その専用車には、上の画像1・2にあります3E51(三菱KL-MS86MP)の例をご覧いただきますとわかるのではないかと思いますが、必ずドア横の1番窓部分に荷物置場が設置されておりまして、実際に橙色のバーがある部分がその荷物置場にあたる部分であります。
その荷物置場も、これまで長崎空港線に使用されていた車、あるいは使用されていない車でも同様の装備となっておりまして、まさに前回でもご紹介しました共通化に関係しているのではないかとも思います。やはり、今後長崎~佐世保線から長崎空港線に転用、あるいは逆の事も考えられますので、そうなっているのもわからなくはないでしょうかね。
さて、長崎県営バスには今年に入りましてからも移籍車によります高速車・貸切車が相次いで導入されておりまして、このうちの1台が今回当ブログのタイトルにもありますように長崎~佐世保線専用車に新たなラインナップとして導入されております。
特に導入されているのが、以下画像にあります日野セレガR(KL-RU4FSEA)でありまして、今年に入りまして貸切車を含めまして以下の表にありますように7台が導入されているとの事でありまして、高速車に関しましてはいずれも「空港リムジン」タイプ車に改造されているのも特徴であります。尚、画像の車は一昨年に移籍導入されておりました同タイプの車(7A52)であります。
画像が、今年移籍導入されました日野セレガR(6A60・形式同)であります。この車が新たな長崎~佐世保線の専用車としましてこの夏から運用を開始しております。
この車は平成16年式でありまして、この車を含みます今年移籍7台とも同年式でもあります。尚、この車の前事業者に関しましてはわかりませんが、おそらくは大阪の事業者からの移籍車のようでありまして、富山の中古車屋を通じて購入したようであります。それにしても、このセレガR自体も長崎県営バスには「りんどう号」として使用されている車のように自社発注車として導入されてはおりますが、それとともにこのように移籍車が導入されている訳ですので、このセレガRの割合も高くなった事も伺えるようであります。
現在この車を含め、3台が矢上営業所に所属しておりますが、他にも「空港リムジン」や「高速シャトル」に使用されている車が2台諫早営業所に所属しておりますので、急にこの日野セレガRの割合が増えている事が伺えるようであります。今後その面に関しましては長崎まで訪問した際にその姿を収めたいとは思っておりますが、それほど最も割合が多い三菱車に次いでの割合に来ている事は間違いないようであります。
(長崎県営バス今年導入日野セレガ移籍車一覧) 6A57 長崎200か ・896 諫早 リムジン・高速シャトル用 6A58 長崎200か ・895 諫早 リムジン・高速シャトル用 6A59 長崎200か ・925 矢上 長崎~佐世保線用 6A60 長崎200か ・924 矢上 長崎~佐世保線用 6A61 長崎200か ・930 矢上 長崎~佐世保線用 6A62 長崎200か ・911 ? 貸切 6A63 福岡200か29-51 福岡 貸切