番外 大分バス「やまびこ号」、4年ぶり乗車の記録 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 熊本~大分線の特急バスであります「やまびこ号」は、今年の7月に九州産交バスの日野セレガ(NO.1187参照)で乗車しました記録をご紹介しましたが、今回大分バスに関しても実に4年7ヶ月ぶりの乗車を果たす事ができました(平成20年5月以来)。
 実際に画像の42157(三菱KL-MS86MP)も、平成20年1月に利用して以来でしたので、まもなく5年になろうとしておりますが、この間にも連日のように大分~熊本間を往復しておりました。

 この車は、大分バスの「やまびこ号」専用車の中では唯一他の路線からの転用車でありまして、平成16年の新製導入から平成19年までは大分~長崎線「サンライト号」で使用されていた車でして、その年から現在まで「やまびこ号」として運行されておりました。

 尚、当時の記録では折戸タイプであります画像のこの年の新製導入車(42165・三菱PJ-MS86JP)が当初「やまびこ号」に使用されるも、その後「サンライト号」に転用されるようになり、それに伴い、スイング扉の42157が転用されるようになったのか不思議な印象であった事を覚えております。
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 さて、そんな車内は画像のように偏心3列シート車で構成されております。尚、画像は途中停車地でもあり休憩場所でもあります道の駅すごう(大分県竹田市)で撮影したものですが、この日はこの時点でも10数名の利用はあっておりました。やはり、これまでも述べておりますように豊肥線が寸断されている事もありまして、熊本から大分間の重要な交通機関である事には間違いないようです。
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 そんなこの車には引き続きBS放送が行われておりました。最近は九州産交バスでのビデオ(DVD)の上映が廃止されましたり、同じ大分バスでも福岡線「とよのくに号」でのBS放送及び他社のビデオ(DVD)サービスが廃止される中、こうして継続されている事はありがたい事でしょうか。尚、地デジ化もこの車では行われておりまして、山間部でもきれいな映像を受信しておりました。
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 さて、ここまでは車内をご紹介しましたが、ここからは外観を。
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 この車の特徴としまして、以下画像のように仮眠室が設置されております。この仮眠室は、夜行運行を考慮したものでありまして、実際に大分~名古屋線「ぶんご号」の続行として使用された事もあります。尚、現在夜行では使用されていないようですので、今となれば「空いたスペース」と言う印象でしょうか。
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 今回私は、大津駅南口から大分トキハ前まで利用しましたが、12月24日番外でもご紹介しましましたし、今後もご紹介します災害区間も通るなど、比較的過酷な区間も見られます。やはりこれまで導入から3年間の高速道路ばかりと比べますと酷な印象は否めませんが、これからもさらに往復していただきたいと思う所です。
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