紹介しておりましたが、茶所駅自体は4両分しか有効長がない事もありまして、一旦停車の際には後方2両がはみ出るような形になっております。

 画像が、茶所検車区に入ってきた姿であります。今回の編成は先述のように3500系4両(←名鉄岐阜 3622+3672+3572+3522)+3100系2両(←名鉄岐阜 3214+3114)でありまして、ともに3扉一般車両でもあります。
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 左が、3100系3114号、右が3500系3622号であります。ちょうど踏切上で一旦停止となりましたので収める事ができましたが、これらも形式が左右とも違う訳ですので、この姿からはわかりにくいのではないかとも思う所でもあります。
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 所で、名鉄車両には戸袋窓の部分に広告が貼られている車両が存在しております。画像の3622号に関しましてもその下の画像でもありますように中京競馬場のラッピングが貼られておりまして、沿線でもある訳ですので、しっかり宣伝を行っている事を伺う事ができておりました。
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(「中京競馬場」アップ)
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 今回は、「赤電」にピックアップしながら茶所検車区の出入庫シーンをご紹介しましたが、本当に赤一色は特急車両に比べましても目立つ存在である事がわかるのではないかと思います。本当に、列車によっては長駆を走ってきて休憩・・・と言った所も見られるようですが、このようなシーンが見られるのも、まさに車庫がある所ならではかなとも思う所でもありますね。
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