この朝倉街道駅の向かいに、今回ご紹介します以下画像の西鉄朝倉街道バスセンターがありまして、鉄道→バスへダイレクトに乗り換えが可能になっております。
この朝倉街道バスセンターからは、朝倉市の甘木・原鶴・杷木方面への路線バスが発着しておりまして、先述のように鉄道→バスの利用も非常に多いのも特徴でもあります。
このバスセンターの乗場は、甘木・杷木方面は画像の1箇所のみでありまして、JR二日市方面に関しましては、向かい側の朝倉街道駅側にバス乗場が設けられております。尚、バスセンター内は1階のバス乗場の所に中古パソコンショップが、この他1階に食堂などが、2階には学習塾や歯科医院も設けられております。
また、2階にはこの朝倉街道バスセンターからの甘木・原鶴・杷木方面への路線バスの案内看板も設けられております。こうして見ましてもここからそう言った場所へ運行されているんだというのが実感できるのではないでしょうか。
所で、現在右端はかつて使用されていたと思われる看板の跡が残されておりました。これは、おそらく「日田」・「高塚」と表示されていたのではないかと思われましたが、こういった跡を探り出す事で当時の姿がしのばれるのではないでしょうか。
この朝倉街道バスセンターからは、かつてその日田・高塚方面へ日田バス運行で急行バスが運行されておりました。使用車両も、以前は元高速用の西日本車体(西工)S型やC-Iボディ車が使用されておりましたが、廃止(西鉄区間)までの間は画像のB型中型トップドア車(画像は202・日野KC-RJ1JJHA)が使用されておりました。しかし区間短縮に伴いまして、平成24年9月末をもって廃止となっております。
今回の撮影時には、甘木行きのバス(5824・日産デKL-UA452MAN)の姿がありました。この朝倉街道バスセンターからの乗客も、先述のように列車利用の方がバスに乗り換えていた方がほとんどでありまして、鉄道とバスがうまくつながっている印象さえ感じられました。やはり実際に接続もありましたら利用されるのもわからなくはないでしょうか。
私も今回初めてその姿を見る事ができましたが、タイトルにもありますように甘木・杷木方面のバスセンターとしての印象が高かったようにも思う所であります。しかも、かつては日田・高塚方面もこのバスセンターから発着していた訳ですので、それからしますと時代の流れと言う所でもあります。